古座川町の景観資源

名称 光泉寺の子授け銀杏古座川町画像1

種別 風景

概要  江戸時代後期、三尾川出身の医者がいました。ある夜のこと、
   その医者の夢枕に三尾川にある光泉寺の銀杏の木の精だと
   名乗る女性が立ち、「村人は畑づくりの邪魔になると私を伐り
   倒そうとしています。私を救えるのは先生しかありません。」と
   訴えました。夢が気がかりになったその医者は早速ふるさと
   に帰りましたが、光泉寺では、村人たちが銀杏の木を伐り倒
   す相談の真っ最中です。その医者は、村人たちに木の精の話
   を伝え、「これからは役に立ってくれるに違いない」と説得し
   ました。やがて、銀杏の木の周辺では農作物が良く収穫でき
   るようになり、あまり根を広げなくなった木には、太い枝の
   途中からまるで乳房のようなコブが垂れ下がるようになり
   ました。この姿にあやかって、子どものいない人が願掛け
   すると、子どもが授かると伝わり、子授け銀杏と呼ばれる
   ようになったということです。

    高さ30m、幹回り6mで銀杏の木としては、和歌山県下一
   の巨木です。



名称 一枚岩古座川町画像2

種別 風景

概要  古座川の川岸に幅500m、高さ100mにわたってそびえる巨大な
   岩壁。
   1400万年以上前の火山でできた古座川弧状岩脈の一部。

    古座川の民話に登場する「一枚岩の守り犬」の影が1年に2回
   だけ夕日を受けて一枚岩に現れる。







 

名称 潜水橋古座川町画像3

種別 風景

概要  増水時に水面下に隠れ、流木などによる橋の倒壊を少なくす
   るために作られた橋。



 





名称 高池の虫喰岩古座川町画像4

種別 風景

概要  虫喰岩は、今から約1500万年前に地球の凝縮により内部の
   マグマが噴出してこの地に現れたものであり、熊野酸性岩に
   含まれる流紋岩質火砕岩で、幅約85m高さ約35mです。「古
   座川弧状岩脈」の一部で、風雨などにより浸食されて、あた
   かも虫が喰った跡のように変化を遂げた自然の造形美です。


 

名称 七川ダム湖畔の桜古座川町画像5

種別 風景

概要  七川ダム完成に伴い、1956年に約3000本の桜を記念植樹
   した。








名称 滝の拝古座川町画像6

種別 風景

概要  古座川の支流、小川にある落差8mの滝。




 

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