土石流について

土石流

谷や山の斜面から崩れた土や石などが、梅雨や台風による集中豪雨による水と一緒になって、一気に流れ出てくるのが土石流です。

破壊力が大きく速度が高いので人の命や家などの財産を瞬時に奪い、道路や鉄道などの交通網に被害を及ぼします。

このような被害をもたらす恐れのある渓流を「土石流危険渓流」と言います。

和歌山県には土石流危険渓流が5,745渓流も存在し(平成14年度公表)、2万5千戸以上の人家、主要道路、鉄道などが土石流の危険にさらされています。

本県では大規模な土石流災害により、昭和28年には有田川流域、また、平成23年紀伊半島大水害では田辺市、新宮市、那智勝浦町などで多くの人命が奪われるという悲惨な災害を経験しています。

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