紀の国森づくり基金 平成19年度の使途

紀の国森づくり基金 平成19年度の使途

平成19年度紀の国森づくり基金の使い途をお知らせします。
平成19年度予算額 150,000千円に対し、使用した金額は136,149,123円でした。
なお、平成19年度末基金積立額は202,000千円となりました。基金積立額との差額65,851千円は平成20年度以降の事業に使用いたします。

公募(NPO法人等団体、市町村) 106,453,296円
区分 管轄 応募団体 事業名 事業目的、内容 事業費
(円)
写真等
資料
一次
公募
海草 紀美野町林業研究グループ きみの林研林業歴史資料室整備 紀美野町林業研究グループは現在、会長他15名で活動しており、主要な活動内容は次世代の林業を担う青少年を育成していくために、小中学生を対象に森林・林業に関する講義や現地間伐体験を指導しています。当林研グループは昨年度までに町広報、回覧等で昔の林業道具(鉞、斧、鋸等)の収集を呼びかけ、また、林業道具の他にも農耕道具などを町民より寄贈していただきました。さらに、町教育委員会からも林業に関する歴史資料を提供して頂き、現在80点余りを保有しています。これら道具及び資料を展示できる展示台を、地元の間伐材で作製しました。展示台は展示用の壁と台が一体となった設計で、台には昔の林業の道具、壁には林業の歴史を描いたパネルや地球温暖化防止の資料等を展示し、また、イベント等その他利活用できるよう軽量化を図り、持ち運び可能なタイプとしました。普段の展示場所は町施設(自然体験世代交流センター)を利用し、多くの人々に見学してもらい、知る、学ぶはもちろんですが、生涯学習の一環として、文化の伝統学習を含め地域文化の振興の拠点となることを期待します。 611,000円 写真データ
一次
公募
海草 紀美野町 フォレスト・ケア・サポート 紀美野町管内の森林は、所有規模が10ha未満の零細な所有者の割合が94%を占め、しかも長引く木材価格の低迷やそれに伴う林業採算性の悪化、また森林所有者の高齢化等により森林整備に対する取組意欲は減退し、森林を健全に保つことが困難な状態となっています。こうした荒廃森林を放置すると、河川への土砂流出や山腹崩壊の危険を招く恐れがあるため、紀の国森づくり基金を活用し、施業方針の提案など森林所有者への啓発と間伐施業の森林整備を行いました。このことにより、森林の早急な健全化を図り、森林保全並びに吸収源対策に寄与することができると考えます。なお、事業実施後、森林所有者は協定に基づき、森林の管理を行います。 3,024,500円

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一次
公募
海草 和歌山市 和歌山市森林公園整備 昭和59年4月に開園された加太森林公園は、開園当時多くの人々に利用されてまいりました。その後、レジャーの多様化ととに来園者が減少しておりましたが、近年の健康志向気運の高まりにより、ハイキングや自然に親しむ場が求められつつあります。
こういったニーズに応えるため、荒廃した散策路を整備し、身近で森と遊び学べる公園としての役割を復活させ、魅力ある施設として、自然豊かな森を後世に引き継ぎたいと考えています。
  1. 森林公園内散策路周辺の危険木の伐採。
  2. 伐採した危険木を利用しての散策路の整備。
  3. 森林公園の散策路を魅力あるハイキングコースとするため、市民の協力を得て、山頂広場にヤマザクラの植樹を実施。
1,496,480円

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一次
公募
海草 西浜中学校同窓会(浜友会) 西浜中学校歴史資料館をみんなで造ろう 西浜中学校内の倉庫として利用している部屋を、西浜中学校同窓会が、地域の人や子どもたちと一緒に紀州材を使って、歴史資料館として整備しました。また、在校生のほか、地域に公開し、木の美しさとぬくもりを知ってもらう場にしました。
内容:歴史資料館展示室整備で子どもたちと一緒に組み立てる
展示ボード製作 約50平方メートル
展示テーブル製作 幅1200×奥行400×高さ720 20脚
596,870円

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一次
公募
海草 NPO法人 自然回復を試みる会 ビオトープ孟子 孟子不動谷里山二次林の恵みを活用した耕作土壌の醸成事業(林床土壌の有効活用事業) 孟子不動谷の放置薪炭林の林床より、腐葉土層を取り出し、孟子不動無農薬米育成用堆肥を醸成した。醸成した堆肥を水田に施肥することにより、稲作土壌を活性化し、美味しく安全な無農薬米を収穫する。林床より腐葉土層を適度に取り出すことにより、植生遷移を抑制し、同会の追求する薪炭林の基本的林層である、落葉広葉二次林として孟子不動谷の雑木林を保全する事を目的とした。 400,000円

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一次
公募
海草 特定非営利活動法人 和歌浦湾海業 小学校卒業記念植樹 雑草や雑木で覆われ荒廃している旧雑賀崎小学校跡地の再活用として、地域住民及び民間企業の参加のもと、雑木の伐採、平地1,800m2の整地をし、縁に沿ってクリの苗木を雑賀崎小学校卒業記念の植樹として植栽しました。また、整備された跡地は災害時における一時避難場所としてもなりうると考えています。 1,255,930円

