灰色かび病
灰色かび病
病原
Botrytis cinerea
特徴
- 発病部位
花弁、がく、果実
- 伝染源
雑草などの罹病植物
- 発生生態
分生子は、まず花弁やがくに感染し増殖した後果実に感染する。
南高に比べがく落ちの遅い古城や小梅などで発生が多い。
収穫期(6月上中旬)に雨が続き、低温に経過すると、幼果期と異なり、斑点状で果肉深くまで軟腐する症状が
発生することがある。
- 多発条件
落弁期から花殻離脱期にかけての曇天、多雨により多発する。
防除方法
園内の日当たり、風通しを改善する。
落弁期(3月下旬)に薬剤散布する。
幼果の病斑
輪紋をともなう円形病斑ができ、拡大し陥没する。
感染した果実は落果することが多い。