職種紹介(農学職)

職種紹介

農学職

農業は和歌山県の最も重要な基幹産業の一つです。和歌山県では温暖な気候と豊富な日射量を利用した園芸農業が盛んで、地域の特性に適した果樹や野菜、花など多種多様な作物が生産されています。中でも果樹は県の農業産出額の6割を占め、みかんや梅、柿の生産は日本一を誇ります。また、暖地の特性を活かした野菜や花きの施設園芸も盛んです。
農業が元気になることで農家はもちろんのこと加工や流通などの関連産業にも波及し、地域全体が活気づきます。近年は高齢化に伴い農業従事者数は減少していますが、農業に産業としての未来を感じて、規模を拡大したり、さらなる農産物のブランド化や6次産業化など新たな分野にチャレンジする農家が増えてきています。和歌山県の農学職員は、優れた農産物や地域資源を活用した産業振興を通じて農家や農業法人、農業関連産業の方々とともに地域活性化に貢献できる大変やりがいのある仕事です。

主な業務内容

  • 本庁
    農業振興施策の企画立案・実施、具体的には生産振興、販売促進、担い手育成、都市農村交流、農地流動化、鳥獣害対策など
  • 各振興局
    各種制度・施策による農業者、農業法人の支援、農業技術や新品種等の指導・普及、担い手育成支援、地域農業振興の企画立案、地域特産品のブランド化など
  • 農林大学校、就農支援センター
    農業技術、農業経営、アグリビジネス等の講義と実習による優れた農業者の育成試験研究機関
    新品種の開発、高品質生産技術、省力化技術などニーズに対応した新技術の研究 開発

主な配属先

(本庁)
農林水産部農林水産総務課、研究推進室、食品流通課、果樹園芸課、農業環境・ 鳥獣害対策室、経営支援課
(地方機関)
各振興局農林水産振興部農業水産振興課(県内7地域)
(試験研究機関)
農業試験場(紀の川市)
農業試験場暖地園芸センター(御坊市)
果樹試験場(有田川町)
果樹試験場かき・もも研究所(紀の川市)
果樹試験場うめ研究所(みなべ町)
(教育・研修機関)
農林大学校(かつらぎ町)
農林大学校就農支援センター(御坊市)

異動、キャリアアップについて

新規採用者は2年から3年で次の配属先に異動し、その後、3年から5年サイクルで異動しながら、多様な職務経験を通じてキャリアアップを図っていきます。また、国や大学等の研究機関や国省庁等への派遣制度があります。

先輩職員からのメッセージ

【パンフレット】

2022職員募集パンフレットから

【職種紹介動画】

和歌山県インターネット放送局

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