知事記者会見 令和4年3月29日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和4年3月29日 知事記者会見

令和4年3月29日 記者会見室

新型コロナウイルス感染症への対応について

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 おはようございます。

 今日は、こういうの(モニター)が来て、実演してもらいますので、よろしくお願いします。今日はたくさんございますので、お付き合いください。

 まず、新型コロナウイルス感染症への対応についてということですが、和歌山県も、全国的には成績の良い方ですけども、昨日ですら120人以上おりましたし、全国的にはもっと多くて、ちょっと下げ止まってきているような感じがあって、反転しないかなと思って心配をしている状態です。

かといって、ずっと国民・県民生活に制約をたくさん課して、閉じこもっていただくというわけにはいきませんので、用心をしながらやっていただくとしているところです。

 用心の中身は今日は説明しませんが、この間からずっと説明しておりますので、一言で言うと、大事なのは、大勢の方が集まって唾がいっぱい飛び交うような環境は、できるだけ少なくした方がいいということです。特に花見とか歓送迎会とかがある今日この頃ですので、そういう意味では注意して欲しいということと、それから体調が悪かったら、やっぱりお医者さんに行くことを第一にして、それで発見されたら、念のため、ちょっと用心をして人にうつさないようにすると。発症した人の様態は常に誰かが監視して、危ないと思ったらすぐに病院へ連れて行く、こういうことだと思います。

その辺をちょっと油断しすぎると、バーンとまた増えていく可能性があるし、それからオミクロンは軽いといえども、お年寄りとか体の弱い人は亡くなっている人が結構いるわけですから、そういう意味では注意して欲しいと思います。

 今日申し上げたいのは、二つございまして、一つはPCR検査と抗原検査、これが政府の措置で無料事業が行われています。二つあって、元々あったのが、資料の上の方で、ワクチン検査パッケージと言います。これは、どうしてもどこかへ行かなきゃいけない、海外行かなきゃいけないとか、何か必要があったときに、これ(検査等)を義務づけられることがありますから、そういう時に受けていただくということで、これ(ワクチン・検査パッケージ)が先に用意されていました。それから、感染拡大が起こったので、理由は問わないから、心配だったら無料で検査していいですということで下段の一般検査も始まりました。

 両方とも、3月31日までの期限ということでしたが、両方ともそれぞれ延長することが、国によって決まりました。それで、もちろん和歌山県でやっていることも延長します。ワクチン検査パッケージは6月30日までになります。対象者はちょっと限定されまして3回目接種の未了者。3回目接種をしている人はもういいだろうということですので、3回目接種の未了者ということになります。それから、対象者全員検査の利用者というのもあります。みんなで調べましょうというときはやってください。3回目を打っていてもいいということです。それから検査は、原則として抗原検査になります。これは多分、国の費用の問題ということになると思いますが、抗原検査でやります。例外として、PCR検査を受検することができる人は、10歳未満の人とか、高齢者施設入所者や入院者へ面会する人です。これはちょっと念を入れてPCR検査をしようということです。

 それから、一般検査は、私ちょっとかかってないかなと(不安であるときに)検査しに行くことができるわけですけれども、これについては従来通りのやり方です。

 基本的には、この二つとも県がアレンジをしているところですが、多くは各地域にある薬局でやってくれます。やっておりますが全部の薬局でやってくれるわけではないので、それぞれの市町村のホームページ、あるいは県のホームページなどで確認してもらいたいということです。もちろん電話の問い合わせでも、すぐお教えします。

 それからもう一つは、関西広域連合で会合がありまして、こういう関西統一版の宣言です。宣言というのは、どちらかというと府県市民に守ってくださいというお願いみたいなのがいっぱい書いてあります。先ほどご説明したようなことが中心です。ちらっ見とていただいて、面白いところがあったら報道してください。

「新中期行財政経営プラン」の策定について

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 その次は、「新中期行財政経営プラン」を策定しましたので、これを述べさせていただきます。まず概要版があって、その次に本体があります。本体はこのぐらいの厚さでありますが、ちょっと概要版もあまりわかりやすくないので、口で説明しながら本体で解説をします。

 これは、私が県知事になりました時、平成19年から大体実働しているんですが、そこで直面したことは、そこから数えて2年半くらいで財政が吹っ飛ぶということでした。吹っ飛ぶというのは、貯金がなくなってどうしようもなくなる。国と違って赤字県債を出す権能がないので、貯金が取り崩されたりすると途端に資金ショートになるんです。一方、考え方としては、企業会計と違って、県の財政はキャッシュフローです。だから、県債が借りられる限りにおいて、それから補助金をいただける限りにおいて、税金が入ってくる限りにおいて、貯金が取り崩せる限りにおいて、キャッシュが回れば年度は黒字ということもできるわけです。