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一次
公募
海草 特定非営利活動法人 和歌山県木質資源開発機構 和歌山県の森林資源の有効活用を図る丸太コンロの啓発普及 NPO法人和歌山県木質資源開発機構の前身である木の研究者グループと和歌山大学が中心となり開発された災害用備蓄燃料「丸太コンロ」を使用して、和歌山県の森林の再生を図るための環境ミニ講座や丸太コンロの燃焼デモンストレーション(火付け体験)を行いました。
和歌山県の大切な資源である木の有効活用の具体例を示しながら木の果たす役割、また、丸太コンロの燃焼デモンストレーションを通じ、東南海・南海地震に備えることの重要性を、地域の自治会や学校で開催し、県民への普及啓発を行いました。
674,700円

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一次
公募
海草 和歌山みなみ子ども劇場 子どもたちの紀の国森林体験-からだで感じる森・心で感じる森- 仲間とともに森であそび、森の中の多様な体験を通して、森林を大切にすることを実体験から学びました。日頃体験できない間伐作業を通して林業を身近に体験することで、林業に対する理解を深めることをめざしました。また、体と心の双方で森の大切さを体感することで、子供たちが森林を県民の財産として大切に守り育てる意識を育みました。
  1. 親子森林整備活動体験
    インストラクター協力のもと間伐体験
    伐採した間伐材や木の枝や葉っぱを活用して木工教室
  2. コンサートとシンポジウム「心で感じる森の大切さ」
    コンサート「森の記憶」アーティスト水嶋一江が、自身の言葉で「森の大切さ」を語るメッセージコンサート。
    シンポジウム「感じてみよう!森の大切さ」
  3. 紀の国子どもたち発信!「森の大切さを伝えよう」パンフレット作成
455,984円

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一次
公募
那賀 岩出市 岩出市内小学生 ほんまもんの森林を学ぶ 市街化が進み、森林とふれあう体験が不足している岩出市内小学校の子供達に「ほんまもんの森林」を五感をもって学習させ、また、「木を伐ること=自然破壊(悪いこと)」と思っている子供達に、木材が石油や鉄と違い、地球環境に優しく再生産可能な究極のエコ材料であることを学習させるため、現地篤林家の協力を得て間伐作業を体験した。
伐採した間伐材については一部を学校に持ち帰り、児童・教職員で細工し校内の施設整備(ベンチ、プランターカバー等)に役立てた。
  1. 森林や林業についての学習
  2. 間伐作業体験
  3. 森林からの恵み体験
  4. 間伐材を使用し校内での木工体験
  5. 児童の感想文作成
3,337,034円

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一次
公募
那賀 紀の川市 紀の川市小学生 森林へ かつては遊びの中で、山野を駆けめぐっていた紀の川市の子供達。しかし、今、都市化の進展、ライフスタイルの変化により、これらの森林を代表とする自然に対して原体験が少ない子供が増加してきています。
紀の川市教育委員会では、子供達が森林を初めて学習する小学5年生の子供達を対象に、地球上に暮らす生き物全てが恩恵を受けている森林の働き、そして、森林からの恵みである木材について、現地での体験を通じて学習を深めてもらいたいと、紀の国森づくり基金を活用した「森林現地学習会」を企画しました。
  1. 森林・林業について専門家よりお話
  2. 間伐・出材体験
  3. 森林の恵みを使った作品製作
  4. 間伐材を持ち 帰り校内での花壇やベンチ作り
  5. 児童の感想文作成
2,066,735円

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一次公募 那賀 根来の山再生委員会 平成19年度根来の山再生プロジェクト 平成19年2月に国史跡に指定された根来寺の境内地森林及びその周辺森林の歴史・自然資源の保全と、活用により地域住民の癒しの場を創出するとともに、観光資源としての魅力アップや活用により、県民が緑と親しむ機会を増やし、森林に対する関心を高めていく。
  1. 森林調査
    森林現況を調査し住民が散策等で訪れやすい森づくりの計画を作成。
  2. 森林整備
    根来時の職員及び和歌山大学生・近畿大学生・曙山会・紀峰山会・和歌山みなみ子ども劇場・YMCA・一般ボランティア達の協働参加により、除伐・植栽・歩道づくりや看板・道標づくり等を実施。(整備面積2ヘクタール、歩道500メートル、参加者341名)
  3. イベント
    整備された森林と歩道を活用し、文化と里山の歴史・魅力を学ぶウォーキング・植樹イベントを実施
1,629,500円

