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県民の友

2026年10月号

No. 1058

特集1

ゲームで「創る」
新たな可能性

「遊ぶ」から次のステージへ

皆さんゲームにどのような印象をお持ちですか?近年ゲームは、学び・交流・挑戦の場としても注目されており、新たな産業としても期待されています。本特集では、ゲームを通じて、地域に新たな文化と人の交流を生み出し、未来の産業を育てる取組を紹介します。

問い合わせ
デジタル社会推進課
電話
073-441-2405
ファックス
073-428-1136
eスポーツの様子

ゲームで
「遊ぶ」から「創る」へ

県では、eスポーツ※の推進とクリエイター支援を通じ、ゲームの力を地域の課題解決へとつなげ、単にゲームで「遊ぶ」だけでなく、和歌山の新たな可能性を「創る」挑戦を進めています。

※「エレクトロニック・スポーツ」の略で、ゲームを「スポーツ」として捉え、ルールに沿って腕前を競い合うものです。

県の取組

eスポーツの推進

  • 県内高校をモデル校に選定し、部活動を支援
  • 大会やイベント開催による県民のeスポーツ理解を促進
  • 高校生や学生等が大会等に運営側として参加し、イベント運営スキルなどを実践的に習得

クリエイターの支援

  • ゲームクリエイターコミュニティ構築、運営による交流の活発化
  • ゲーム制作イベントやオンラインセミナー等の開催による人材育成・集積
  • ゲーム企業の誘致により働く場の確保

「遊ぶ」から「創る」へ

  • 新たな若者文化を創る

    若者の県内定着と県外からの流入
  • 新たな産業を創る

    スキル獲得、デジタル人材の育成・集積
  • 交流の場を創る

    性別、年齢、障害の有無を問わない共生社会の実現

Interview 01

和歌山から ゲーム産業を 盛り上げる

写真:橋詰 いぶきさん
和歌山大学
クリエゲーム制作
プロジェクト(CGP)※
はしづめ いぶき さん

※和歌山大学で2011年から活動しているゲーム制作の学生団体

ゲーム制作を仲間と学び合えるコミュニティを和歌山に

ゲーム制作は一人でもできますが、仲間とチームを組み学び合える環境はまだ多くありません。そこで、和歌山にゲーム制作を通じて人とつながる場があれば面白いと考え、県が開設したオンラインコミュニティ「Game Grove X(ゲームグローブクロス)(GGX)」の運営に携わることにしました。

写真:PCに向かっている橋詰さん

GGXでは参加者同士で交流しながら学べる機会をつくっています。こうした活動を通して、ゲーム制作に興味を持つ人が増え、将来ゲーム業界をめざす人が和歌山から生まれてほしいと思います。

企画・運営から初対面の仲間とのゲーム制作まで

GGXでは、現役のゲームクリエイターとの交流会や、制作したゲームの展示会などの企画・運営を行ってきました。また、コミュニティ内でチームを組み、ゲーム制作にも取り組んでいます。

大学でゲーム制作の経験はありましたが、GGXでは初対面の人とチームを組むことも多く、コミュニケーションの取り方などに難しさを感じることもありました。一方で、さまざまな考え方の人と一つの作品をつくる経験は、貴重な学びになっています。

写真:GGXでの活動の様子
GGXでの
活動の様子

和歌山から“バズる”ゲームが生まれる未来を

GGXは、プロ・アマ問わず挑戦できる発展途上のコミュニティです。今後、参加者が増え、交流や制作が活発になることで、いつか和歌山から“バズる”ゲームが生まれ、将来的には和歌山を拠点とする企業やクリエイターが増えていく可能性もあると思います。

GGX Games Showcase(展示会)では、メンバーが作った個性豊かなゲームを体験できます。作るのが好きな方も、遊ぶのが好きな方も、ぜひGGXの活動に触れ、和歌山のゲーム文化を一緒に盛り上げてもらえればうれしいです。

「ホワイトノウェイ」の画面 「セーチング!」の画面
GGX Games Showcase(2026年)最優秀賞「ホワイトノウェイ」、優秀賞「セーチング!」

ゲームクリエイター
コミュニティ
Game Grove X

県では、2025年8月にゲームクリエイターたちがオンラインで交流できる場として「Game Grove X(GGX)」を開設しました。

GGXでは、オンラインセミナー、ゲーム制作コンテスト、展示会等さまざまなイベントを実施しており、県内外の学生、社会人、クリエイター等が交流しながら、つながりの構築とスキルの向上を図っています。16歳以上であれば経験・職業は問わず参加できます。

ぜひ皆さんご参加ください!

