Hatenashi Sanmyaku Wakayama natural Park果無山脈県立自然公園
和歌山県の雄大な山地、山脈地形が果てしなく続いていく

果無山脈県立自然公園を紹介INTRODUCTION
果無山脈県立自然公園はどんなところ
和歌山県でも有数の山地・山脈地形を誇り、その名のとおり果てしなく山々が続いています。標高の高い笠塔山(かさとうやま)や安堵山(あんどさん)にはブナやモミ、ツガなどの貴重な自然林が残っています。また、中辺路町水上には、トガサワラの樹林帯が広がっています。
笠塔山に広がる自然林では、森の王者クマタカや「声の仏法僧」の別名を持つコノハズク、ムカシトンボなどの貴重な鳥や昆虫が記録されています。
おすすめシーズン
- 通年歩くことは可能だが、夏の暑い時期は避けたい。
- 紅葉は11月中旬~下旬
登山者向けガイド
*県立自然公園内を通る一般的なルートをご案内しております。
*このほかにもルートはありますので、ご留意ください。
果無山脈県立自然公園への行き方ACCESS

鉄道・バス
公共交通機関はありません
マイカー
阪和道有田ICから県道22号、国道424号、県道29号、198号を経て、水上栃谷トンネルを出て2つ小さい橋を越えすぐに左(県道198号線へ入ってから3kmほど)へ入ったところの駐車スペースへ
難易度 | 体力度 | 歩行時間 | 歩行距離 | 標高差 |
---|---|---|---|---|
★ ★ ★ ☆ ☆ | ★ ★ ★ ★ ☆ | 3時間25分 | 4.0km | 550m |

登山ルートの説明
水上の自然林が堪能できるコースを案内します。
水上栃谷トンネルを南に出て、小さい橋の2つ目をすぎたら、すぐに左へ入る駐車します。駐車後、「水上鳥獣保護区区域図」と書かれた看板がある赤い門を抜けていきます。しばらく荒れた舗装道を歩き、左手前に進む形で山道へ入っていきます。
草木が生い茂っている山道を進むと、尾根に取り付ける場所へとたどり着くので、尾根をひたすらに上がっていきます。
ここからはずっとまっすぐ上がり続けますが、道中の自然林の壮大さや自然林、人工林の対照的な風景には、感動するところです。また、トガサワラの巨木が多数そびえたっており、その雄大さは他では味わえないものです。
さらに上がっていくと、開けた場所に出ますが、まだまっすぐ進むとすぐに山頂へとたどり着きます。残念ながら眺望はありませんが、山頂でも自然林を感じることができます。下山は往路をそのまま下っていきます。
周遊コース
周遊コースの見どころなどを紹介CHECK POINT

①登山口
空き地に車を停めて、「水上鳥獣保護区区域図」と書かれた看板がある赤い門の方へ進んでいきます。

②林道横の山道
赤い門を過ぎて少し歩き、左手前の山道を入っていきます。草木が生い茂っていますが迷わず進んでいきます。

③自然林と人工林の対照的風景
尾根に取り付いた後、左に人工林、右に自然林がある間の道をひたすらに進んでいきます。2つの対照的な風景は思わず見とれてしまいます。

④トガサワラの巨木
山道の右側にトガサワラの巨木がいくつも現れ、一つひとつの雄大さに思わずシャッターを押してしまいます。

⑤山頂手前の作業道
トガサワラの巨木を抜けた後、開けた場所へ出ます。
山頂はもう目の前です。

⑥山頂
残念ながら眺望はありませんが、山頂でも自然林を感じることができます。下山は往路をそのまま下っていきます。