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一次公募 那賀 紀の川市 紀の川市森林再生
  1. 市街地と隣接した放置人工林の強度間伐・木材活用
    市街地と隣接している放置人工林において、花粉症対策及び下層植生復活のための強度間伐を実施し、間伐した木材については、地球温暖化防止の見地から搬出し、次の資材として有効利用を図った。
    間伐面積44.2ヘクタール
    木製ベンチの製作(50脚をバス停留所、駅ホーム、公共施設)
    簡易木製倉庫(10棟を災害備蓄庫として集会所等に設置)
    融解剤保管箱(100個を市管理道路の冬季凍結箇所に設置)
  2. 松林保全整備
    紀の川市内には、現在も800ヘクタールを超える松林が存在し。かつては里山として地域住民に利用されていたが、近年は放置され鬱蒼とした薮となり、益々、住民から遠い存在となっている。また、近年、松林の多い葛城山周辺では京阪神からの森林レクリエーションを目的としたハイカーが増加しており、景観上も問題となっている。そこで、薮化が進んでいる松林の除伐及び下草刈を実施し、景観を保全するとともに再び地域住民が利用しやすい松林への再生を図った。
    除伐下刈り面積13.79ヘクタール、管理歩道550メートル
  3. 里山における広葉樹の植栽
    筍、栗、ヤマモモ、アケビ、シイ、クルミ等、山の幸の宝庫であった里山。しかし、今これらの山の幸を求めて山に入る住民、特に青少年が減少している。このため旧桃山地域の財産区林に「山の幸」エリアを設定し、実のなる木を中心に植栽イベントを実施した。
    広葉樹植栽(ヤマモモ、栗、枇杷)0.5ヘクタール
20,000,000円

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一次公募 那賀 那賀木材協同組合 紀州材を使った万能啓発人形「紀の子と紀の男」の開発 間伐材の用途開発として、幼稚園・小中学校等の出入り口や通学路上の交通危険箇所での飛び出し注意の警鐘、また、飲食店や商業施設等のPR看板などに活用出来る、人間型(子供)の立体型木製サインの開発を行い、モニタリング調査により間伐材の用途開拓を図った。
また、試作品の作製に当たっては、丸太を立体的に利用する事により、死節材や端材などの市場には出せない様なB級材を大量に活用し、森林資源の有効活用に取り組んだ。
  1. 間伐材や端材を利用した子供型の木製サイン(啓発用人形)33基を作製した。
    「紀の子と紀の男(交通安全啓発用)」28基
    「火の用心君(ピノキオ消防士)火災予防用」3基
    「いらっしゃいませ君(商業用)」1基
    「ポイ捨て禁止君(マナー啓発)」1基
  2. 試作品の設置、モニタリング調査の実施
    上記試作品33基を市内の教育施設や商業施設等に設置し、その普及啓発効果について聞き取り調査を行った。なお、設置については、当初30箇所の予定であったが、紀の川・岩出市内の小学校や保育所からの設置希望要望が多く、デザイン検討会用モデルについても全て設置することになった。
1,869,247円

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一次公募 那賀 木村システム開発事務所 紀州材と竹材を使用した低環境負荷型籠目耐震壁の研究開発 紀州スギの未利用中径木と竹材の有効利用を通じて、自然素材による健康的で環境に優しくかつ耐震性能に優れた住宅の実現に資することと、地場産材を用いることによる地場の木材関係産業(林業、製材業、住宅産業等)の発展に寄与する事を目的として、いままでに、紀州スギの枠組みに竹材を六つ目編みした籠目の面材を取付けた耐震壁ユニットを開発し、その耐震性能を明らかにしてきました。
今回、そのユニットを組み込んだスギ耐震壁を試作し、地震を想定した力を加えた実大実験を行い、その結果、土壁に筋交いが入った壁相当の強くてねばりのある新しい耐震壁を開発しました。
822,500円 書類PDF
一次公募 伊都 高野山寺領森林組合 モミジの森づくり 世界遺産に登録された高野山は、国内だけでなく欧米を中心にした海外の観光客も多く訪れるようになりました。その魅力は、奥の院を代表するような鬱蒼としたスギ林とその間に散在する四季を彩る木々、それらに囲まれた歴史的建造物であると思われます。
本事業では、山内の要所にモミジを植栽し、多くの観光客や参拝者に感激や安らぎを感じてもらうことにより、世界遺産の森としての充実を図りました。(イロハモミジ30本、ノムラモミジ15本、ヤマボウシ5本の植栽。 参加者91名)
434,500円

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一次公募 伊都 かつらぎ町 滝区 北辰妙見神社の裏山を守る 滝区民の心のよりどころとなっている北辰妙見神社の裏山は、雑木が繁茂したり、台風による風倒木が散在して、人が立ち入れない状況になっています。この森林を整備することにより、郷土愛と森林に対する保全意識の高揚を図りました。又当地区は、串柿の里として広く知られ、秋には他府県からも大勢の観光客が訪れますので、森林の景観を高め、観光にも寄与します。
(被害跡地処理0.17ヘクタール、イチョウ植栽170本。雑木整理0.33ヘクタール、シャクナゲ80本、サルスベリ80本植栽。地元産材のベンチ5基設置。 参加者36名)
1,440,000円

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一次公募 伊都 高野「めざめ」の森づくり実行委員会 高野「癒しの森」造成 世界遺産に登録された高野山内で、現在著しく荒廃が進んでいる奥の院上流部の森林(古くからの参詣ルートである女人道沿の湿地帯)において、植栽や歩道整備を行い、県民の誰もが気軽に入山・散策し、”森の癒し”を享受出来る豊かな森林空間作りを行いました。
(植栽場所の整理約0.6ヘクタール、ウワミズザクラ、ヒメシャラ、カエデ等地域樹種15種100本の植栽。 遊歩道の整備、改修622メートル、木道66メートル、木橋3箇所の設置。 参加者延べ135名)
1,325,350円