 大体どこに着目したらいいかというと、貯金がどのぐらいあって、どのぐらい余裕がないかというのが結構メルクマール(指標)になります。これは和歌山県ではない、かつての他県で言うと、貯金はもう実質上なくて、次の年のお金を先に持ってきて使っているとか、そういうことをやっていたところもあって、これはとても状況が悪い団体だったんです。もう今はそんなところは多分ないと思います。

 和歌山県はそんなことはないんですが、そういう事態に2年半ぐらいで突入するぞという恐れがあった。だから、立派な政策もどんどんやりたいけれども、一応、この行革プランというのを作って、それでタガをはめて、その中で最大限やっていこう、そんなことがありました。

 一方、県の財政をいろいろ見ると、当時言われたことですが、特別会計があったり、基金があったりして、埋蔵金があるんじゃないのとか、どこか隠しているんじゃないかとか、一般会計以外にいろんなものがあるじゃないかとか、なんじゃ、というような話がいっぱいありました。それについても、ちゃんと見える化してご説明しないとまずいということで、行革プランを作り、その中に基金とか特別会計とかをこれはこんなふうになっていますと全部公表して、それについての考え方を、これ、他県で言われていましたが、もうそんなの(基金や特別会計)も全部一般会計に放り込んでしまって、何もなしにした方がいいじゃないかという議論があるんですが、それは今だけの県政ではないですから、それぞれの特色から考えるといけない、あるいは危険だということを一個一個説明しています。というのがこの経営プランの流れです。

5年に1回やろうとなっておりまして、これを見ていただきますと、今回はどうであるかを一番端的に示したのが5ページの表です。今回の前提を申し上げますと、再び財政が大変になりつつあります。別に、私が就任した頃に戻っているわけじゃないですが、その時に、実は(国でも)行革を強烈にやったんです。時は民主党政権の時代だったんですが、補助金のカットかなんかでものすごく(お金を)出せるからへっちゃらだと言っていたんですが、全然出せなかったというのは皆さん記憶にあると思いますが、そんなものです。実は県庁のお金をカットするには、基本的には県庁自体の人件費か、あるいは福利厚生費をカットするしかないというのが基本的な流れで、後者はしたくないし、もう前者はいろいろせざるを得ない、大きいところはそういうところということになります。その人件費も、給与をカットする形と、人員を少なくする形がありますが、私は後者を選びました。というのは、ただでさえ不況な和歌山で、県庁の人たちがどんどん貧乏になって消費を萎めていくのはいかがなものかと思うし、それから県庁自体に優秀な人が継続的に入ってくれないと困るわけですから、それがもう暮らしていけないような安月給というわけにいかんということで、カットはしない。したのは、これは継続ですけど、知事・副知事だけということにしました。あ、違います。ちょっとやりました。1%とか2%やりましたが、目途がついたのでそっちの方はやめて、継続しているのは知事・副知事だけになっています。

 結果、初めは12%の計画でしたが、9%ぐらい人員を削減しました。それをなんで止めたかというと、大体これでいけるという目途がついたから、これ以上やると、それこそ職員の健康にも響いてくるので、もういいということで止めました。止めて、しばらくは計画どおりにやっておりますので、何となく余裕は少しある、でも無茶をすると、あっという間に元に戻るというのが、ずっと10年以上続いてきたとお考えいただいたらいいと思います。

 ところが、ちょっと大変になってきています。特に国土強靱化とか、いろいろな宿題が和歌山県にはたくさんありますから、そういうことをやってきましたので、県債の残高が増えています。それから、1回目に行革をやったときに、県債の償還スケジューリングをちょっと変えてもらったわけです。結果、少し余裕ができたんですけど、スケジューリングを変えるということは償還期間の繰り延べですから、だんだん後年の負担が高くなってくる、そんな極端じゃないですが少し高くなって、そうすると余裕が少なくなって、これはもう1回大なたを振るって人件費の削減などをしないといけないかなとか、いろいろ悩んだのですが、最終的にはこの計画で行けることになりました。

 基本的には、人員の削減は、この期中にもあるかもしれないけど、始めから予定するのではなくて、効率的に人を使っていくことでいけるんじゃないかと。

 それから、やりくりは大変だけど、150億円ぐらいの基金残高で期末を終えるようにしようということです。基金はいっぱいあるのですが、一般的な基金、財政調整基金と県債管理基金の2つで150億円ぐらいにしようと。今は200億円くらいです。1回前の経営プランの時は、期末の基金残高は150億円にしようと言っていたんですが、これはどちらかというと、少しは使ってもいいですと、あまり多すぎても仕方ないから、150億円くらいでコントロールして、少し使って宿題を解消していきましょうという感じだったんですが、今はちょっと動機が違っていて、何とか150億円は維持しないといけないというくらいの感じです。

