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令和2年 9月定例会号 主な記事

Topics 議会活動の紹介

紀伊半島三県議会交流会議

紀伊半島三県議会交流会議の写真7月17日、和歌山・三重・奈良の三県の県議会議員が共通の課題等について意見交換を行う「第14回紀伊半島三県議会交流会議」が岩出市で開催され、本県からは岸本健議長をはじめ10名の議員が参加しました。

「過疎地域の持続的な発展」及び「大規模広域防災拠点の整備」の2議題について、各県から議題の提案趣旨説明や取組事例等の紹介が行われた後、三県の議員28名により議論が行われました。

会議では、今年度末に現行の過疎地域自立促進特別措置法が失効することを踏まえ、国に対し新たな過疎対策に係る制度の充実と財政的な支援を要望することについて、また南海トラフ地震などの大規模災害に備えた広域防災拠点の早期整備について、三県が連携し、国に要望していくことに合意しました。

会議終了後、紀州根来塗り作家の伊藤惠氏により、「根来と一乗閣(旧県会議事堂)」と題し、現在、岩出市根来に移築されている旧和歌山県会議事堂の歴史等についての講演が行われました。その後、岩出市根来の「ねごろ歴史の丘」において、「旧和歌山県会議事堂」、「根来寺遺跡展示施設」、「ねごろ歴史資料館」の見学を行いました。

伊藤惠氏による講演の様子
伊藤惠氏による講演の様子
旧和歌山県会議事堂の見学の様子
旧和歌山県会議事堂の見学の様子

関西広域連合議会8月定例会

令和2年8月27日、関西広域連合議会8月定例会がリーガロイヤルNCB(大阪市)で開催され、本県議会からは、宇治田栄蔵議員、鈴木太雄議員、藤本眞利子議員、楠本文郎議員の4名が出席しました。

会議では、楠本議員が一般質問に登壇し、気候変動問題、コロナウイルス感染症の拡大防止、Go To トラベル事業について質問しました。その中で、気候変動問題については、近年の異常気象や豪雨災害などを例に、気候変動への対応は待ったなしの課題であり、関西広域連合として、現状の危機的状況の把握と啓発、管内府県市の先進事例の紹介、目指すべき方向性の共有を図ることの3点が役割ではないかと質問しました。さらに、それぞれの自治体において、具体的な行動計画を立てていくことが大事であるとの考えとともに、そのイニシアティブを関西広域連合がとっていくべきではないかとただしました。

楠本 文郎 議員の写真
楠本 文郎 議員

この質問に対し、広域環境保全局副委員の西嶋栄治滋賀県副知事からは、指摘のあった3点の役割は大変重要であるとの考えとともに、住民・事業者への啓発や構成府県市の優良事例の水平展開を図るなど、関西全体のレベルアップに取り組んでいきたいとの答弁がありました。また、それぞれの地域の実情や考え方に合わせた温室効果ガス排出量の削減目標を盛り込んだ計画を策定して、取組が進められているところであり、関西広域連合として、構成府県市の目標が達成できるよう後押ししていきたいとの答弁がありました。


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