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一次公募 伊都 橋本市 柏原区 三輪明神山の再生 三輪明神の裏山は、古くより鎮守の森として柏原区民から親しまれてきましたが、ここ二十数年は手入れがなされず、竹などが侵入して森の中に入り込めない状況にあります。
竹や灌木の伐採整理を行うとともに、遊歩道の整備、花の咲く木の植栽等を行って地域の憩いの森に再生しました。
(竹や不要木の除去、高木の枝落とし約0.25ヘクタール、遊歩道の整備56メートル。 参加者延べ59名(補足)植栽、遊歩道、樹名板の設置等は平成20年度予定)
785,567円

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一次公募 伊都 橋本市教育委員会 プランターカバーつくり 中学校の生徒に間伐材を使って作業をさせることにより、森林についての関心を高めるとともに、森林の資源としての重要性や有効性について考えさせ、完成したときの成就感、木の持つ温かさについても感じ取らせたい。また、森林の果たす役割や環境問題、自然との共生、木を使った日本文化やその創造についても触れていきたい。
(プランターカバーの製作301個、内自校で使用210個、公民館、老人ホーム等へ寄贈91個。 参加者:市内7中学校712名)
879,270円 写真データ
一次公募 伊都 橋本市 恋野区 あじさい園周辺整備 昭和62年に設置したあじさい園は、年々整備を重ね、平成19年度には休憩所、トイレの完成により、行楽客の増加が予想されます。
一方、休憩所から一望する山林は荒廃が進んでいるので雑木を伐採し、四季を通じて楽しんでいただけるよう、モミジ、アジサイ等を植栽し、市民の癒しの場にしたい。
(雑木の整理0.57ヘクタール、アジサイ95本、モミジ、サザンカ等156本の植栽、遊歩道設置270メートル。参加者200名)
1,268,000円 写真データ
一次公募 有田 有田川町 「よみがえれ!ほっと空間」ええもん育むプロジェクト 次世代を担う町内の小学生に、町域の大半を占める森林の役割や重要性について認識を深めてもらうため、京都大学フィールド科学教育研究センターにおいて、森林に関する体験学習会が開催され町内の小学生42名が参加した。
また、地域材の有効活用を図るため、町内観光施設等において、木製ベンチ、あずま屋、柵等の整備が行われた。
  • 体験学習会 平成19年11月30日(金曜日)京都大学フィールド科学教育研究センターで開催 42名参加
3,700,000円 写真データ
一次公募 有田 有田中央高等学校清水分校 間伐材等利用研究 県立有田中央高校清水分校自然同好会のメンバーを中心に、地域材の有効活用を図るため、ベンチやテーブルなどの製作が行われ、町内の学校、観光施設、高齢者施設へ設置された。
また、雑木や竹材の有効利用を考えるため、シイタケ栽培や木炭・木酢液の利用方法に関する学習に取り組んだ。
  • 事業実施期間 平成19年11月から平成20年3月
  • 参加者 県立有田中央高校清水分校自然同好会メンバー 18名
361,100円

