保健所だより(歯科疾患検診)
歯科疾患検診について
和歌山県では、すべての市町村が実施主体となって、40歳・50歳・60歳・70歳の節目となる年齢の方を対象に歯周病検診を無料で実施しています。
知っていますか。
- 歯周病は、生活習慣病です。
- 歯周病は、成人の80%以上の人がかかっています。
- 歯を失う大きな原因が、この歯周病です。
私たちの日々の生活の中には、歯周病になりやすい危険因子が潜んでいます。
口の中の危険因子
- 歯磨きがおろそかになり歯垢がたくさんついている。
- 歯ぎしりにより、歯や歯を支える組織に極端に強い力が加わる。
- 歯と歯の間に食べ物が強く押し込まれている。
- 噛み合わせが悪い。
身体的な危険因子
- 喫煙するとたばこに含まれるニコチンにより歯周病が悪化。
- 糖尿病や血液疾患は、身体の抵抗力を低下させる。
- ストレスがある。
- 妊娠による女性ホルモンの影響で歯ぐきに炎症が起こりやすい。
自覚症状が乏しいため、放置されることがしばしばです。
歯周病が気づかないうちに進行してしまう前に、検診を受けてお口の状態を知りましょう。