県民の友 7月号トップページへ

　あなたには、「男は仕事、女は家庭」といった固定的な性別役割分担の意識はありませんか。
　もちろん、あなた自身が「男らしくなりたい」、「女らしくなりたい」と思うことは、自由です。
　しかし、他人から強要されたり、自分で無理に「…らしさ」の型にはめ込もうと考えたりと、窮屈な思いをした経験はありませんか。
　家族形態の変化やライフスタイルの多様化など、生活環境が大きく移り変わっている今日でさえ、知らず知らずのうちにそういった意識に縛られることが、いわゆる「ワンオペ育児」や「女性の介護離職」を生み出す原因となっています。
　男だから、女だからという性別の概念を取り払い、みんなが活躍できる社会「男女共同参画社会」を実現するため、一人ひとりの意識を変えていくことが大切です。
　日常生活の中で、固定的な性別役割分担の意識にとらわれず、お互いを尊重し、個性や能力を十分に発揮できる社会にしていきましょう。