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一次公募 有田 広川町 広川ダム公園周辺森づくり基金活用 有田郡広川町の広川ダム周辺では、地元有志によりサクラやアジサイなどが植栽され、四季折々の花々が楽しめるよう整備されてきた。近年、これら植栽木に対するシカの食害が著しく、これを保護するためのシカ柵(総延長 1,600メートル)が設置された。
  • 事業実施期間 平成19年12月から平成20年2月
1,681,280円 写真データ
一次公募 有田 特定非営利活動法人 和歌山自然リサイクル協会 地域のリサイクル材(間伐材等)による、1年生シリブカガシの苗の活着性の調査研究 有田郡有田川町伏羊地内に開設された農道切取法面において、県絶滅危惧種に指定されているシリブカガシの植栽による法面緑化が行われた。事業の実施にあたっては、森林資源の有効活用という観点から、スギ樹皮と浄水汚泥からつくられたリサイクル土が苗木育成に用いられた他、植栽後のマルチングには間伐材のチップが活用された。今後、定期的に下草刈りなどの保育活動が行われるほか、植栽木の生育状況について継続的な調査が行われることになっている。
  • シリブカガシの植樹活動 平成20年2月3日(日曜日) 約60名が参加
1,290,000円 写真データ
一次公募 日高 御坊市 明神川区 御坊市明神川区里山保全整備 当区では、竹林や松林といった里山を保有しているが、区民の高齢化や松食い虫被害などにより以前のように里山の整備が行えず、年々荒廃が進んでいる状況にある。これらの里山整備に区民や周辺住民の参加を呼びかけ森林の整備の重要性を認識してもらい、この森林を「守り」「育て」次の世代に引き継いでいくという意識を広く普及啓発することを目的に事業を実施した。
また、里山整備で発生する竹は土壌改良材への利用や、次年度以降に木工細工を行うなどして、竹材の活用方法を検討し周辺地域の竹林整備の推進につなげたい。
(竹林整備0.02ヘクタール、松林の整備0.1ヘクタール、参加者約70人)
740,519円 写真データ
一次公募 日高 里山を愛する会 拡大する里山の放置竹林から森をまもり、森をつくる 和歌山県の奥山の70数パーセント余りが杉や桧の人工林で、森はわずか20数パーセント。しかも、残された里山の森は今、猛烈に拡大する外来種の孟宗竹、真竹、淡竹の放置竹林の進入で、毎年大量に消え、日本の山が竹山化している。水や酸素、川と海の魚介類を育てる腐葉土は森の恵みである。また、在来樹が温暖化を止めている力は大きい。竹林になれば、森の機能は低下し、新緑紅葉の日本の風景が消える。このため、森をまもり森を再生するために放置竹林を伐採した。また、森の重要性と森をみんなで守りましょう、ということを広く普及啓発するために講演会を行った。
(竹林整備0.59ヘクタール(参加人数150人)、伐採した竹のチップ化、森を守ることの大切さをテーマにした講演会(参加人数60人))
1,467,000円 写真データ
一次公募 日高 日高川町 グリーンパーク椿山森林公園保全整備 椿山森林公園は、ダム湖を背景とした本県有数の森林スポットであり、地域住民の憩いの場としてこれまで活用されてきた。最近では、当公園がヤッホーポイントとして、テレビやラジオで紹介されるなど、全国的にも「癒しの場」として知名度が高まりつつあり、今後県外からの来園者の増加が見込まれる状況にある。これを契機に公園内に「花の咲く花木の植栽」や「間伐、掃除伐(雑木林の除伐)」「間伐材を利用した歩道の新設や改修」「モニュメントの設置」を計画し、来園者がより森林と多くふれることのできる「癒しの場」「小中学校の林業体験学習の場」として森林公園を拡充整備し、来園者に森林環境を守り、育て、後世に長く伝える意識の高揚を目的として実施した。
(掃除伐0.35ヘクタール、間伐0.36ヘクタール、サクラ166本・コブシ42本植栽、遊歩道新設74メートル・改修208メートル、ヤッホーポイントモニュメント設置、参加者数39人)
5,754,000円

写真データ

一次公募 日高 フォレストリング中紀会 日高川水源の森づくり 人工林跡地の天然更新不良地に広葉樹を植栽する。また、植栽については、一般参加者を募り、森林の大切さを啓発した。日高地方の母なる二級河川日高川の水源を涵養し、防災機能を高め、ひいては地球温暖化防止に資するものと考えた。
(植栽面積0.44ヘクタール、参加人数21人)
1,861,424円 写真データ
一次公募 日高 みなべ町 みなべ町自然樹林再生事業「みなべ百年の森づくり」 開発跡地を町が購入し、町民を主体とする「みなべ百年の森づくりの会」を組織し、住民の声を聞きながら、自然林の再生を計画している。これまでに、漁民による「漁民の森」、備長炭生産者による「炭焼きの森」、県内の青少年による「若者たちの森」、地域の小中学生を始めとした住民による「みらいの森」など植栽を行ってきているが、植栽の適地が少なく、木々が健全に生育できる状態ではない。このため、本事業を活用し植物が健全に生育できる環境を整備し、地域に自生しているウバメガシやアラカシなどの広葉樹を中心とした樹木を植栽し、自然樹林を再生していく。また、継続的に地域住民を始めとする県民を対象とした植樹祭を開催し、森づくりをとおして環境保全、地球温暖化防止など意識の高揚と地域間交流の場としていく。
(植樹祭等での広葉樹の植栽2.0ヘクタール・4,800本、参加者数300人)
12,176,000円 写真データ
一次公募 日高 和歌山県漁業士連絡協議会 漁民の森づくり 海や川の漁場環境を保全し水産資源を守っていくために、河川上流の荒廃した山へ木を植えることにより、水域全体の環境保全を図った。これにより、「山」「川」「海」は一つの生態系で結ばれ、深く関わっていることを、「漁民の森」づくりを通して、県民に訴えていく。
(植樹活動0.44ヘクタール、700本、参加者数97人)
1,413,000円 写真データ
一次公募 日高 切目川エコクラブ ビオトープで森づくり 森林が持つ水源涵養や地球温暖化防止などの公益機能についての関心は高まっているが、私たちの地域では恵まれすぎて迫りくる危機に気がつきにくく、耕作放棄地や管理不十分な里山が増えている。それと同時に、子供たちの遊び場が無くなり、外で遊ぶ姿を見なくなった。
そこで、意図的に休耕田や耕作放棄地を遊び場(ビオトープ)に改造することで、動植物との共存、共生を図った。
(ビオトープの保護活動、環境学習活動、参加者数100人)
258,000円 写真データ
一次公募 日高 有限会社ヒューマンケアキタデ 紀州材の間伐材利用による木製園芸療法機器(レイズドベッド等)の開発 ここ和歌山県は平地が少なく、県内の大部分が山地であり、まさに”木の国”と呼ぶにふさわしい県である。その豊富な森林資源である紀州材(間伐材)を有効利用し、高齢者や身体障害者でも園芸活動へ参加しやすいレイズドベッド(立体式花壇)の試作品を作成し、これを学校や公園等に設置しモニタリングを行った。その意見を集約して目的にかなったレイズドベッド新製品や間伐材を使った木製品を開発した。
また、間伐材を使用した製品が普及することで、有効利用が図られるとともに、森林環境の整備へと繋がるものであり環境貢献事業としても大きな意味がある。(レイズドベッド等の試作品を作成(56組)、モニタリング(12箇所)
1,440,400円 写真データ
一次公募 西牟婁 田辺市立中山路小学校PTA ツリークライミングによる森林空間体験 森林内で樹形の整った広葉樹の整枝を行い、安全確認のうえ、ツリークライミング専用装置を装着し、キック力を応用して樹上空間へ登っていく。今までと違う視点で森を見たり、五感を使い自然を体験することで、森が好きになり、新しい発見を追求する動機付けをおこなった。
(参加者73名)
224,565円 写真データ
一次公募 西牟婁 田辺市 伐採跡地の森林再生 森林が有する水源涵養機能などの公益的機能の保持増進を図るためには、森林資源の循環に併せた適切かつ継続的な森林整備が必要である。
この事業は、市有林として承継した伐採跡地について、林地の位置的な状況から、広葉樹の植栽をおこなうことにより、森林の公益的機能を発揮させるための森林再生を図った。
(伐採跡地への植栽3.0ヘクタール、植栽本数2,000本、防護柵設置1,540メートル、歩道設置556メートル)
5,116,650円

