令和6年度から和歌山県職員採用試験が大きく変わります

​​​​​令和6年度から和歌山県職員採用試験が大きく変わります


和歌山県では、県行政を担う多様な人材を獲得するため、より多くの方に職員採用試験にチャレンジしていただけるよう令和6年度から採用試験制度を大幅に変更します。

※試験実施方法(募集人数)等については、令和5年10月時点での予定ですので、変更する場合があります。
※今後公表される試験案内(早期募集枠試験は令和6年3月上旬、I種通常募集・社会人採用試験は同年4月中旬、II種・III種試験は同年7月上旬予定)を必ずご確認ください。

1 早期募集枠試験を実施(大学卒業程度)

 民間企業と公務員の両方を視野に就職活動に挑む学生、スポーツ・研究・ボランティア活動等に熱心に取り組んだ方、転職により新たなことに挑戦しようとする社会人など、そのバイタリティを活かして和歌山県で活躍いただける方を募集します 。
 

【実施方法(予定)】

  • 募集職種(募集人数)

 一般行政職(20名程度)、土木職※(若干名)、農業工学職※(若干名) 

 ※令和6年度からI種総合土木職は、土木職と農業工学職に分けて募集

  • 受験資格

 22歳~29歳(令和7年4月1日時点)

  • 試験時期

 1次試験4月  2次試験5月  最終合格発表6月上旬

 ※最終合格者は現行の通常募集(8月)より2か月早い6月上旬に発表

  • 試験内容

 【1次】基礎能力試験SCOA(大学卒業程度)、適性検査
 【2次】論文試験、面接試験2回 

 ※専門試験を行わないため、特別な公務員試験対策が不要

 ※2回の面接のうち1回は、自己PR面接(一般行政職)又は専門性面接(土木職・農業工学職)を実施

  • その他

 ・1次試験(基礎能力試験)をテストセンター方式により実施。全国の会場で受験可能

 ・最終合格決定は1次試験(基礎能力試験)の成績と合計せず、2次試験(論文試験及び面接試験)の成績のみで決定。より面接を重視

 ・現行の特別枠採用試験を統合

 ※特別枠で受験可能であった「30歳~35歳」の受験者層は、「2社会人採用試験」で受験可能

 2 社会人採用試験を実施(大学卒業程度)

 民間企業で培った企画力・コミュニケーション能力、国際的な活動を通じた語学力・行動力、ボランティア活動等多様な経験・能力を活かし、和歌山県で活躍いただける方を募集します。
 

【実施方法(予定) 】

  • 募集職種(募集人数)

 一般行政職(20名程度)、土木職(若干名)、農業工学職(若干名) 

  • 受験資格

 30歳~45歳(令和7年4月1日時点)

  • 試験時期

 1次試験6月  2次試験7・8月  最終合格発表8月下旬

  • 試験内容

 【1次】基礎能力試験SCOA(大学卒業程度)、論文試験、適性検査
 【2次】面接試験2回 

 ※専門試験を行わないため、特別な公務員試験対策が不要

 ※2回の面接のうち1回は、自己PR面接(一般行政職)又は専門性面接(土木職・農業工学職)を実施
 ※論文試験は、2次で採点

  • その他

 ・1次試験会場は、これまでの和歌山市・田辺市に加え、東京会場でも実施              

 ・最終合格決定は基礎能力試験の成績と合計せず、面接試験と論文試験の成績により決定。より面接を重視

 ・現行の就職氷河期世代対象、職務経験者を対象としたUIターン型試験を統合

3 大学卒業程度試験のその他変更点

  • I種試験(大学卒業程度)・通常枠 【一般行政職、土木職、農業工学職】

  年齢要件を「22歳~35歳」から「22歳~29歳」に変更

 ※現行の「30歳~35歳」の受験者層は、社会人採用試験で受験可能
 

  • I種試験(大学卒業程度)・通常募集 【学校事務職】 
    I種試験(大学卒業程度)・通常募集で学校事務職を新たに募集
    ※令和7年4月1日現在、「22歳~35歳」の方が対象