 もちろん、それはおよそですから、この表でも、令和8年度は139(億円)となっていますが大体150(億円)というイメージです。

 それから、次の6ページに指標とか評価をあげていますが、これは、和歌山県が全国的に見て、危ないとかいう話では全然ないということを証明しています。

 それから、そのために、こんなふうにやるんだというのは、8ページから11ページまで書いておりまして、こういう考え方でやっていくということです。

 それから、先ほど言いました、見える化ですが、15ページから、基金が入ってきます。基金はこれだけあるというのが全部書いてありまして、これは何のためかというのは右の欄に簡単に書いてあります。特に土地開発基金はものすごく多いので、これを取り崩したら基金1年分くらい稼げるという感じですけど、これは置いておかないといけません。なぜなら、コスモパーク加太というのが(あって)、もしこれが破綻したとき、和歌山県は多大の債務保証を義務づけられています。

 破綻するというのは、今、下手くそなことをして破綻するというのではなく、実は、はるか昔ですが、かつて作った時の簿価が、これは当時のお金ですからすごく高いわけです。これが、時価でしか売れませんから、時価で売るとガバッと赤字になって、これ全部を瞬間的に売ったら、ひょっとしたら倒産するかもしれないというくらいになるので、その時は、県がちゃんと面倒見ますというのが債務保証です。そういうことを、私が来るちょっと前ですが、特定調停に代わる措置として決めていました。従って、そういうこと(破綻)がいつ起こるかわからないので、これ(基金)は置いておかないといけないので、240億円くらいの債務保証に我々は責任を持っているので、これ(基金)にあとちょっと足せば何とかなるから、私は、コスモパーク加太は売ってもよろしいと方向転換したわけです。そんなに大設備投資案件がないので、努力を数件はしましたが、うまくいきませんでした。一遍に売れるような大投資案件はうまくいきませんでしたが、じわじわと売れてきて、その分だけ簿価も減っているけれども、将来の負担のレベルも上がっているということになります。従来は、そういうのを恐れて、これは30年間くらい塩漬けにしておくかという感じだったのですが、それはあまりよろしくないということで、どんどん利用して和歌山の雇用を増やさないといけないということで、こいつ(基金)を当てにして、私は売って欲しいと180度舵を切りました。それがこの根拠になっています。

 それから、18ページから、今度は特別会計です。特会がいろいろございまして、その状況もご説明をしております。

 それから、26ページは、外郭団体で赤字が溜まったり黒字を隠したりしてないかとう話がありますが、それは、次のように全部明らかにしています。

 ということで、新しい「新中期行財政経営プラン」を発表させていただきます。

令和4年度産業別担当者制度について

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 その次は、令和4年度の産業別担当者制度をご説明します。

 これは、もう13年くらいになっているんですけど、産業別担当者制度を実施しているわけです。ここに書いてある人は、産業別の担当なので、産業動向がどうなっているかとか、今、その産業に属する企業で大変になっているようなところはないかとか、あるいはその産業界で、共通でも単独でもいいんですが、こんな悩みを抱えていて行政で何とかしてくれよというような話がないかとか、そういうことをしょっちゅう調べていかないといけません。

 和歌山県の組織だけじゃなくて、地方公共団体の組織というのは大体、制度担当の組織です。どういうことかというと、例えば金融担当とか、あるいは、こういう助成金の担当とか、そういうふうになっています。あるいはこの規制の担当とか。一方、向こう側には、その規制によって一部はコントロールされているんだけど、それ以外の要素もいっぱいある産業界はウワーッとあって、それから、ほとんどはこちらの制度と関係ないところで民間で頑張っておられる人たちもいっぱいいます。それは、もう全部、我々としては実態を把握して、それで産業界の発展のために葛藤しないといけないなというのが、この問題意識です。制度を持っていて「待ち」で、前にこられる人だけ相手にしていたら、もう全然あかんということです。

 そういうことなので、この人たちは、もう世の中で発表して、もうこの人が担当ですよと言って、民間の人がここに話をしにこられてもよろしいと。なお、これは産業別の担当者で、これはその産業別の班の班長みたいな、1人だけの人もいますけど、大きい業種だと何人か仲間がいるんです。その仲間の班長みたいな形になっていて、例えば5人くらいいるとすると、みんなそれぞれ企業が割り当てられていて、何々企業は誰々さん担当ということになっていて、その話がその業種別に上がるということです。

 これがその一つで、企業別に発表するわけにいけないので、それはこの班長さんが全部心がけているということです。

 県内事業者の皆様 令和4年度版支援策の一覧ができました!

