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令和2年 2月定例会号 主な記事

世界とつながる愛着ある元気な和歌山〜県民みんなが楽しく暮らすために〜

予算特別委員会 質問委員(6人)
3月10日(火)
岩田 弘彦
奥村 規子
玉木 久登
3月11日(水)
長坂 隆司
濱口 太史
中本 浩精
令和2年度
当初予算を可決一般会計当初予算額5,905億円
人、仕事、命、暮らし、地域、さまざまな人のイラスト
 予算特別委員会では、知事から提案された当初予算案について集中審議しました。主な質疑は次のとおりです。
問橋本市の恋野橋南詰交差点の交通安全対策について
答
恋野橋南詰交差点の交通安全対策については、関係機関と協議を重ね、警察としては、県道橋本五條線を優先道路とし、県道山内恋野線と市道側に一時停止規制を実施するとともに、全方向に横断歩道を設置しています。また、今回供用された区間の北側道路の幅員が狭いことから、恋野橋南詰交差点から国道24号に至る区間については、大型車通行止め(時間規制)と30キロの速度規制を引き続き実施しています。なお、信号機の設置については、通行車両や横断者等の安全確保と交通の円滑の観点から、その必要性、緊急性等を勘案した上で、順次、整備を検討していきます。
問カジノを含むIR誘致に係るギャンブル依存症について
答
国は、IRの整備を通じて、観光立国政策への貢献や、地域経済の振興を目指す一方で、懸念されるギャンブル依存症への対策として、入場料の賦課や入場回数制限、本人や家族申告による入場制限措置など、重層的で多段階的な厳しい規制を設けています。加えて、本県では独自の取組として、依存症対策専門員の配置や、あらかじめ利用上限額の設定をするチャージ式の「IRカード」の導入などを事業者に求めることで、カジノに起因するギャンブル依存症は排除できると考えています。
問農業技術開発における大学等との連携について
答
県の農林水産関係の試験研究については、現場ニーズを的確に捉えたものとするため、平成24年度より、農業者の方々やJA、行政機関などから広く研究テーマを公募し、外部有識者による審査を経て決定するプロセスに変更するとともに、予算額も倍増しました。今後、機能性研究や遺伝子情報の活用、ICTを活用した生産管理手法など、県の試験場だけでは実施困難な課題も増えてくると考えており、専門的な知見を要する研究について、大学等と情報交換を行うなど、協同で取り組んでいきます。
問農業分野における外国人大学生インターンシップ等の受入れについて
答
外国人大学生インターンシップなどは、大学の教育課程等の一環として実施されるもので、農家の労働力を確保する目的に活用することは難しいと考えています。しかし、農業者の減少や高齢化が進む中、農業労働力、とりわけ果樹の収穫など季節的雇用の確保が産地における重要な課題となっていることから、県では来年度の新政策として、JAグループと連携し、求人情報等を発信することとしており、外国人労働者も含め県内外から広く労働力を確保していきたいと考えています。
問津波避難困難地域における県営住宅の整備について
答
串本町との間で、基本計画について合意に至っており、建設地は串本町役場移転後の跡地としています。1階を地域の方々が利用するイベント広場とコミュニティバスのターミナルに、2階を県営住宅入居者用の駐車場に、3階を集会室等に、4階から7階を住戸に、屋上を避難スペースにする計画です。
問紀淡海峡ルート、四国新幹線整備の実現に向けた取組について
答
北陸新幹線(敦賀〜大阪間)のルートが決定したことから、次の整備計画が策定される可能性が高く、紀淡海峡ルートを通る四国新幹線もその候補であるので、本県にとってはチャンスだと考えています。四国新幹線は、紀淡海峡ルートを含め、複数の海峡部を通過する可能性があり、新たに発生する交通の流れや誘発需要などの整備効果が一層あると考えています。今後も、沿線でのさらなる気運醸成を図り、早期の整備計画への格上げを目指していきたいと考えています。
議会の様子

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