Hikigawa Wakayama natural Park日置川県立自然公園

日置川と百間山を源流とする熊野川(いやがわ)の渓谷美と山村風景の調和

日置川県立自然公園

日置川県立自然公園を紹介INTRODUCTION

日置川県立自然公園はどんなところ

 紀伊半島南部を東西に流れる日置川と百間山を源流とする熊野川(いやがわ)の渓谷美、この流れに沿って点在する穏やかな山村風景との調和が特色の公園です。
 百間山の南麓には、渓谷美で知られる百間山渓谷があり、梅太郎という木こりの落とした枝が根付いたという推定樹齢500年のウバメガシの老木が茂る「梅太郎渕」、イノシシを追って来た犬もろとも落下した伝説が残る「犬落の滝」、日照りが続くと、ここで雨乞いの神楽が行われたという「雨乞の滝」など数多くの名瀑が見られます。

指定書・公園計画書 (PDF形式 213キロバイト)

おすすめシーズン

登山者向けガイド

*県立自然公園内を通る一般的なルートをご案内しております。
*このほかにもルートはありますので、ご留意ください。

日置川県立自然公園への行き方ACCESS

地図

鉄道・バス

公共交通機関はありません

マイカー

紀勢道上富田ICから国道311号、県道219号、国道371号、熊野(ゆや)下川林道を経て百間山渓谷駐車場へ(無料・トイレあり)

難易度 体力度 歩行時間 歩行距離 標高差
★ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ★ ★ ☆ 4時間55分 7.1km 677m
※歩行距離は水平距離です。
歩行時間・歩行距離の詳細

登山ルートの説明

 百間山の登山ルートを紹介しています。
 百間山渓谷駐車場に駐車後、北東に少し道路を進み、百間山渓谷入口から遊歩道に入り、推定樹齢500年のウバメガシの老木が茂る「梅太郎渕」へ向かいます。梅太郎渕に掛かる滝をあとに、巨岩の間を潜り抜けると、二段となって美しい水を落とす かやの滝にたどり着きます。
 さらに蓋おい釜、藤の中島、難渋の壺と続き、巨岩や奇岩、清冽な滝、濃紺の水をたたえた底知れぬ釜など、すさまじいほどの自然美の競演がそこには広がっています。うっそうと生い茂るトチノキやホオノキ、ヒメシャラ、イロハモミジなどの落葉高木も渓谷によく映えます。
 やがて雨乞い神楽が行われたという雨乞の滝にであい、三十三尋の壺、夫婦滝と続き、ほどなく犬落の滝にたどり着きます。ひと筋の水が、まっすぐ滝壺に滑り落ちている様は美しいことこの上なしです。ここで小休憩を取りましょう。
 さらに狭くなった谷間を進んでいくと、やがて百間山登山口にたどり着きます。まっすぐ進めば、千体仏から板立峠へと導かれるが、ここは左へ進み、百間山を目指します。
 ほどなくして法師山から入道山の山稜を間近で臨むことができ、南側に大きく開けている大岩にたどり着く。ここからの絶景を望んだ後、スギやヒノキの植林帯を急登すると、百間山の山頂に到着です。
 山頂で休憩をしっかりとった後、往路を登山口まで下り、犬落の滝、夫婦滝を過ぎたあたりで、渓谷を離れ山腹沿いの道を進んでいきます。右足元の渓谷を眺めながら遊歩道を進むと、百間山渓谷入口に戻ってきます。

周遊コース

周遊コースの見どころなどを紹介CHECK POINT

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