総務委員会では、9月24日と10月2日に和歌山市や紀の川市において調査を行いました。

和歌山市では、政府機能の地方移転の一環として開設され、統計業務の最先端であるデータ利活用に関する業務を行う「統計データ利活用センター」と併設の「県データ利活用推進センター」で調査を行い、統計業務の重要性等について説明を受けました。また、公益財団法人和歌山県人権啓発センターにおいては、各種人権施策の現状や課題について調査を行いました。

紀の川市では、4月に結成された市消防団本部近畿大学部（近畿大学生物理工学部）を訪問し、結成経緯等の説明を受けるとともに、団員である学生からは入団のきっかけなどを伺い、その後、放水訓練の様子を見学しました。

総務委員会では、今後も、地方創生や災害対策、人権尊重など、住みよいまちづくりのために取り組んでいきます。

建設委員会では、県当局とともに、道路、河川、港湾等の社会基盤整備や、大規模災害に備えた減災・防災対策に取り組んでおり、施設の整備状況等を把握して県政に反映させるため、8月1日から2日にかけて県や国の道路工事、県の災害復旧工事、市街地再開発の建設工事等について調査を行いました。

道路関係では、国道371号の（仮称）新紀見トンネルと石仏バイパス、国道370号阪井バイパス、国道42号の有田海南道路・冷水拡幅、同すさみ串本道路の各事業・工事について、災害対策関係では、和歌山下津港災害対策等緊急事業（雑賀崎金属団地）について、再開発関係では、和歌山市駅前地区第一種市街地再開発事業について、このほか南紀白浜空港の民間運営について、現地調査を行いました。

建設委員会としては、今後も、安全で豊かな県土づくりに取り組んでいきます。

経済警察委員会では、10月8日に県内調査を行いました。

まず、上富田町の丸編み生地メーカーである株式会社ヤマヨテクスタイルでは、事業の概要とともに、長年本県で事業展開してきた中でのメリット・デメリットなど、現場の生の声をお聞きし、意見交換を行いました。

県警察航空隊（白浜町）では、空からの追跡・捜索や水難・山岳遭難者の救助活動などについて、また、本年導入された新型の県警察ヘリコプター「きのくに」の性能や装備、運用状況などについて調査を行いました。

白浜警察署では、留置施設の設備や運用状況について、また、警察官の装備品や映像射撃シミュレーター装置を用いた射撃訓練の実際について、調査を行いました。

経済警察委員会では、今後も、本県経済の振興に大きな役割を果たす中小企業の振興、また、県民の安全・安心の実現のため、全力で取り組んでいきます。