農業工学職として、小区画で不整形な農地を働きやすい農地に整備する「ほ場整備」や老朽化した農業用ため池の改修を主に担当しています。
　入庁後、最初に配属された伊都振興局では、紀の川左岸の農道「フルーツライン」を担当しました。地元調整が難航し、思うように工事が進まずに苦労しましたが、開通後に多くの方が利用している様子を見て、自分の仕事が目に見える形になったことに達成感を得ることができました。
　できるだけ現場に行き、農家の方や関係者と直接お話することを心がけています。和歌山県をもっと良くしたいという思いを強く持って日々の業務に取り組むことで、新しいアイデアが浮かんだり、細かいところに気づけたりします。また明るい表情や責任感を伴った言葉も出るようになり、今ではより効率的な業務遂行にもつながっています。縁の下の力持ちとして、優良な農地づくりと安全安心で元気な農村づくりを進め、和歌山県の農業を盛り上げていきたいです。