6つの常任委員会のうち、前号に引き続き3つの委員会の活動を紹介します。
経済警察委員会
経済警察委員会は、10月12日、和歌山市に本社・工場を有する株式会社インテリックスを訪問し、DXの取組等について調査を行いました。
まず、会社概要等について説明を受けた後、国内最大級のカーテン縫製工場等を視察しました。そこでは、リアルタイムで生産状況を「見える化」することによる生産効率や品質向上の取組のほか、テレビ電話を利用し、販売店から顧客が工場のアドバイザーに直接質問することができる独自システムなど、販売面も含めたIoTの活用について調査しました。また、ベトナムからの外国人技能実習生の状況などについて、意見交換を行いました。
経済警察委員会では、今後も本県の産業・雇用施策等のさらなる充実、県民の安全・安心の実現に向け取り組んでいきます。
福祉環境委員会
福祉環境委員会は、10月12日、東洋ライス株式会社和歌山本社(和歌山市)と株式会社南紀白浜エアポート(白浜町)において調査を行いました。
まず、東洋ライスでは、独自の米加工技術による商品での健康に関する実証実験や大学との共同研究の結果、また、米のとぎ汁を有機肥料に加工するなどの、循環型農業実現を目指す取組等について調査を行いました。
次に、南紀白浜エアポートでは、地域活性化に向け、自治体や他企業と連携した様々な取組や、太陽光発電の自家消費のほか、周辺施設や地域への電力融通も目指す取組などについて調査を行いました。
福祉環境委員会では、今後も全ての県民が健康で活気のある暮らしができるよう取り組んでいきます。
文教委員会
文教委員会は、県立高等学校における外国語教育と、国際交流の実践状況について調査することを目的に、10月12日に和歌山市にある県立星林高等学校を訪問しました。
まず、校長先生からカリキュラムや進路など学校の概要について説明を受けた後、県内ではじめて設置された国際交流科における外国語教育や国際交流の取組、進路の状況について聞き取りを行いました。
その後、調査時に訪日中であったタイの高校生との交流授業を視察しました。
文教委員会では、今後とも学校教育や生涯学習の推進等、教育全般の充実に向け取り組んでいきます。