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 その次、県内事業者の皆様用の令和4年度の支援策の一覧ができました。

 これからWEBで検索するシステムを実演いたしますが、そういうのは苦手だ、やっぱり紙の方がいいなという人は、こういうふうに(紙の資料が)ちゃんとあります。こちらは商工関係の補助金を書いています。この中で特徴的なのは、見ていただくとわかりますが、県の施策だけじゃなくて、我々が把握している国、あるいは国の機関の施策とかが、みんな入っています。ですから、そういうものも遠慮なく県に相談していただければ、斡旋仲介するということになります。同じようなもので、農林水産業用のやつ(支援策)もありまして、紙の好きな人はこっちで、振興局とか本庁とか市町村とかにいっぱいありますから、取りに行っていただいたらいいということですが、やっぱりWEBの方がいいと思います。これ(紙媒体)だと一生懸命見て調べないといけないんだけど、機械が検索してくれるので、自分のニーズを言えばパッとそこへたどり着けるということになるわけです。

 それで、これからこれを作った商工観光労働総務課班長が実演いたします。どうぞ。

商工観光労働総務課政策班長:よろしくお願いします。今、知事からも説明がありましたが、国や県の産業施策を一覧として紙ではまとめております。

知事:繰り返しは避けてさっさと実演を。

商工観光労働総務課政策班長:事業者の方の利便性を上げるために「わかやま企業応援ナビ」を作成しました。このサイトは、URLやQRコードもあるんですけども、例えば県のホームページからであれば、商工観光労働部商工観光労働総務課のページの中にバナーを張っております。それで、サイトのトップページには、「商品開発をしたい」などの14個のジャンルが掲載されておりまして、そこに入っていきますと、さらに「補助金」「融資」「相談支援」といったカテゴリーが分かれております。

 ですので、例えば創業したいと思われている方が、何か補助金ないかと思われた際には、この「創業・第二創業・事業継続したい」というところを選んでいただき、「補助金」を選んでいただきますと、最初に「和歌山地域課題解決型企業支援補助金」というのが出ます。募集時期や、担当者連絡先などがここにあるんですけども、より詳しいことを知りたいと思う場合は「詳細はこちら」というボタン押していただきますと、詳細な情報を見ることができます。

 このような施策が延べ360件掲載しております。

 トップページ戻っていただきますと、コロナウイルス感染拡大による支援策につきましても、画面の右下にバナーが貼っておりますので、同じようにご利用いただけるようにしております。

 スマホからも見ることができますので、ぜひこのサイトを利用いただきまして、施策の活用につなげていただきたいと考えております。

 私からは以上です。

知事:はい。ありがとうございました。

 ここで質問をお受けしていると時間がないので、すいませんが、商工観光労働総務課班長は逃げも隠れもいたしませんので、後でいろいろ聞きに行ってやってください。

知事:はい。ありがとうございました。

 これも質問があったら、どうぞ行ってやってください。

 それから、皆さんはお得意でしょうから、いろいろチャカチャカッとお調べいただくと、これ、もう(令和4年度分が)入っているから、ちゃんと見ていただいたらいいと思います。

 それから公募型の補助金というのは、結構、早く申請しないと、「間に合いませんでした」「終わっちゃいました」というのがあります。従って、これはやっぱり皆さん早く見ていただいて、それでもう公募が始まっているものもありますけど、どんどんと早めに応募してもらうと。いずれにしても、一番良さそうなものを専門家の人も入れて選ぶのですが、選ぶ前に応募してなかったら選べませんから、これは急ぐよという話も、どうぞ皆さんよろしくお願いします。

令和4年度 主要な和歌山県公募型補助金について

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 それから、同じような話で、もう一つ、令和4年度の主要な和歌山県公募型補助金というのをやりたいと思います。

 これも、こんなふうに紙になっているわけです、紙の方がいい人はこれを貰ってもらうということです。しかし、これ(WEB)で検索すると、いっぺんにどこにあるかと探さなくてパシャッと出るんで、こっちの方がいいだろうということです。

 それで、前提として説明しておきますと、和歌山県は、この公募型補助金がとても多いんです。なぜかというと、仁坂県政の特色として「天は自ら助くるものを助く」みたいなことがいいだろうと。というのは、あなただけと言って補助金を差し上げるとかは基本的にはなくて、こういう制度を作ったので、やりたい人はみんな自分で考えて、自分のお金もちょっと出して、それで、(申請に)おいでと言いたいわけです。そうすると多くの人が張り切ってくれるので、その張り切ってくれる人の中で一番成功しそうな、和歌山のために役に立ちそうな人を選ぶということを、割とやっています。

 それをこれからご説明します。はいどうぞ。

政策審議課政策審議員:それでは公募型補助金につきまして、紙媒体のほかに県のホームページにも検索するページを設けておりますので、それについてご紹介させていただきます。

