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掲載内容



発信する和歌山の取り組み

 県では、ワーケーションを一過性の流行にすることなく、企業と地域がつながり、共に価値を創造していく仕組みとしていくため、受入サービスを行う事業者の登録や情報発信、新たなワーケーション施設の整備など、環境整備に取り組んでいます。

和歌山ワーケーションネットワークス

 県内でワーケーションを受け入れる宿泊施設、観光・アクティビティ提供事業者やそれらをコーディネートする事業者の取組を県が紹介しています。和歌山のワーケーションに関連するサービスを提供している方はぜひご登録ください。

ワーケーションをしている人の写真

和歌山ワーケーションネットワークスの図

インタビュー
森重良太さんの写真
株式会社南紀白浜エアポート 誘客・地域活性化室 室長 森重 良太 さん
 和歌山は日本におけるワーケーションの「発祥の地」であり「聖地」として人気が高く、多くの体験希望者や視察者が全国から訪れています。当社はコーディネーターとして、個人や企業に対して、専用プログラムの提案や宿泊・飲食・交通・体験の手配などを幅広くサポートしています。
 県民の皆さんも、ぜひ和歌山の新しい魅力を共に発信してまいりましょう!
小谷康博さんの写真
ゲストリビングMu南紀白浜 ゼネラルマネージャー 小谷 康博 さん
 紀南エリアは空路や陸路が整備され、アクセスの良さが魅力です。県の取組やたくさんの宿泊施設、ワークスポットの情報があることで、観光目的で来られる方々にもワーケーションという働き方を認知していただいています。長期滞在が基本となるワーケーションで来られた方に、和歌山の魅力を発信するため、各エリアの繋(つな)がりを強化していくことが必要だと考えています。
新たなビジネス拠点を南紀白浜空港展望広場に整備

 ワーケーションや企業誘致、空港利用者の利便性向上のため、ビジネス拠点を南紀白浜空港展望広場に整備します。
(令和4年6月開業予定)

南紀白浜空港展望広場に新設されるビジネス拠点のイメージ画像
体験会の実施

 平成29年度より、全国の自治体に先駆けてワーケーションの取組を開始し、令和元年度までの3年間で104社910名がワーケーションを体験しました。
 今後も、和歌山の魅力を体感してもらうため、随時、体験会などを実施していきます。

企業ワーケーション
首都圏のICT関連企業の方々に、ワーケーションのメリットやワーケーション先としての和歌山県の魅力をアピールしています。
親子ワーケーション
大人には働く環境を、子供には自然体験プログラムを用意し、新たなワーケーションの形を提案しています。
情報発信

 多くの方にワーケーションのメリットや県の魅力を知っていただくため、イベント情報の発信やPR動画を作成しています。
 また、ワーケーションを行う方向けにワークスペースの提供や、旅行手配などのサービスを提供する事業者の登録制度を創設し、県のホームページで一元的に情報発信しています。
和歌山ワーケーションプロジェクトのウェブサイトはこちら

和歌山ワーケーションプロジェクトのウェブサイトの画像
WAJ

(ワーケーション・アライアンス・ジャパン)
ワーケーション自治体協議会

 県では、全国に先駆けてワーケーションを提唱し、その普及促進を目的として長野県とともに令和元年11月にワーケーション自治体協議会を設立しました。和歌山県が積極的にリードすることで、ワーケーション最適地が和歌山であることをアピールしていきます。

ワーケーション自治体協議会設立時の写真

ワーケーションで拡がる未来

 県では、ワーケーションの取組とあわせて、和歌山の強みであるビジネス環境や、住宅・教育・医療などが一体となった快適な生活環境を活(い)かし、大規模オフィスの誘致や移住定住の推進に取り組んでいます。
 ワーケーションをきっかけとした将来の移住者の増加や企業誘致にも繋げて、さらなる地域交流の促進や、地域経済の活性化などが期待できます。

和歌山に本社を移転したIT企業のオフィスと新ITビジネスオフィスANCHOR(アンカー)の写真


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