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掲載内容


県庁

畑野 希枝

紀北家畜保健衛生所 職種:獣医師
採用:平成30年度

 犬猫を診療する民間の動物病院に勤めていましたが、牛豚などの産業動物を相手に研究や検査業務など幅広い仕事ができる公務員獣医師に魅力を感じ、地元に貢献したいとの思いから県庁を志望しました。
 現在は、ウイルス・細菌・寄生虫などの検査を行い、家畜の疾病の原因や発生状況を診断する課で、主に細菌検査を担当しています。症状の原因を解明し対策を考えることは、難しいながらもやりがいのある仕事です。高病原性鳥インフルエンザや豚熱などの家畜伝染病の発生時は、検査結果によりその後の防疫措置の動きが大きく左右されるため、上司や同僚と協力しながら、普段以上に慎重を期して対応する必要があります。
 畜産関係獣医師は皆、ただ検査をして症状の原因を解明するだけではなく、生産者の方にどのような対策指導をすれば良い方向に向かうのかを常に意識して業務に取り組んでいます。これからも県の畜産振興に貢献できるよう努めていきます。

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