【変更後】 令和6年度の採用試験(大学卒業程度) ※イメージ図


図2
※下線は、令和5年度からの変更点

【現行】令和5年度の採用試験(大学卒業程度) ※イメージ図


図1改
 

4 技術職採用試験の変更点(短大、高校卒業程度)

  • II種(短大卒業程度) 【土木職、農業土木職】

 土木系の職員確保のため、II種試験で土木職、農業土木職を新たに募集
 

  • III種(高校卒業程度) 【農業土木職、農業職、林業職】

 農業土木職、農業職、林業職の職員確保のため、III種試験で農業土木職、農業職、林業職を新たに募集
 

【変更後】令和6年度の技術職採用試験(短大、高校卒業程度) ※イメージ図


図3
II種試験は大学等、III種試験は大学、短大、高専等の在学年数により、受験資格が制限される予定です。

    詳細は、令和6年7月上旬公表予定の試験案内をご確認ください。 

5 試験Q&A

Q1 大学、短大、高校卒業程度の試験は、それぞれ卒業していないと受験できないのですか。

A1 例えば、大学卒業程度の試験は、試験の程度が大学卒業程度ですので、大学を卒業していなくても受験可能です。短大、高校卒業程度も同様です。
 

Q2 令和6年度の試験で合格したら、いつから採用されますか。  

A2 令和7年4月1日を予定しています。
 

Q2 早期募集枠試験と通常募集は併願できますか。

A2 併願は可能です。
 

Q3 社会人採用試験は、現在非正規雇用で正社員の職務経験がなくても受験できますか。

A3 現在の雇用形態や職務経験の有無にかかわらず受験できます。
 

Q4 社会人採用試験は、和歌山県内在住(県外在住)でも受験できますか。

A4 県内・県外在住にかかわらず受験できます。
 

Q5 基礎能力試験(SCOA)とはどのような試験ですか。

A5 民間企業などで採用されている択一式の筆記試験です。例えば、令和5年度I種試験(大卒程度)の一般行政職では、以下の試験で実施しています。
   試験時間:1時間
   問題数 :120問(択一式)
   出題分野:一般知識・時事、文章読解能力、基礎英語、論理的思考能力、数的能力
   ※出題分野等は変更する場合がありますので、詳細は今後公表予定の試験案内でご確認ください。
 

Q6 II種試験の土木職、農業土木職、III種試験の農業土木職、農業職、林業職の専門試験はどのような試験ですか。   

A6 令和6年3月上旬に公表する総合案内で、出題形式(記述式・択一式の別)・問題数・出題分野(予定)を公表する予定です。
  ただし、変更する場合がありますので、同年7月上旬に公表予定の試験案内も必ずご確認ください。
 

Q7 適性検査とはどのような検査ですか。

A7 面接の参考資料とするための性格検査です。
 

Q8 早期募集枠試験のテストセンター方式の会場ではどのように受験するのですか。

A8 全国のテストセンター会場において、パソコン画面で出題・実施する試験方式です。
   会場は47都道府県にあり、受験者が希望する会場、日時を予約して受験していただきます。
 

Q9 早期募集枠、社会人採用試験の自己PR面接とはどのような面接ですか。

A9 PRする内容は指定しませんが、学生生活でのクラブ・ゼミ活動、地域でのボランティア活動、職務経験、研究実績等をPRしていただくことを想定しています。
 

Q10 早期募集枠、社会人採用試験の専門性面接とはどのような面接ですか。

A10 受験職種の専門分野に関する専門性確認シートを提出していただき、面接で受験職種の専門分野に関する知識等の確認を行う予定です。 
 

Q11 試験案内はいつ公表されますか。

A11 早期募集枠は令和6年3月上旬、通常募集、社会人採用試験は同年4月中旬、II種・III種試験は同年7月上旬を予定しています。
   また、試験全体の年間スケジュール等を掲載する総合案内は同年3月上旬公表を予定しています。

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