写真データ

一次公募 西牟婁 田辺市 みどりの古道整備 この事業は、世界遺産である熊野古道沿線の市有林において、人工林として適していない場所及び生育不良な林分において、広葉樹化をおこない、自然植生への回復を図り、長期間保全しうる森林整備をおこなったものである。
熊野古道沿線の森林を保全するために市有林として取得した林地は、国道の「道の駅」にも面し、熊野古道ウォーキングの出入り口の1つであるが、手入れがされずに過密となったスギヒノキの人工林を強度間伐をおこない、花や木の実、紅葉等の広葉樹を植栽し、景観の再生を図った。
(間伐・林内整理3ヘクタール、植栽面積1.28ヘクタール、植栽本数500本)
3,102,750円 写真データ
一次公募 西牟婁 上富田町 口熊野の森(水源涵養・景観整備) 伐採後放置された荒廃地に適した樹種を植栽し、良好な景観の維持を目的とし、下流域にある浄水場の水源涵養の森として整備した。また、今後は県民が自然・森林とのふれあいの場として利用することを予定している。
(伐採跡地への植栽2.8ヘクタール・内ボランティア0.3ヘクタール、植栽本数5,600本、防護柵設置813メートル、歩道設置593メートル、植栽参加者約500人)
4,128,727円 写真データ
一次公募 西牟婁 紀南地域地球温暖化対策協議会 木の国備長知恵の環大作戦 田辺市秋津川地区在住の当会メンバー所有の放置林の間伐体験と同所有の竹林の切り出し体験をおこなった。前もって同上メンバーが用意した間伐材と竹材を秋津川備長炭記念公園の体験炭焼き窯にて炭焼き体験をおこなった。
(間伐体験・炭焼き体験参加者32人)
210,770円 写真データ
一次公募 西牟婁 富田川治水組合 「富田川恵みの森」体験 地元(田辺・白浜・上富田)の児童を中心とし、都会に住む子供達との交流を持ち
  1. 富田川治水組合が保有する「富田川恵みの森」活用し森を育てることを、森林組合の指導を受けて体験した。
  2. 林業試験場の協力を得て森と水源の関係を学ぶと共に、間伐材を利用した木工を体験した。
  3. すばらしい紀州路の森林を知るために世界遺産「熊野古道」を探索た。
(植栽本数100本、参加者約50人)
528,997円 写真データ
一次公募 西牟婁 NPO法人 南紀こどもステーション ツリークライミングによる森林空間体験 森林内で樹形の整った広葉樹の整枝を行い、安全確認のうえ、ツリークライミング専用装置を装着し、キック力を応用して樹上空間へ登っていく。今までと違う視点で森を見たり、五感を使い自然を体験することで、森が好きになり、新しい発見を追求する動機付けをおこなった。
(参加者30名)
238,900円 写真データ
一次公募 西牟婁 特定非営利活動法人 花つぼみ 森とあそぼう!~間伐材を生かした 地域ふれあいガーデニング~ 県産の間伐材で作ったプランターの活用例を展示し、「間伐材を使うことが森林整備につながる」と間伐材の利用を促進するキャンペーンを行った。
大々的にPRするため、木製プランターを200個準備。参加者を募り「森」をテーマとしたガーデニングをしてもらった。また、木工教室で作った、ガーデニンググッズや、森の宝物である、木の実やツル、木の根や流木、枯木などを利活用して、それぞれの自由な発想で、森のすばらしさを表現していただき、市内各所でコンテストを行った。
学校・幼稚園関係に参加を呼びかけ、森の楽しさあたたかさ等を子供の視点から表現、また、体感してもらい情操教育にも役立てたい。
(プランター制作200個、木工教室等、参加者約303人)
1,116,504円 写真データ
一次公募 東牟婁 太地町 自然公園の町づくり 紀州材を使ったベンチを町内公共施設等に設置することで、町民や観光客に木の温もりや肌触りを感じてもらい、木材の良さや森林の必要性について認識を深め、紀州材の利用促進に繋げた。 ベンチは町内木材加工業者に制作を依頼し、設置については、町内各区(10区)から要望等を聞き46基のベンチを設置した。次回は、より広く啓発できるように、ベンチの組立ては町内の子供たち実施してもらう計画である。
なお、本町では「太地町くじらと自然公園の町づくり」構想を掲げ、ベンチの設置を推進しているところである。
1,021,440円