Game Grove X 公式サイト(新しいウィンドウで開きます)

GGX Creators Meetup 2026

写真:今年度のキックオフイベントの様子
今年度のキックオフイベントの様子

GGX Games Showcase

写真:コミュニティで制作されたゲームを試遊する様子
コミュニティで制作されたゲームを試遊する様子

eスポーツわかやま
推進プロジェクト

県立高校の内6校を選定し、eスポーツの部活動に必要な機材の設置の支援や大会を開催しています。他にもこどもから高齢者までeスポーツに触れて、理解を深められるイベントも開催予定なので、どなたでもお気軽にご参加ください。

eスポーツフェスタ
「きら★スポ」2025

写真:eスポーツ体験の様子
eスポーツ体験の様子

和歌山県高校
eスポーツ選手権2026

写真:和歌山県高校eスポーツ選手権2026の様子
写真:和歌山県高校eスポーツ選手権2026の様子
県内の高校から9チーム49人が参加

Interview 02

「ただのゲームでしょ?」 では終わらないeスポーツの力

写真:谷本翔太さん(左)、寺下裕崇さん(右)
(一社)和歌山eスポーツ連合
代表理事 会長 たにもと しょうた さん(左) 事務局長 てらした ゆたか さん(右)
写真:eスポーツ連合の活動の様子
eスポーツ連合の活動の様子

企業間の交流も高齢者の健康づくりもeスポーツで

和歌山eスポーツ連合では、企業間の交流大会や高齢者向けの体験会などを開催しています。eスポーツで人と人との交流を広げ、地域の活性化や高齢者の健康づくりにつなげたいと考えています。

「ゲームが好き」から「和歌山が好き」になってもらいたい

大会運営には若者にも積極的に関わってもらっています。イベント運営や動画の配信・編集など関連する仕事を知ってもらい、「ゲームが好き」だけでなく、「和歌山にもこんな仕事があるんだ」と、地元への関心や愛着を育むきっかけにしてもらいたいです。自分の「好き」をきっかけに働く人が増えれば、若者の県外流出対策にもなると思います。

eスポーツの力をさらに多くの人に知ってほしい

eスポーツにはアイデア次第で経済、教育、福祉などさまざまな分野で和歌山を元気にする力があります。ゲームの経験がない方も、ぜひ家族や身近な方とゲームを試しにやってみてください。そこから新しいコミュニケーションが生まれるはずです。

次のステージへ

今年度のイベント開催予定

クリエイターイベント

GGX NEXUS JAM(ジージークロス ネクサス ジャム)

チームを組み、テーマに沿ったオリジナルゲームを制作するイベント

日時
10月17日(土)~2027年1月8日(金)
定員
60人程度

クリエイターイベント

GGX Games Showcase(ジージークロス ゲームズ ショーケース)

GGX NEXUS JAMで制作された作品のコンテストやゲーム企業等の作品の展示会、ゲーム業界で活躍するクリエイターによるトークセッションなど

日時
2027年1月24日(日)
場所・会場
和歌山城ホール(和歌山市)

eスポーツイベント

eスポーツフェスタ「きら★スポ」2026

eスポーツの体験イベント。eスポーツを通じて将来のキャリア形成を楽しみながら学べるブースも設置予定。今年度は紀北、紀南で各2回実施予定

eスポーツイベント

和歌山県高校eスポーツ選手権2027

eスポーツに励む高校生が日々の成果を発揮するための選手権。学生も運営スタッフとして参加

詳しくはこちら

デジタル社会推進課(県WEBサイト)(新しいウィンドウで開きます)