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観光立県推進条例制定に向け活動中の県議会 新しく就任した議長・副議長に和歌山県観光キャンペーンスタッフ 「きのくにフレンズ」がインタビューしました和歌山の特性を生かした 地域再生を

魅力的な観光資源を生かし
和歌山再生をめざす

鈴木さん 就任されて1カ月が経ちました。特に力を入れていることをお聞かせください。
冨安議長 任を受け、あるべき姿あらねばならぬ姿をめざし身の引き締まる思いでいっぱいです。都会と地方の論理が対立している現在ですが、地方が元気に再生することこそが国益につながります。
 和歌山県は豊かな自然の恵みにあふれています。私は、その資源を生かすため、道路などのインフラはもちろんですが、まずは農業を中心とした第一次産業の発展が大事だと考えています。
坂本副議長 梅、柿、みかん、桃など和歌山県にはすばらしい特産品が数多くあります。これらをさらに磨き、その良さを強くアピールして活性化させたいと考えています。
 また、これからの和歌山を担うには人づくりが大切です。心を大切にする教育こそが未来につながるのですから。
武一さん 私たちも観光キャンペーンスタッフになってから分かったのですが、和歌山には本当においしい産品が数多くありますし、熊野古道はじめ県内のいろんな所を訪れてみますと奥深い歴史文化や自然に感動の連続です。
議長 今年は世界遺産登録5周年を迎えました。この機会に県民の皆さんにも自分たちの住んでいる地域には、すばらしい観光資源があることを再認識していただきたいですね。
鈴木さん 今、観光振興のための条例を検討しているとお聞きしていますが。
議長 観光は大変すそ野が広く県経済発展の原動力となり得る産業です。そのため県議会では、県民の皆さんの意見を取り入れながら観光立県推進条例制定に向け活発に議論しています。
(県民意見募集中 詳しくはこちら)
副議長 観光振興には、道路や観光施設の整備など観光基盤の充実が大切ですが、県民の皆さんには特に来訪者に心のこもったおもてなしをお願いしたいですね。

神経を研ぎ澄ませ
声なき声を大切に


武一さん 今後の抱負をお聞かせください。
議長 私は政治姿勢として、声なき声を大切にしてきました。和歌山の特性を生かすのも埋没させるのも、住民のニーズをどう的確に把握するかにかかっています。地方、特に紀南は投資対効果や効率性といったいわゆる都会の物差しに合わない地域ですから、それを補うのが議員であり議会であると考えます。各議員が地域の特性をブラッシュアップさせ蘇生させるために、あらゆる方策を模索していきたい。
副議長 この厳しい経済不況を乗り切るために、私も議長を補佐しながら様々な提案をしていきたい。例えば観光面では、見るだけの観光ではなく体験型の観光を県内外に一層アピールしたいし、第一次産業では、特産品を生かした加工製品の開発などにも力を注ぎたいと考えています。
鈴木さん・武一さん 私たちも一生懸命和歌山のすばらしい魅力をPRしてまいります。
議長・副議長 議員一丸となって和歌山県再生に向け全力で取り組んでいきますので、一緒に頑張りましょう。

写真左から鈴木多恵子さん、武一未紗さん、冨安民浩議長、坂本登副議長

 

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