汚水処理施設とは

はじめに

汚水処理施設とは、家庭や事業所から排出される汚水を処理する施設のことで、「下水道」「農業集落排水」「浄化槽」などがあります。
(詳しくは全県域汚水適正処理構想策定PDF(PDF形式 45キロバイト)へ)

和歌山県の下水道の歴史は古く、平安時代にはすでに、高野山で薬研式(野玄式)便所という谷水を利用し、川の浄化作用を利用した水洗トイレが存在していました。近代下水道としては、同じく高野山で、昭和11年に玉川下水処理場として建設されたのが出発で、現在に至っています。

このように、和歌山県における下水道は全国的にみて非常に早いものでありましたが、令和3年度末汚水処理普及率は68.4パーセントであり、全国平均92.6パーセントと比べて低い状況にあります。

このような状況の中、効率的な汚水処理の整備を進めるため「和歌山県全県域汚水適正処理構想」という計画を立て、下水道事業にとらわれず、農業集落排水事業や合併処理浄化槽の設置を促進し、「より早く、より経済的に、より効率的な」整備手法による、事業の促進をしていきたいと考えています。 

汚水処理の役割

汚水処理の役割。川や海がきれいになります。街がきれいになります。トイレが水洗になります。

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