 同じように、県のホームページの下の方に「組織から探す」を押していただきまして、知事直轄の中に「政策審議課」のページがあり、その中ほどに「公募型補助金について」というサイトがございます。ここをクリックしていただきますと、「福祉医療」「中小企業支援」「地域づくり」「農業水産業」という4つの分野がありますので、例えば、地元の盛り上がりのために何か公募型の補助金がないかなという時は、「地域づくり」、緑のところを押していただきますと、このように地域づくりのための補助金の一覧がございます。

 その中から、概要のところを見ていただきまして、例えば、先ほどの地域の盛り上がりのためでしたら、この24番の「地域・ひと・まちづくり補助金」がございますので、ここを見ていただきますと、このように補助の対象は何か、いつから募集するのか、どれくらい補助がもらえるのかというのが記載されておりますので、こういったところを見ていただけたらと思います。さらに詳細を知りたい場合は、問い合わせ先を載せていますので、そちらにお電話いただけたらと思います。

 このように49の補助金について載せておりますので、何か公募型の補助金がないかなというときは、ぜひともこのサイトを見ていただきまして、ご応募いただければと思います。

 以上です。

知事:はい。ありがとうございました。

 これも質問があったら、どうぞ行ってやってください。

 それから、皆さんはお得意でしょうから、いろいろチャカチャカッとお調べいただくと、これ、もう(令和4年度分が)入っているから、ちゃんと見ていただいたらいいと思います。

 それから公募型の補助金というのは、結構、早く申請しないと、「間に合いませんでした」「終わっちゃいました」というのがあります。従って、これはやっぱり皆さん早く見ていただいて、それでもう公募が始まっているものもありますけど、どんどんと早めに応募してもらうと。いずれにしても、一番良さそうなものを専門家の人も入れて選ぶのですが、選ぶ前に応募してなかったら選べませんから、これは急ぐよという話も、どうぞ皆さんよろしくお願いします。 

農林水産業競争力アップ技術開発 令和4年度新規研究テーマを決定しました

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 その次は、農林水産業関係の研究所の研究テーマを決定をいたしました。

 これは新規研究テーマです。バックグラウンドを言いますと、来年度の4月1日から3年間分の新規研究テーマを今、決める。それから、(資料の3枚目以降を)見ていただくとありますが、去年の今頃には、去年の4月から3年間続くやつを決めていたということで、少しずつ変わっていくということになります。

 これは、平成24年度から始めましたが、それまではどうしていたかというと、和歌山県にもたくさん研究所がありますけど、その研究所でいろいろテーマを決めていました。なかなかいい研究テーマもあるけれども、どうもいろいろな農家の方々とかを回っていくと、あまり知らないという場合もあるし、それからさらに、自分たちでやって欲しいことが伝わっていないということもある。だから、ニーズと、それから研究する人の間がマッチされてない。同じくニーズということを考えると、例えば、我々行政から言うと、こんな害虫退治とかをやっぱりやってほしいなとかいうのがあるのですが、そういうのが届いてない可能性がある。それはまずいということで、民間の農林水産業の方々から、こういうことやって欲しいという公募も受けるし、行政からもこういうことをやって欲しいという話を俎上に出すし、それから研究所の方は、自分はこんなことを追求したら絶対いいテーマになって、和歌山の農林水産業が栄えるというようなテーマってあると思うんです。そういうのはどんどん申告してもらって、それもテーブルの上に出す。みんなテーブルの上に出して、この世界で偉いと言われている専門家の方とか、産業界の方とか、いろいろ集まってワイワイと議論して順番をつけて、それで予算の範囲内で上から順番に取っていくということで決めたのが、今年のテーマです。

 それで、それぞれ(のテーマが)書いてあります。みんないいテーマだと思いますけど、個人的には、これ興味あるなあとかいろいろあるんですけど、あんまり言うとちょっとどうかと思いますので、これは皆さんの方で考えて、これは面白いなと思ったら、ぜひ取材をしていただいたらどうかと。

取材をする時は、研究推進室に問い合わせしたら教えてくれるし、また現地で研究している人を紹介してもらって、それで、その人の思いを語ってもらったらいいと思うんです。現場で絵を撮ってもいいし。そんなことを皆さんにお勧めしたいと思います。

 3ページ以降は、現在継続中の案件についてずっと書いています。

 それから、今年度で終わるやつについては、発表会があるよね。いつ頃かな。

研究推進室:5月頃に出します。

知事:5月頃に出しますので、これはまた面白いんです。

わかやま・まるごとスタンプラリー 第2弾がスタートします

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 その次は「わかやま・まるごとスタンプラリー」第2弾がスタートします。これがパンフレットですが、まるごとスタンプラリーということで観光のプロモーションをやっているわけです。テーマを決めて、その場に行って、行くと「そうか」と言っていろんな勉強したりするんですけども、その時にスマホを操作しますとスタンプがポンと入る。

