フグ毒の危険性

 フグを食べたことによる死亡事故は素人料理によるものがほとんどです。
 釣ったフグを自分でさばいて食べるのはやめましょう。
 フグの処理には正しい知識と技術が必要です。

1 フグ毒は猛毒です

 フグ毒はテトロドトキシンと呼ばれる物質で、神経系に作用し、麻痺による呼吸困難を引き起こすことがあります。フグ毒に特効薬はなく、高い致死率が特徴です。

 フグ毒の毒力は猛毒である青酸カリの約1000倍とも言われ、また300度の加熱によっても分解しないので、煮たり焼いたりの調理でその毒力が失われることはありません。フグの有毒部位を食べた場合、数十分から3時間ほどでしびれやおう吐などの中毒症状を起こします。症状が重い場合は、意識の混濁や呼吸困難があらわれ死に至ることがあります。

2 素人料理はやめましょう

 フグには種類鑑別の難しさがあり、食用にするためには専門的な知識と技術が必要です。
 フグ毒による食中毒のほとんどは、自ら釣ったりフグや知人から譲り受けたフグを十分な知識を持たない人が さばいたことにより起こっています。
 フグの素人料理は大変危険ですから、絶対にやめましょう。

3 適正に処理されたフグを食べましょう

 フグの処理(肝臓や卵巣などの有毒部位を除去すること)を行う営業施設は、資格を有するフグ処理者の設置が義務となっています。

 また、有毒部位を除去していない未処理のフグを一般消費者に販売してはいけません。

 消費者のみなさまは、適正に処理されたフグを購入し、食べるようにしましょう。

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