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掲載内容





起業を支える

 人口減少や少子高齢化などに伴いさまざまな地域課題が生じる中、ビジネスの手法でこれらの課題解決と持続的な地域経済の循環をめざす「ローカル・ゼブラ企業」が注目されています。
 県では、ローカル・ゼブラ企業創出を支援するとともに、アントレプレナーシップ(起業家精神)を備えた人材の育成を進めています。

わかやま創業スクールのようす

県の取組
社会や地域の課題解決をめざす企業・事業を創出

 ローカル・ゼブラ企業を創出するため、課題を抱える自治体と事業者とのマッチングに取り組みます。
 また、経営者や起業を志す方に向けて、ローカル・ゼブラ企業の先進事例や方法論等を学ぶ場や先輩起業家との交流の場を提供し、起業・成長への行動を促進します。

地域課題解決のための起業を支援

 デジタル技術を活用して地域課題の解決を図る起業家に対し、資金面での支援を行っています。

※特定分野での事業承継や第二創業(企業の新事業・新分野への進出)も補助対象

わかやま地域課題解決型起業支援事業
補助金 最大200万円 プラス
 経営課題や事業計画に対する助言、資金・労務・販路開拓の助言などをサポート

アントレプレナーシップを持つ人材を育成

 社会や地域の課題を発見し、主体的に解決策を考え、行動する人材を育成するため、県内の中学生や高校生などに対し、アントレプレナーシップを培うための教育プログラムや起業家との交流機会を提供します。

起業したい人を支援

 県内での起業を考える方に向け、必要な知識やスキルを学べる講座「わかやま創業スクール」を開催しています。参加者同士でお互いを高め合いながら、事業のアイデアを基にした事業計画書の作成をめざします。

受講生募集中!


受講期間:7~11月(全10回)
会場:Key Site(和歌山市)
定員:16人程度
費用:33,000円
申込締切:6月20日(金)
わかやま創業スクールのページへリンク

地域課題解決型起業支援事業 採択事例


子育て中の方に
癒しの時間を

打越 友美さん

あかちゃんcafe LaPa
代表 打越 友美さん
 当店はこどもの見守りサービスを提供する会員制のカフェです。私が子育て中に「こどもと親の居場所がもっとあれば」「こどもを幸せにするために、まず親自身が幸せに生きることが大切だ」と感じていたことから、小さなこどもを育てる方が安心して自分の時間を過ごせる場所をつくろうと決めました。
 お客様に寄り添いながら、子育て支援の選択肢の一つとして必要とされる場所にしていきたいです。また、お客様の中には、あかちゃんcafe LaPa店内の様子創作活動に励む方や色んな資格をお持ちの方もいらっしゃるので、そういった皆さんの活動や思いを広める場にもしたいと思います。
 そしていつか、私たちが見守っていたお子さんが親となってまた遊びに来てくれる、そんな温かいつながりがこの場所から生まれることを願っています。



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