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掲載内容



年頭のごあいさつ

潮見峠の朝日(田辺市)

和歌山県 仁坂 吉伸知事の画像

和歌山県知事
仁坂 吉伸

 あけましておめでとうございます。
 謹んで県民の皆さんに新春のお慶(よろこ)びを申し上げます。
 昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の波が何度も打ち寄せ、そのたびに医療崩壊の危機にさらされましたが、本県では、保健医療行政による感染の抑え込みに全力を尽くすことにより、感染者の全員入院を最後まで堅持することができました。
 改めて、献身的に御協力くださった医療従事者の皆さんをはじめ、安全に配慮しつつ事業を継続くださった皆さん、安全な生活・安全な外出を心がけてくださった全ての県民の皆さんに、深く感謝を申し上げます。
 今、世界を見ると、DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速度的に進むなど、コロナ禍を契機として人々の働き方、暮らし方は、大きく変わってきています。
 こうした状況の中、地域経済を支え、成長させるためには、この機を逃すことなく、新たな施策を展開し、ポストコロナ時代に挑み、和歌山を力強く飛躍させなければなりません。
 そして何より、飛躍の基盤である県民の皆さんの暮らしと経済を守るため、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐとともに、コロナ禍で甚大な影響を受けた産業への支援などに取り組みます。
 折しも今年は、串本町の日本初の民間小型ロケット発射場で、小型ロケット「カイロス(KAIROS)」の初打ち上げを迎える予定です。本年が和歌山県にとって新たな世界へと飛躍を遂げる希望の年となるよう、引き続き全力を尽くしてまいります。
 この一年が、皆さんにとって幸ある年となりますことをお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

和歌山県議会 森 礼子議長の画像

和歌山県議会議長
森 礼子

 あけましておめでとうございます。
 「寅年」春が来て草木が芽生える躍動の令和4年となりました。
 まず、新型コロナウイルス感染症に対し、最前線で御尽力いただいております皆様、何かと御不便な状況で感染症対策に御協力いただいている県民の皆様に、心より敬意と感謝を申し上げます。
 昨年、和歌山県は誕生150年を迎えました。東京オリンピックでは、岩出市出身の四十住さくらさんが金メダルを獲得、また、智辯学園和歌山高校が夏の甲子園大会で優勝しました。その後に開催された「紀の国わかやま総文2021」「紀の国わかやま文化祭2021」が大成功を収めるなど、私達に元気と感動を、そして、幸福な気持ちとなる便りも届けていただきました。
 議長として、たくさんの県民の方々とふれあう中、地域の特色を磨き、盛り上げておられる方が多いことに改めて誇らしい気持ちになりました。
 一方で、課題も山積しています。コロナ対策に加え、人口減少と南海トラフ地震対策は待ったなしの状況です。道路やライフライン等整備の遅れや、日々の生活が自家用車に頼らざるを得ないことも課題であると考えます。これからも、高齢者、女性、子供、障害者といった方々の目線を大切に、生活に密着した取り組みを進めてまいります。
 県議会といたしましても、県民の皆様のお声を聴き、その声を形にし、皆様の持てる力を飛躍や成長に繋(つな)ぎ、県政の更なる繁栄に努めてまいります。
 結びに、県民の皆様の御多幸をお祈り申し上げ、年頭の御挨拶といたします。



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