写真データ

一次公募 東牟婁 熊野森林学習推進協会 世界遺産 熊野の森ing 世界遺産を育んだ熊野の森とそこに息づく森林文化を理解してもらうために林業体験を行った。体験は単なる施業の体験に留まることなく、人と自然との関わりや山村の生活を理解してもらい、文化的景観の意味を伝えることを目的とした。
実施は、小・中学校、高等学校、一般の計4回、133名の参加を得て、森林・林業の学習と間伐等の林業体験、複層林地の見学等。
1,857,100円 写真データ
一次公募 東牟婁 色川地域振興推進委員会 森と人の共生空間の創造事業(色川地域の里山再生整備事業) 事業実施箇所の高地尾山は、尾根に2000平方メートルほどの平地がある周辺では珍しい地形を持っている。そのため、昔の子供たちはこの森を遊び場として利用し、子供たちの笑い声が絶えない森であったが、現在は荒廃した人工林となって昔の面影もない状態にある。今回この事業で、昔あった里山を再現し、人と離れてしまった森を、身近な森との共生空間として蘇らせた。
実施は、今ある広葉樹を生かしながら、スギ・ヒノキの人工林には強度の間伐、と広葉樹の植栽を行い、林内には、歩道、休憩小屋やトイレ、炭窯などの施設を整備。なお、間伐等で伐られた木は、製材して小屋の材料にしたり、炭の原木やきのこの原木として利用するなどできるだけ多く利用した。今後は、この森を利用して森林観察、キノコ栽培や炭焼きなどを行い、地域住民間の交流、地域住民と森との交流を深めていく。
(平成19年度実績、間伐1.0ヘクタールと広葉樹植栽、遊歩道・炭窯の設置)
1,876,018円 写真データ
二次公募 海草 NPO法人 トライ 「紀州ドミック」の作製 紀州桧を使って、木のブロック(寸法8ミリメートル×40ミリメートル× 20ミリメートル)「紀州ドミック」を作製した。この「紀州ドミック」を使い、子ども達の自由な発想のもと「あそびづくり」や「造形づくり教室」の部品として活用し、木の温かい肌ざわりや優しさを感じてもらうとともに、創造性も育みたいと考えた。
また、その過程において、子ども達にヒノキやスギの特徴、そして森林の持つ機能を説明し、森林の大切さをPRした。
573,728円 写真データ
二次公募 海草 隅田地区開発対策委員会 丸高山周辺整備 当地には国宝を有する隅田八幡神社の一部の丸高稲荷神社があり、境内地においては整備もできており、春秋の保育園、幼稚園、小学校の遠足や散策の場として利用されているが、その周辺の山は荒れ、子供達が遊ぶ場として危険性がある。この森を3カ年計画で整備し、四季を通じて森と遊ぶ、学ぶができ、子供達とお年寄りの交流の場として、また市民の潤いの場としての森づくりを進めた。
(第1年度の事業として、植栽箇所の整備0.28ヘクタール、遊歩道の整備766メートル。 参加者延べ76名)
1,432,130円 写真データ
二次公募 日高 和歌山県木炭協同組合 木の国「森林と炭焼きの文化」継承 社会の近代化の中で失われつつある、山村の暮らしの知恵を、炭焼や林業の観点で、墨画と挿話の世界として1冊の本に編纂し、県内の学校や教育機関、公共施設などに配付し森林・林業の大切さや無形民俗文化財でもある紀州備長炭の技術、山村の民俗等を次の世代を担う子どもたちや、県民にわかりやすく紹介し、森林を県民の財産として守り育て後世に伝える意識の高揚を図った。また、冊子の配付については、学校を選定し当組合員が山村の暮らしや炭焼きの仕事の話などを直接子どもたちに聞かせ、より理解を深めてもらうためのミニ林業教室を同時に開催した。
(紀の国林業炭焼墨画集配付(教育機関、図書館等、800冊)、ミニ林業教室、参加者数236人)
1,974,465円 写真データ
二次公募 西牟婁 NPO紀州茶がゆ 熊楠の森再生 荒廃した状態にある埋め立て完了地を、潜在自然植生に再生し、また、一部はコナラ、クヌギ植え、子供達が昆虫採取の出来る植生の確保した。
(ゴミ処理場内への植栽1.0ヘクタール、植栽本数3,000本、植栽参加者約300人)
1,863,000円 写真データ
二次公募 西牟婁 紀州木の実の会 社会保険紀南病院南側法面への植栽工事 社会保険紀南病院南側の岩盤法面3箇所を潜在自然植生に再生した。
(法面への植栽0.3ヘクタール、植栽本数500本、植栽参加者約60人)
750,969円 写真データ
二次公募 西牟婁 特定非営利活動法人 熊野本宮 熊野の森癒しの空間づくり 熊野古道沿いの本宮町三越地区へ、切り株のいすや間伐材を使ったベンチ、机などを設置し、古道歩き客や地元住民の憩いの場所を提供した。
(いす20個、テーブル5個、遊具8つ制作、参加者約30人)
275,609円 写真データ
二次公募 西牟婁 特定非営利活動法人 和歌山芸術文化支援協会 「森のちから」アーティストの滞在制作による森の魅力の文化的発信 森の魅力を、地域や世代を超えた多くの人々と共有するために、田辺市中辺路町近露に、現代アートの第一線で活躍するアーティストを招聘しました。そして、アーティストが生み出す作品により、多くの人々に、森を誰にとっても身近な、そして、なくてはならない存在として再認識してもらった。
(ワークショップ、体験ツアー参加者のべ217名、公開制作参加者88名)
2,000,000円 写真データ
二次公募 東牟婁 新宮市森林組合 低コスト造林試験林造成 現在、獣害に強く、植栽後下刈りしなくても成林すると思われる品種が存在することから、この品種を植栽した試験林を造成し、植栽後に必要とされる獣害ネットの設置や下刈り作業が省略できコスト低減が可能となるか検証した。
(伐採跡地への植林 1.6ヘクタール、現地研修参加者9人、その他現地見学随時実施)
1,645,084円 写真データ
県が取り組んだ施策 29,695,827円
事業区分・施策 内容 使用した金額 写真等資料
森林の重要性の普及啓発 県広報誌「県民の友」への記事掲載、、広報番組等でのPRを行いました。
新聞(大手4紙、2回)、ラジオ(平成19年1月26日から平成19年2月9日和歌山放送)、雑誌等での記事掲載、パンフレットの制作、ホームページによる情報提供を行いました。
「森林をまもり森林をいかす」(紀の国森づくり基金シンポジウム)を開催しました(参加者90人)。また、当日の模様を広く皆様にご覧頂けるようテレビ番組を制作しました。
「森林環境保全による地球環境保護を考える(企業による森づくりシンポジウム)」を開催しました(参加者約300人)。
9,920,387円 書類PDF
教職員を対象とした森林環境研修 森林の公益的機能を理解した教職員を養成するための研究会を県教育委員会と共催で実施しました。
  • 座学(森林体験学習の効果など)
    講師:京都教育大学教育学部 山下教授等
    参加者66人(市町村教育委員職員、小中学校教員等)

