写真左：前芝雅嗣(まえしば　まさつぐ) 議長、写真右：藤山将材(ふじやま まさき)副議長
中央：紀の国わかやま国体・大会マスコットキャラクター きいちゃん


　新しく就任された前芝雅嗣議長と藤山将材副議長に、現在力を入れている活動とこれからの抱負をお聞きします。

前芝議長　和歌山県は、南紀熊野ジオパークや世界最北の大サンゴ群落を有するラムサールの海もあり、豊かな自然に恵まれています。そして、世界でも類例のない資産である世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」をはじめとした悠久の歴史と文化に彩られた素晴らしい故郷です。
　私は、これら故郷の宝を活かした観光を県の基幹産業として発展できるよう力を注いできました。これからもさらに県外に向け発信し、地域活性化につなげていきたいと考えています。

藤山副議長　県の活性化のためにI Tを活用したPRを提案しています。それによって和歌山の素晴らしさをもっと知ってもらえたらうれしいです。
　また、これからの未来を担う子どもたちも安心して利用できるよう、交流サイトなどから守ることが私たちの役割であると思っています。

　 最近、全国的に災害がよく起こっているので心配です。

前芝議長　そうですね。発生すれば紀南地方を中心に甚大な被害が想定される南海トラフ地震や津波などの防災対策には、スピードが大事です。そのためには費用も必要ですから、私たち議員も、その費用を確保するため、国に予算を要求するなど尽力しています。

藤山副議長　そして、自助・公助・共助を明確に理解し、徹底して進めなければなりません。それには県民の皆様の協力も必要です。みんなで力を合わせることが大事なんです。

　 いよいよ今秋「紀の国わかやま国体・大会」が開催され、大勢の方々が来県しますね。

前芝議長　和歌山にとっては大きなチャンスですから、県民一体となってお客様を「おもてなし」したいと思います。
　そして、国体・大会が終わった後も利用した施設などの活用方法も考え、さらに県の経済を発展させる契機として捉えていかなければと思います。

藤山副議長　全国から注目される年になるので、この国体・大会を活かし和歌山がもっと元気になるよう望んでいます。
　地方創生のため皆様の協力を得て官民一体となり、和歌山がさらに飛躍する年にしていきましょう。