モデル事例集「野嶋広子」

「 リーダー養成プロジェクト終了後の軌跡から 」

和歌山市議会議員

野嶋広子さん(和歌山市)

平成11年の6月、国において「男女共同参画基本法」が制定されました。

その後、各自治体において今日まで男女共同参画社会づくり推進に関する取り組みが活発に展開されていることは皆様方もご承知の通りであります。

当時、和歌山県もその施策の一つとして「女性のリーダー養成プロジェクト講座」を数回にわたり実施されました。

私はそのリーダー養成講座修了の一期生であります。ここで少し当時の記憶をたどってみますと、私が最も学んだことは「21世紀に入り、少子高齢化等により社会・経済状況がこれまでと大きく変化していくこの時代、誰もが生きやすい社会づくりを推進していくためには、あらゆる意思決定の分野にもっと女性が参画していくことが求められている」ということでした。

その後、私は家業を手伝い、4人の子育てをしながらPTA活動や地域活動に積極的に取り組んで来ました。

そして社会人大学にも通っていました。それらの体験等を通して、行政の意思決定の場でもある政治の分野にもっと女性が参画すべきであるとの強い思いから、平成15年の統一地方選の和歌山市議選に無所属で立候補を決意しました。

お陰様で皆様方のご支援により当選させて頂き、現在市議3期目であります。

日々全力で住民福祉の向上や教育の充実・防災対策など市政発展のために微力ながら取り組んでいます。

また本年度は議会内にて副議長を仰せつかり議長の代理として全国市議会議長会や近畿市議会議長会などにも出席させて頂いていますが、各自治体の女性議員数が少数ゆえ、女性の議長や副議長さんが少ないのが実態であります。

“ 政治の分野にもっと女性の参画を期待します。”

男女共同参画社会づくりが叫ばれ「男女共同参画基本法」が制定・実施されてから、はや十数年が経過しました。

人々の意識や若者の子育て状況等を見ると「男女共同参画社会」は幾分か進捗して来たのかなあと思いますが、まだまだ充分だとは言い切れません。

みんながもっと住みやすい社会の実現に向かって男女共同参画の意識を高めていきましょう。

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