わかやま結婚・子育て応援企業同盟　損害保険ジャパン日本興亜株式会社

■　企業紹介損害保険ジャパン日本興亜

　当社は自動車保険などを取り扱う損害保険会社です。当社グループでは「安心・安全・健康」というテーマのもと、保険にとどまらない事業展開やデジタル技術の活用により、お客さまの幸せな人生をひとつなぎで支えるグループを目指しています。

　和歌山では和歌山市、橋本市、田辺市、新宮市に店舗を構え、きめ細やかな対応ができる体制を整えています。

　社員が働きやすくそして働きがいのある会社の実現に向けて、2003年に大手金融機関として初めて女性活躍推進部署を設置。育児休業制度や短時間勤務制度など両立支援に向けた制度の構築や多くの女性が仕事と家庭を両立しながらキャリアアップを目指せる環境の拡充を行ってきました。

　さらに2015年度から全社員の働き方改革の取組みを強化。同時に、マネジメント層（特に多数を占める男性）の意識改革（イクボスの展開）も進めるなど、制度の拡充から意識改革、具体的な働き方改革へと取組みの幅を広げています。

■　仕事と家庭の両立に関する取組

次のような両立支援制度を設けております。

(1)キャリアトランスファー制度　利用者　147名（2016年度利用者数）

　本来転居を伴う転勤のない社員でも、配偶者の転勤や家族の介護などやむを得ない理由で転居することになった場合、勤務地を変更して仕事を続けることができます。

(2)産前産後休暇　利用者　781名（2016年度利用者数）

　出産予定日の8週間前（法定基準は6週間前）から出産後8週間まで有給で休暇を取得できます。

(3)育児休暇制度　利用者1536名（2016年度利用者数）

　原則として、子どもが満2歳1ヶ月に達するまで休業でき、男女問わず取得できます。

(4)育児時短勤務制度　1065名（2016年度利用者数）

　妊娠中から子どもが小学校3年生学年末になるまで勤務時間を短縮して勤務することができます。

(5)育休者フォーラム

　育休者のスムーズな復帰支援を目的に翌年度に復帰する育休社員を対象に開催。育休復帰者には、会社の現状の共有や仕事と育児の両立ポイント、上司・同僚にはマネジメントノウハウのポイントなどを提供しています。

(6)その他

・託児費用会社負担金

・介護休養制度

・介護時短勤務制度など

■　今後について

　このような取組みが評価され、2016年12月内閣府「女性が輝く先進企業表彰」内閣総理大臣表彰を受賞しました。

　和歌山でも2016年度末、キャリアトランスファー制度3名、産前産後休暇3名、育児休暇制度10名、育児時短勤務制度3名が制度を活用。活用しやすい環境が整えられています。

　今後は男性育児休業100％取得の推進など、働き方改革を進め、多様な人材がそれぞれの強みを最大限の力を発揮できるよう取組みを推進いたします。

＜基本情報＞

（掲載更新：2017年11月）