 テーマは3つあって、「わかやま歴史物語」と、それから「水の国、わかやま。」と、「南紀熊野ジオパーク」があるということです。それぞれ、その中でコースなどがありますので、行っていただくとよろしいと。

 なお、この「わかやま歴史物語人物編」、神話から安土桃山というものですが、全部でスタンプが26個あるんです。26個全部集めると、完全達成賞で応募者全員にプレゼント。それ以外は、20個、13個、3個とあって、それぞれ、ちょっと景品の多寡が違うんですが、抽選で当たるというふうになっております。

 実際には、皆さん、大いにスタンプを集めてもらえばいいのですが、そこへ行ってピッとスタンプ入れて、もうどこか行っちゃうというのは、移動しているばかりであまり面白くないので、せっかく行ったらそこで、一個一個、なかなか興味のあるような中身がございますので、そこへ行ってフーンといって勉強したりすると、とてもいいんじゃないかと私は思います。

 なかなかこういう仕事をやっていると行けないんですが、私も本当は行きたいなと思っております。せめてパンフレットが新しくなりましたので、これを熟読玩味しようかということです。

「YAMAP」×「葛城修験日本遺産活用推進協議会」デジタルスタンプラリー企画がスタート!

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日本遺産「葛城修験」の総合パンフレットとPR動画が完成しました!

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 その次は、葛城修験です。

 今、登山者の方がよくお使いになるGPSアプリの「YAMAP(ヤマップ)」と連携しまして、葛城修験の、これもスタンプラリー企画がスタートします。

 ちょっとまとめていろいろ言いますと、こういう葛城修験のパンフレットができまして、PR動画も現在見ることができます。私もちょっと見ましたけど、なかなか幻想的な、こんなところに行ったらいいなと思うような、そんな動画です。

 さらにこの本(パンフレット)にいろいろ解説もしています。

 それで、これを「YAMAP」と組んで、こういうところに行きますと、資料にありますように、これは景品が当たるというよりもバッジ、WEB上のバッジがいただけるわけです。こういういいバッジがたくさんたまると、山歩き者としては一流となるという仕掛けでして、皆さん、葛城修験は結構大変ですが、非常に面白い、日本遺産として高く評価されておりますので、皆さんぜひ行っていただきたいと思います。

和歌山県観光PR 動画 「和み、わかやま」 完成!

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 それから、和歌山県観光PR動画「和み、わかやま」ができました。

 長い動画が19分で、短い動画は5分44秒。これ、両方を見ましたが、5分44秒も結構長いんです。PR動画にしては結構長い。盛りだくさん。なかなか和歌山の見どころがいい映像でガンガン見られますので、(資料に記載の)YouTubeチャンネルでも見られますが、CATVのヒストリーチャンネルでも配信をしております。

 ということで、ぜひ皆さん見ていただきたいと思います。

 それから、来週はアクションプログラムですか。

観光振興課長:いや、ちょっと時間かかります。

知事:今、今年のアクションプログラムを作っておりますので、近く、皆さんに披露したいと思います。

「2025年 大阪・関西万博 機運醸成シンポジウム」

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 その次、たくさんあります、万博です。

 こんな感じ(資料のイメージ図)に万博が行われるわけですけど、万博もだんだん近づいてまいりました。2025年「大阪・関西万博」。関西が付いているので、関西全体の発展に役立つようなものにしようというのが願いです。

 我々としては、万博の会場、それから、バックグラウンドとしての関西に出たり入ったりすることによって、多くの人たちに関西に長く滞留してもらおう、そしていろんなことを知ってもらおうということを、企画しているわけです。

 和歌山県は、一つには関西広域連合館というのを大阪館の横に作ります。関西広域連合全体の館ですけど、入口のところはこの部屋(記者会見場)くらいの関西広域連合の入門編です。関西というのはこういうところだよとお知らせする。そこからさらにドアが幾つもあって分かれていって、和歌山の個別ブースに入ります。そうすると、和歌山の観光スポットについて、バーチャルリアリティーで皆さんに披露するというようなことが行われるわけです。

 そうすると、こんなのがあるのかって言ってみんなびっくりしますから、びっくりしたら、実際に本物を見に来てちょうだいということで、来ていただく。それで、一応見たら、また帰って、万博楽しんだな、また今度は滋賀県に行こうかとか、そういうようなことを考えてもらったらいいという考え方でいるわけです。

 それに加えて、これから工事が始まったり、物品の供給が始まったり、サービスが始まったり、いろんなことが起こります。そういうことで、みんな関心を持ってもらった方がいいなと、和歌山の人も絶対そうだと思いまして、4月29日、県民文化会館大ホールで、万博の機運醸成シンポジウムを行います。

