第四回切目川ダム環境委員会

第四回切目川ダム環境委員会

日時:平成20年1月22日 14:00~16:00
場所:和歌山市 和歌山東急イン 3階 桃山の間
出席委員:6名

意見交換

第三回委員会の議事要旨の確認をし、事務局より前回委員会意見に対する補足を説明しました。
続いて切目川流域の自然環境の現状(大気環境等)、ダム建設に伴う影響予測(下流河川の物理特性、動植物)について報告し、審議を行いました。

討議風景

              討議風景

主な意見

影響予測(下流河川の物理環境)について
  • 河道内に砂が堆積している箇所は、徐々に流出していくと予想されるため、今後モニタリングをどうしていくか考える必要がある。
  • 微細土砂がダムにどの程度捕捉されるのかも検討することが望ましい。その結果を受けて河口干潟にどう影響するかを定性的に把握し、今後のモニタリングを考えていく必要がある。
影響予測(動植物)について
  • 環境の変動を利用して生息・生育している種もあるので、ダム供用により流量が安定し環境が平均化することが必ずしもプラスに働くとは言い難い。
  • 予測対象種の選定基準をレッドデータブック記載の貴重種とすることは仕方ないが、動植物は食物連鎖で繋がっており、貴重種だけを取り上げて評価することは難しい。

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