はしか(麻しん)

麻しん(はしか)の流行に注意しましょう。

麻しんは毎年、春から初夏にかけて流行が見られ、小児期に多い感染症として知られています。感染力が非常に強く、また、感染すると40度近く発熱し、肺炎、中耳炎、脳炎等の合併症を起こす確率が30%と極めて高いのが現状です。

麻しんの感染経路

感染は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強く、免疫をもっていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

麻しんの症状

感染してから10日から12日後に発熱、咳、鼻水、目の充血など風邪のような症状が3日ほど続きます。その後、いったん熱が下がり、口の中にコプリック斑とよばれる白い斑点が見られ、39度前後の高熱と発疹が出現します。約1週間程度で治まりますが、肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
なお、人に感染する期間は麻しん発症1日前から解熱後3日間です。

麻しんの予防方法

麻しんを予防できる唯一の方法は予防接種をうけることです。麻しんワクチンを接種していない人や麻しんにかかったことが無い人は麻しんワクチンを接種しましょう。(橋本保健所では行っていません。)市町役場が麻しん予防接種を実施している場合は次のとおりです。

対象者

1期 1歳児

2期 小学校入学前1年間

3期 中学校1年生(13歳になる年度の1年間)

4期 高校3年生(18歳になる年度の1年間)

(補足)3期、4期は平成20年度から平成24年度の5年間のみ実施されます。
(補足)何らかの理由により、1期を受けられなかった2歳から年中児までの方は、お住まいの市町役場におたずね下さい。
この対象者以外は市町では実施していないので、事前に医療機関へ電話で照会のうえ接種して下さい。(接種に伴う費用については医療機関により異なります。)
麻しんの予防接種を実施している医療機関(わかやま医療情報ネット)(外部リンク)

症状から麻しんが疑われる時

熱、せき、発疹が出た場合には、学校や仕事を休み、早めに医療機関を受診して下さい。
受診する際には事前に医療機関に症状を伝え、受診の仕方を確認し、指示に従ってください。なお、他の人に感染させる可能性がある場合は、マスクを着用して下さい。

麻しん予防接種について

  • 妊娠している時の予防接種
    妊娠中には麻しんの予防接種を受けることはできません。妊娠前であれば、予防接種を実施していない人や、感染したことが無い人は予防接種を受けことをお勧めします。
    (接種後2ヶ月間の避妊が必要です。)
  • 効果
    麻しんに感染すると1000人に1人が脳炎になると言われる一方、麻しんワクチンを接種すると95%以上が免疫を得ることができます。予防接種による副反応で脳炎・脳症になる割合は100万人から150万人に1人です。
  • 過去に麻しんに明らかにかかったことがある人
    免疫があるので接種する必要はありません。

若者の間で麻しんが広まった理由

麻しんは平成19年3月から6月にかけて東京、埼玉等を中心に若者の間で流行し、次の原因が考えられています。

  • 麻しんの予防接種を受けていない人が多かった。
  • 予防接種を受けた人のうち約5%に免疫が得られなかった。
  • 麻しんの予防接種により一度は免疫を獲得したものの、麻しん患者の減少に伴い、自然感染による免疫増強効果が得づらくなり、発症の予防に十分な免疫を保有していない状態となった。

麻しん関係サイト 国立感染症研究所感染症情報センター(外部リンク)

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