症状から見る病害虫一覧

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モモの症状

葉の症状
アブラムシ類 せん孔細菌病 縮葉病 褐さび病
新葉が外側に巻く 葉に穴があく 葉の一部が水ぶくれ状になる 葉裏に黄色く縁取られた茶色の粉末を生じる
ウスイロサルハムシ ヒレルクチブトゾウムシ オビカレハ モモサビダニ
表皮を残して、葉裏から葉肉が食害される 葉縁からギザギザに葉を食害される 葉を食害される 7月以降、葉が銀白色になる
モモハモグリガ
葉に白いスジが入ったり、丸く褐変する
果実の症状
せん孔細菌病 モモ黒星病 うどんこ病 灰星病
褐色で亀裂を生じる 果梗部に黒い斑点を生じる 果実表面に白色のカビを生じる 果実表面に灰褐色の粉が生じる
ホモプシス腐敗病 吸蛾類 ミカンキイロアザミウマ シンクイムシ類
収穫以降、果実に茶褐色の病斑を生じる 主に晩生品種で発生が多く、収穫前に部分的に褐変する。中央には穴がある 縫合腺部分を中心に白色の食害痕が残る 果実から虫糞を排出
枝幹・根部の症状
シンクイムシ類 コスカシバ カイガラムシ類 ならたけもどき病
新梢先端部が枯死 主幹部から虫糞を排出 枝に白い体長2~3mmのカイガラムシが付く 樹の衰弱と共に、根皮下に白色菌糸が付着している

カキの症状

葉の症状
灰色かび病 うどんこ病 うどんこ病 落葉病
新梢の葉先が枯れる 黒い斑点(葉裏には何も見あたらない) 10月頃、葉裏に白い粉を生じる 褐色に縁取られた円い病斑
ハスモンヨトウ ハマキムシ類 イラガ カキクダアザミウマ
幼虫が葉を食害 葉を巻いて食害 葉を食害 若葉が縦に内側に巻く
マイマイガ カキノヒメヨコバイ カキホソガ食害痕 カキホソガ
毛虫が葉を食害 6月以降、葉の先端や葉縁が枯れる 表皮を残して葉肉を食害 葉裏の袋内にに白色粒がある
落葉病 カンザワハダニ
多角形の褐色病斑 黒い斑点を生じる(葉裏には赤いダニが見られる)
果実の症状
炭そ病 灰色かび病 すす点病 カキノヘタムシガ
果実に大きな黒点を生じる 枯れたガクの下に生じた傷 果皮のワックスが落ち、小黒点を生じる ヘタを残して落果(虫糞がでる)
カキクダアザミウマ チャノキイロアザミウマ ミカンキイロアザミウマ ネギアザミウマ
ふくらんだ黒点を生じる ヘタの形に沿って横縞模様の茶色いスジ 着色した部位を加害 着色期以前に黒いスス状の傷を生じる
フジコナカイガラムシ カメムシ類 カンザワハダニ カキサビダニ
ヘタの隙間に潜み、白い粉をふく 果実の肩に黒くにじんだ症状を生じる 黒く隆起した斑点
(刀根早生、平核無に限られる)
ヘタ付近で筋状にさび症状が見られる
ハマキムシ類 コガシラアワフキ
ヘタの下で果面を加害 カメムシ類の吸汁痕よりも浅い傷
枝幹の症状
ヒメコスカシバ ヒメコスカシバ フタモンマダラメイガ
枝から蛹が突出 白色の体をした幼虫が樹皮下に潜り込む 茶色の体をした幼虫が樹皮下に潜り込む

イチジクの症状

葉の症状
カンザワハダニ イチジクさび病 イチジク株枯病
葉裏がまだらに褐変する 葉裏に茶色の粉がつき、ひどくなると落葉する 新梢の葉が黄化萎ちょうし、やがて果実を残して枯死する
果実の症状
カンザワハダニ アザミウマ類 イチジク黒かび病 イチジク疫病
まだらに褐変して硬くなり、肥大しない 果実内部が褐変している 果実の開口部から腐敗が始まり、やがて黒いカビを生じる 果実表面に白い粉がふく
枝幹・根部の症状
フジコナカイガラムシ クワカミキリ クワカミキリ
枝幹部に幼虫が寄生 枝に穴が開き虫糞がでている 枝の表皮がかじられている
ネコブセンチュウ イチジク株枯病 イチジク白紋羽病
根にこぶができている 主幹の地際部が褐変し、陥没する 樹勢が弱り、根部には白い菌糸が見られる

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