 万博の議員連盟(「2025年大阪万博博覧会を実現する国会議員連盟」)の会長が二階先生ですから、二階先生に基調講演をお願いします。そして、万博の協会(公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会)の事務総長の石毛さんから、こんなふうにやりますというようなことを言っていただきます。

 ということで、和歌山県の取り組み説明なども含めて、盛りだくさんな内容ですので、ぜひ皆さん見に来ていただきたい。

 それからさらに、行くのはちょっと面倒くさいなという人は、オンライン配信もしておりますので、これで見ていただいてもよろしいかと思います。

「関西ツーリズムグランドデザイン2025」 キックオフ・シンポジウムの開催

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 その次、「関西ツーリズムグランドデザイン2025」キックオフ・シンポジウムを白浜でさせていただきます。

 これは、関西観光本部というのがあります。これは、我々も協力しておりますが、どちらかというと財界の皆さんで作っていただいた団体です。何をしているかというと、関西全体のツーリズム、つまり観光の宣伝をガンガンやってくれているわけです。

 個々の宣伝とかビデオを作ったりもありますけども、こういうふうに関西の観光のグランドデザインを変えていこうと、みんなで協力しようじゃないかというような意見の集約もしています。

 その「グランドデザイン」が、3年ぶりに改定されました。この間から改定作業が行われていました。これは、元観光庁長官で現在は国連世界観光機関の駐日事務所代表の本保芳明さんなどが中心になって作っていただきました。

 これができましたので、お披露目のシンポジウムをしようじゃないかということで、どうぞ和歌山に来ていただけませんかと誘致いたしました。それで、関西観光本部理事長で関経連会長の松本さん、関西観光本部専務理事の東井さん、このグランドデザインに関わった多くの有名識者、ここ(資料)に並んでいますが、その方々にも来ていただいて、内容のあるシンポジウムをしようということです。

 これもオンラインなどでも見られますので、皆さん、ぜひ見ていただきたい。特に観光業界の方々はよろしいかと思います。

~「蘇りの地、わかやま」キャンペーン~わかやまリフレッシュプランS 4/1 開始!

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 最後に、リフレッシュプランSがすでに受付を開始しています。(利用は)4月1日から開始します。従って、4月1日から28日までの間で、このリフレッシュプランに当たった方は、支援を受けることができることになりますので、皆さんどうぞ利用してください。

 本当は我々の気持ちとしては4月28日までなんてケチなこと言わないで、6月くらいまでやりたいと思っていたのですが、ちょっと政府の方で、ゴールデンウィークでコロナがどうなるかわからないので、その前に一回止めよという話があったので、ここで一回止めました。しかし、コロナが収束してくれば、またもっと進めようと思っています。

 これは和歌山県民対象で、県内の観光地に行ってくださいということです。

 これをかつてやった時に、WEB上の先着順でやったものですから、ものすごく毎日大混乱が起こって大変だったので、今は先着順は止めていますので、皆さんゆっくり考えて、それで早めに申し込んでいただいたら、抽選で当たりますということになります。

 結構、倍率は低いですから、どうせ当たないと思って申請しないのは、あまりよろしくないというか、損をしますから。結構倍率は低いですから、かつては全員当たったときもあったね。

観光振興課長:前回は全員当選です。

知事:ということですので、皆さん、もう遠慮なくどんどん出していただければいいと思います。

 以上です。

質問と回答

NHK:4月1日からリフレッシュプランも始まるという中で、冒頭でもありましたように、いつコロナが増加に転じるかわからないというお話もありました。そういったアクセルとブレーキのバランスというのはどのように考えてらっしゃいますか。

知事:基本的には、今、旧来の和歌山モデルに帰っているわけです。どういうことかというと、もう本当に私なんかは、自分の部下ですけど、気の毒でしょうがないんですが、保健医療部隊は本当に一生懸命頑張って、感染防止のために必死で働いています。それを前提にしながら、県民の方々には、ちょっとだけ注意をしてもらったら、あまり制限をしなくてもいいのではないかというモデルに変わっています。

 ちょっとだけというのは、先ほど言ったみたいに、大勢の方が集まって唾を飛ばし合ってということになると、うつったときの、その後がものすごく大変なのです。今はこれだけ流行っていますから、どうしてもどこかでうつる可能性はあるんですが、小人数の会合で大人しくやっているとうつらないかもしれないし、うつったとしても、小人数の方だけ注意すればいいわけで、早期に発見して隔離していけば、どんどん広がるということはないと思うんです。それでやっていこうという考え方です。

 それともう一つは、割とうつりますから、うつったかなと思った時は、我慢をしないでできるだけ早くお医者さんに行って発見してもらって、保健所の指示を受ける。そうしたらちゃんと面倒見ますから。面倒だなとか、いろいろ言われるのは嫌だな、とか言って我慢していると、本当に重症化する人がいます。そういう点では、注意して欲しいと思います。

