七川ダム管理事務所
お知らせ
- 現在のダム情報(貯水位など)(和歌山県河川/雨量防災情報 )
- 毎年 6月から10月は洪水の多発期間です。
特にこの時期は、下流部で雨が降っていなくても、上流部の集中豪雨により、河川の水位が急上昇する恐れがありますので、水際での行楽や作業には十分ご注意下さい。
- 事前放流について。
七川ダムでは、台風の接近や大雨が予想される場合には、事前にダムの水位を下げて洪水に備えるために事前放流を行っています。まだ天気が晴れている間から事前放流を開始することがありますので、放流サイレンや警報局・警報車からの通知にご注意下さい。事前放流について詳細はこちら(PDF)
七川ダムの基本情報
流域は年間降水量3500mm、最大日雨量400mmの多雨地帯で、ダムができるまでは毎年のように洪水による被害を受けていました。
七川ダムは和歌山県が古座川総合開発の一環として昭和28年から着工し、昭和31年3月に完成した県下初の補助ダムで、洪水調節と水力発電を目的とした多目的ダムです。
七川ダムの諸元 | ||
形式 | 重力式コンクリートダム | |
集水面積 | 102平方km | |
湛水面積 | 1.79平方km | |
堤高 | 58.5m | |
堤頂長 | 154m | |
堤体積 | 約9万6千立方m | |
総貯水量 | 3080万立方m | |
水門設備 | 非常用洪水吐 | クレストローラーゲート 幅8.5m×高14.8m×2門 |
常用洪水吐 | コンジットゲート (油圧式高圧スライドゲート) 幅2.59m×高さ2.59m×1門 |
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水力発電(佐田発電所) | 認可最大出力7200kW/毎秒16立方m |
土木学会選奨土木遺産
ダムカードの配布について
七川ダムに来訪された方のみに1人1枚配布いたします。
配布を希望される方は、ダム管理事務所にお越しください。
休日は宿直員が対応しますので、玄関インターホンか事務所電話番号(0735-76-0009)にご連絡ください。
なお、在庫状況により配布できない場合があります。
また、郵送等での配布は行っていません。このため、返信用封筒を郵便ポスト等に置いていかれても対応できませんのであらかじめ御了承願います。
2025年7月29日よりダムカードバージョン4.0を配布しております。
ダムへのアクセス
国道42号から七川ダムに至るアクセスには、主に3ルートあります。
(1)紀勢自動車道すさみICから、県道38号すさみ古座線(古座川・佐本方面)~国道371号(串本方面)で約28km/45分。[GoogleMapルート(外部リンク)]
大阪方面からは最も近いルート。一部狭い区間はありますが、ここ数年で新しいトンネルが開通してかなり走りやすくなりました。現在工事中のトンネルが開通すればさらに走りやすくなります。
(2)国道42号串本町高富交差点から、国道371号(七川方面)で約20km/30分。[GoogleMapルート(外部リンク)]
ほぼ全線がセンターラインのある二車線道路。大型車両はこのルートが一番です。
(3)国道42号串本町西向交差点から、県道38号すさみ古座線、国道371号(平井・佐田方面)で約23km/30分。[GoogleMapルート(外部リンク)]
名古屋方面からは最も近いルート。JR古座駅付近の踏切が狭隘ですが、現在改良工事中です。この区間の改良が済めばほぼ全線がセンターラインのある二車線道路になります。