熊野外国人観光客交通対策受入推進協議会
熊野外国人観光客交通対策推進協議会
- 経緯
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる外国人観光客は、近年、増加しており、今後も大きな誘客が期待されています。また、当該地域を訪れる多くの外国人観光客は、熊野古道を歩くことを大きな魅力としており、駅などの交通拠点から観光施設、ウォーキングポイントまでの二次交通の利便性の向上が非常に重要な要素となっています。
しかし、主な交通機関であるバス路線は複数の路線バス事業者により運行されており、表示もバラバラで外国人観光客には分かりにくい状況でした。このため、当該地域の複数の路線バス事業者、鉄道事業者の連携した取組による多言語表記等の整備を進め、エリア全体で公共交通を活用した観光ルートの情報発信をすることにより、より一層の外国人観光客の誘客と再訪を促進するため本協議会を設立しました。 - 体制
熊野外国人観光客交通対策推進協議会 名簿 - 検討経緯
平成29年度
平成30年度
令和元年度 - 共通整備ガイド
熊野地域の主な移動手段である鉄道事業者及び複数の路線バス事業者の多言語対応や案内情報の統一した整備方針となる「共通整備ガイド」をとりまとめました。 さらに、平成30年度は、バス車内における外国人観光客への案内情報の統一や充実に向けて、掲示物や音声ガイド、外国人接遇対応ツールに関する内容の充実を図りました。
今後も内容の修正・充実を図りながら、「共通整備ガイド」に基づいた取組を継続して進めてまいります。
5.基礎調査
外国人観光客へのアンケート調査、留学生を活用したモニター調査等を実施
6.実施事業
上記「共通整備ガイド」に基づき、観光客目線で、路線バスに系統番号を導入し分かりやすくするとともに、複数のバス路線図を鉄道情報も含めて1つにまと
め、乗り換え等の利便性を向上させます。
また、利用者の多い駅等の交通拠点や主要なバス停などにおいて、周辺観光地の案内図を新たに設置するなど、外国人観光客に分かりやすい案内情報の
充実等に取り組みます。
7.バス情報のオープンデータ「標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)」
8.資料
・熊野古道(中辺路)アクセスマップ(簡易版)(更新版H31.3)
・熊野古道(中辺路)アクセスマップ(全体版・モデルコース)(H31.3)
・路線図(R2.1)
・系統番号一覧表
・乗車方法(ヨコ版、タテ版)(更新版H31.3)
・バス停周辺マップ
紀伊田辺駅、稲葉根王子、一瀬王子、鮎川王子、向越、北郡、滝尻王子、高原、近露王子、継桜王子、小広王子、湯の峰温泉、渡瀬温泉、