 それから、これだけ人数が多いわけですから、実はワクチンの効果は、和歌山県でも完璧にわかってきました。良い方から言うと、3回打った人ですが、重症化した人がわずか1人、死んだ人はいません。(正しくは、ワクチン3回接種済の方で県基準の重症者24名、うち国基準の重症者3名(※3月23日時点)、亡くなった方は1名です)

一方、亡くなった方を見てみると、ワクチンを全く打ってない人が半分くらいいます。だからやっぱり、これは打っておいた方がいいと思います。

 ただ、3回打った人でも、もう3回打って2週間経ったから、私は無敵だといって無茶をすると、実はうつるんです。そういうこともあるし、子供さんから入ってきて、家庭の中で全員うつりましたというのは結構あったりするので、だから、うつることもあるかもしれないけど命だけは助けないといけないので、そういう点ではワクチンはものすごく効果があるということは、もう明らかになってきています。ということで、ワクチンの接種も進めていきたいと考えています。

NHK:まだ感染者は下がりきっていないですけれども、第六波の大きな山を一つ超えたと思うんですが、第六波を振り返っていかがでしたか。

知事:これは、ちょっと想像を絶する感染力の高さで、我々も元の作戦、和歌山モデルの中でこういうふうにしようと考えていた第五波までの作戦は全く通用しなかったので、大いに作戦変更を余儀なくされました。

 どこが変わったかというと、陽性者を見つけたら、すぐに入院してもらって隔離してというのがもう無理になってきたので、無理なことはできないから、さっき言ったような形でしのいできたということです。病院に軽症者の状態で入ってもらうと、ある意味では楽です。ですが、自宅などにずっといらっしゃって、急に悪化したのを発見し、そしてその人を救急搬送するというのは、ものすごく錯綜するんです。そういう意味でも、本当にこれを担当して頑張ってくれた人たち、病院の人達も含めて、それから施設の人も、全員入院できないから施設の方が看病しながら様子を見るという役目を引き受けてくれたんですが、もう大変なご苦労をかけたのではないかと思います。それで、大変でした。

 ワクチン(3回目)接種で、さっき(亡くなった人は)0人と言いましたけど、1人いるそうです。3月27日発表と書いてあります。ちょっと事情をあんまり聞いてなかったので、そこは消しておいて下さい。すみません。

NHK:そうしたこの波の中で、次の波に活かそうといったことはありますでしょうか。

知事:例えば、オミクロン的な波がもう一回来ると同じようにしたらいいと思うんです。

だけど、一番恐れているのは、オミクロンみたいに感染力が高くて、かつ、デルタ株みたいに重症化しやすいやつが来たらどうしようかと思います。本当に、ちょっと大変です。

 でも考えたら、今のやり方でしかありえないので、そういう意味では、ワクチン接種と、それから経口薬です。今、点滴薬は結構使っているんですけど、簡単にはいきませんから、経口薬などが早く承認されたらいいのにと思います。

NHK:ちょっと話変わって、先週、ウクライナの義援金を贈呈されましたが、ウクライナの支援というのは他に考えてらっしゃることとかありましたら。

知事:別にないんですけど、ああいう形で我々の志をお届けして、ウクライナも大変でしょうから、使っていただくことになるといいなと思います。

 それから、よく難民の方のお話があります。もちろん和歌山県は、難民がいらっしゃってどうですかって言ったら、もちろんウェルカムです。だけど、国家レベルでどういう受け入れをするかと考えなくてはいないし、その人たちのお仕事とか、どんな処遇をするかと考えなくてはいけないので、それはウェルカムですけど、こちらは特に、こうしなくてはいけないと言っても通用する世界ではないと思います。ただのええかっこしいになってしまうので、そこは気持ちだけはウェルカムですというつもりでいます。

紀伊民報:先ほど訂正で、0人ではなくて1人とおっしゃったのは、3回目接種の死亡者の方ということですか。

知事:そうです。

紀伊民報:あと、重症化された人は1人と仰ったかと思うんですけど、昨日の発表で、県基準で24人、国基準で3人となっていると思うんですが。

知事:3回接種した中の重症化した人。

紀伊民報:それは1人でよろしいですか。

知事:と思いますよ。僕は1人・0人だと聞いたんだけど1人・1人みたいだから。そっち(重症者)が増えたというのは誰も言ってこないので、1人・1人だと思います。和歌山県の重症者ですから、酸素を吸うに至った人です。それから(死者が)0人だったけど、1人亡くなったそうです。(正しくは、ワクチン3回接種済の方で県基準の重症者24名、うち国基準の重症者3名(※3月23日時点)、亡くなった方は1名です)

 でも、圧倒的に、割合から言うと少ないので、そういう意味では、効かないわけでは全くないということで、やっぱり打っておいた方が、安全ということは言えると思います。

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