フグ毒の危険性

 フグを食べたことによる死亡事故は素人料理によるものがほとんどです。
 釣ったフグを自分でさばいて食べるのはやめましょう。
 フグの処理には正しい知識と技術が必要です。

1 フグ毒は猛毒です

 フグ毒はテトロドトキシンと呼ばれる物質で、神経系に作用し、麻痺による呼吸困難を引き起こすことがあります。フグ毒に特効薬はなく、高い致死率が特徴です。

 フグ毒の毒力は猛毒である青酸カリの約1000倍とも言われ、また300度の加熱によっても分解しないので、煮たり焼いたりの調理でその毒力が失われることはありません。フグの有毒部位を食べた場合、数十分から3時間ほどでしびれやおう吐などの中毒症状を起こします。症状が重い場合は、意識の混濁や呼吸困難があらわれ死に至ることがあります。

フグ毒による食中毒の年別発生状況(全国)

平成
21年

平成
22年

平成
23年

平成
24年

平成
25年

平成
26年

平成
27年

平成

28年

平成

29年

平成

30年

発生件数

24

27

17

14

16

27

29

17

19

14

患者数

50

34

21

18

21

33

46

31

22

19

死者数

0

0

1

0

0

1

1

0

0

0

2 素人料理はやめましょう

 フグには種類鑑別の難しさがあり、食用にするためには専門的な知識と技術が必要です。
 フグ毒による食中毒のほとんどは、フグの知識を持たない人が釣ったフグをさばいて起こっています。
 釣ったフグの素人料理は大変危険ですから、絶対にやめましょう。

3 適正に処理されたフグを食べましょう

 フグを取り扱う営業をするには、営業施設ごとに保健所長への届出が必要です。

 また、フグの処理(肝臓や卵巣などの有毒部位を除去すること)を行う営業施設は、資格を有するフグ処理者の設置が義務となっています。
 フグは、有資格の届出施設で処理されたものでなければ、一般消費者に販売できません。
 適正に処理されたフグを購入し、食べるようにしましょう。

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