ルールとマナー

 自然は、私たちに様々な恩恵を与えてくれています。
 豊かな緑の木立を歩くとき、小鳥のさえずりを耳にするとき、また、海の潮の香りをかぐとき、私たちは心の安らぎを覚えます。また、海水浴やハイキングなど、レクリエーションの場所となっています。
 こうした自然は、県民みなさんの財産であり、未来に引き継いでいかなければならないかけがえのないものです。ルールやマナーを守り、多様な自然環境の豊かさを体感してください!


ルール(ご協力のお願い)

県立自然公園の中では、以下のことを守り自然を楽しみましょう。

動植物をとらないでください。
石を持ち帰らないでください。

生態系のバランスが崩れるだけではなく、あなたの次に訪れる人がそれらを見られなくなってしまいます。
植生の破壊、野生動物の誘引、山火事を防ぐため、キャンプやたき火は決められた場所以外ではしないでください。
あなたの次に訪れる人が気持ちよく利用するために、施設は大切に使ってください。落書きは犯罪(器物損壊)です。

 

マナー

みんなが快適に自然公園を利用できるように、自然と他者に思いやりを持って接しましょう。

● 無理のない行動計画をたてましょう自然公園を利用する際は事前に情報収集した上で、無理のない行動計画を立て、自己責任で行動しましょう。特に登山では、天候、アクセス、登山道状況等の情報を事前に入手することで、事故を防止しましょう。
● 安全運転を心がけましょう野生動物との衝突は、人身事故につながるだけではなく、野生動物の生存を脅かします。また、植生や生態系の保護のため、自動車やバイク等の乗り入れ規制がされている地域もあるので、事前に確認しましょう。
● トイレを事前に確認しましょうトイレがない場所もあるので、事前にトイレを済ませるか、携帯トイレを使用しましょう。排泄物による水質汚染や土壌汚染を防ぎます。
● 木道や歩道から外れずに歩きましょう道迷いを防ぐだけでなく、植物が踏み荒らされ、土が削られることによる自然環境の変化を防ぎます。また、歩行にストックを使用する際は、登山道の浸食を防ぐために、保護キャップをつけましょう。
● ごみは捨てずに持ち帰りましょう自然公園の風致景観を保護するとともに、ごみの臭いによる野生動物の誘因を防ぎます。
● 野生動物に餌を与えないでください行動様式が変化することで、生態系のバランスが崩れる可能性があります。また、本来は自然の中で暮らす野生動物が人に慣れ、人の生活圏に近づくことにより、交通事故や怪我などのトラブルの原因となります。
※クマやイノシシに出遭った場合は、刺激を与えず、その場をゆっくり立ち去ってください。
● 喫煙は決められた場所でしましょう歩きながらの喫煙は、他の人の迷惑になります。また、火事の原因にもなりますので、灰や吸い殻は持ち帰りましょう。
● 地域に配慮しましょう自然公園は、人の生活する場も含まれています。農林漁業を妨げる行為や私有地への勝手な立ち入り、騒音など、その地域で生活する人が困るような行為はやめましょう。
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