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平成28年  2 月定例会号  主な記事


議会活動の紹介 topics


予算特別委員会


予算特別委員会では、知事から提案された当初予算案について集中審議しました。
主な質疑は次のとおりです。

予算特別委員会-写真
3月10日(木)・11日(金) 質問委員(7人)
堀 龍雄・片桐 章浩・中 拓哉・雑賀 光夫・尾﨑 太郎・長坂 隆司・浅井 修一郎


問 県は、少子化対策にどのように取り組んでいるのか
   
答 県では、少子化対策として、結婚を希望する方に出会いの場を提供する結婚支援事業、不妊治療に対する経済的支援策の「こうのとりサポート」、安心して子供を産むことができる地域の産科医療体制の整備、女性の社会参加への支援とともに子供を健やかに育てるための認定こども園の整備と保育士の人材確保、家計の負担を軽減する「紀州3人っこ施策」などに取り組んでいます。
   
問 映画「海難1890」の題材である日本とトルコの友好の歴史を学ぶことへの取組は
   
答 遭難事故は、4社の中学校社会科教科書と文部科学省が全国の中学生に配布している道徳用教材に取り上げられています。
 県では、高校生にこの映画を鑑賞してもらうとともに、県が作成した中学2年・3年生の道徳読み物資料集の中で遭難事故を取り上げています。また、全国の教育委員会に対し、映画を鑑賞していただくよう協力を要請しています。
 今後も、この友好の歴史についての学習が広がるよう情報提供などに取り組んでいきます。
   
問 LGBT(性的少数者)に対する県の取組は
   
答 すべての人の人権が尊重される豊かな社会を実現するため、人権に関する啓発活動や相談業務等に取り組んでいます。また、精神保健福祉士や臨床心理士などによる心の健康相談を実施しています。さらには、男女共同参画センターで性同一性障害等の講演会や資料展示・勉強会の開催などを実施しています。
   
問 小学校3年進級時に2学級が1学級に統合される問題について
   
答 国の基準では3年生になるときに35人学級から40人学級になるところを、本県では独自に38人学級編制にしています。
 教育環境の整備については、個々の児童への対応が大切であると考え、児童の実情に応じた個別指導や補充学習を行い、きめ細やかな対応をしていきます。
   
問 県立医科大学への薬学部設置について
   
答 大学進学時に、多くの学生が県外に流出している状況に歯止めをかける必要があります。県では、資格が取れる学部の設置であれば、一定の志願者を確保できると考え、薬学部の設置を検討してきました。
 県立医大としても、薬学部を新設することで医薬看3学部の医療系総合大学に発展する機会となると考えています。
   
問 県立医科大学薬学部の立地場所について
   
答 大学も町なか再生の中核施設の1つとして考えていますが、設置に当たっては、隣接施設がいかなる施設であっても安全対策に万全を期していくことが大事だと思っています。
 なお、校舎等の配置に関しては、伏虎中学校跡地のほか既存キャンパスの活用も考えられるため、県立医科大学の意見も聴きながら決定していきたいと思っています。
   
問 「守ります、まちと優良農地。」に関する農地転用の厳格化について
   
答 県議会の議論を踏まえ、先日の本会議で撤回を表明しましたが、今後とも、市町村長や農業委員ともよく話し合っていきたいと思っています。
 まちと優良農地の本題は大変大事な話ですが、議会で申し上げた以上のことを申し上げることは一切ありません。
がん対策推進に係る県民との意見交換会
 議員提案による和歌山県がん対策推進条例が制定から3年を経過したことから、平成28年3月7日(月)、和歌山県議会において、県民との意見交換会が開催されました。
 同条例案検討会元座長の山下直也議員をはじめ、県議16名及び患者会10名の皆様が出席のもと、県当局から条例施行後の事業実施状況の説明があり、がん対策推進について活発な意見交換が行われました。
県民との意見交換会-写真

関西広域連合議会3月定例会開催
 平成28年3月5日(土)、大阪府立国際会議場(大阪市)において、関西広域連合議会3月定例会が開催され、本県議会から山下直也議員(広域連合議会議長)、岸本健議員及び長坂隆司議員の3名が出席しました。
 本会議において、長坂隆司議員が一般質問を行い、「トップアスリート養成のための役割分担」、「広域サイクリングロード」、「津波防災の日の精神の広報・発信」などについて質問しました。
 特にトップアスリート養成のための役割分担については、関西広域連合構成各府県市で、担当競技を決め、担当を決めた競技のトレーニングセンターを強化育成拠点にし、世界に通用するトップアスリートの養成を図る取組を行ってはどうかただしました。
 本質問に対し、井戸連合長(兵庫県知事)から、広域連合は主として府県市の取組を補完する役割と考えるが、来年度から関西の構成府県市で推進会議を設置し、具体的検討を行うこととしており、関西ゆかりのアスリートが育つ環境づくりなどに取り組んでまいりたいとの答弁がありました。
関西広域連合議会-写真


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