お問い合わせ先:山村整備課(TEL 073-441-2990)

560,778円 写真データ
森林体験学習の推進
  • 県内の小中学校の児童・生徒が森林に触れて、山村で働く人から森林の役割を学ぶ体験学習を支援しました。
    事前学習、森林体験学習、事後学習
    参加者 11
    小中学校 356人
  • 森林体験学習の指導者を養成する研修会を開催しました。
    参加者 森林組合職員等37人
  • 学習教材の製作
    「元気な森の子」ハンドブック 10,000部
    「わかやまの森林調査隊」 25,000部
    お問い合わせ先:山村整備課(TEL 073-441-2990)
4,494,162円 写真データ
林業体験及びボランティア活動用の資材整備 緑育等での林業体験やボランティア活動等における必要資材(ヘルメット240個、のこぎり125丁、鎌130丁等)を各振興局に据え置き、貸し出しを行えるようにしました。 2,648,387円 書類PDF
世界遺産周辺の地すべり対策事業地における住民主体による森づくり支援 世界遺産である熊野本宮大社や大斎原から見える大日山の地すべり対策事業地を森林に復元するよう住民主体で取り組んでいますが、土壌条件が悪いため、客土等により土壌改良を実施し、森林復元の基盤を整備するとともに、住民主体の森づくりの支援を行いました。
  • 植栽準備(客土)費
  • モノレール設置費
  • 苗木制作費
お問い合わせ先:砂防課(TEL 073-441-3171)
9,999,150円 書類PDF
森林と共生するための花粉症対策 かつては子どもの遊び場であり、学びの場でもあった森が、スギ等の花粉症に悩まされる人々の増加により、近寄りたくない存在となり疎遠になってきています。そこで、多くの県民が森に親しみ、理解を深め、本県の森林と共生することができるよう、以下の事業を実施しました。
  • 花粉症の発症と乳幼児とその家族の生活環境及び食生活慣習等との関連調査
  • 調査データを活用した発症の予防及び症状の軽減等
お問い合わせ先:難病・感染症対策課(TEL 073-441-2640)
2,000,000円 書類PDF
その他 紀の国森づくり基金の運営に必要な通信運搬費や旅費等 72,963円

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