業務の内容
林業試験場
試験研究の推進方針 令和3年度要覧
和歌山県の「林業・木材産業の成長産業化」や「多様で健全な森林づくり」をめざし、
また、山村地域の活性化のため、森林の育成と保全また森林資源の有効利用に関する
研究や技術開発を推進し、森林・林業・山村の振興に資する。
重点的には、低コスト・省力化となる森林施業技術と林業機械に関する開発・実証を
行うとともに、紀州材の特質を活かす加工技術の確立や新用途の開発、森林づくりとし
て有用な品種の開発や育成・種の保存、病虫獣害の対策技術の開発を行い、さらに、山
村資源である特用林産物の活用技術の開発を進める。
《重点施策》
○ 低コスト林業推進技術
○ 健全な森林づくり技術
○ 紀州材の需要拡大のための利用・加工技術
○ 特用林産物の安定生産技術
◇ 林木育種事業(主要事業)
経営環境部
- 持続可能な森づくりの研究
- 有用な品種の開発
- 森林の保護
- 種子・苗木の生産(中辺路試験地)
木材利用部
- 紀州材の良さを活かす利用技術の開発
- 低コストな木材乾燥技術の開発
- 紀州材の性能を活かした新たな住宅部材の開発
特用林産部
- 特色あるキノコ類の生産
- イタドリの優良系統選択
- 山村地域資源活用に関する研究
- 特用林産物の病害虫防除に関する研究
- 花木類の栽培管理・増殖技術
- 紀州備長炭原木林の循環利用