ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日

ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日

ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日について

ヤノネカイガラムシは和歌山県では5月上中旬に第1世代の1齢幼虫が発生し始めます(初発)。

初発日を知ることで本種の防除適期である幼虫発生最盛期を予想できるため、果樹試験場内の予察園において

ウンシュウミカン樹に寄生したヤノネカイガラムシの第1世代1齢幼虫の初発日について調査を行っています。

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ヤノネカイガラムシ雌成虫
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ヤノネカイガラムシ1齢幼虫

今年の初発日と今後の発生の予想

令和7年のヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日は5月13日と、平年(5月11日)と同時期の発生でした。

今後の発生は以下のとおり予想されます。

第1世代1齢幼虫最盛期:5月26~31日

第1世代 2齢幼虫最盛期:6月18~27日

第1世代雌成虫初発日:6月22~27日

発生園では2齢幼虫最盛期にヤノネカイガラムシに対して効果のある殺虫剤を散布しましょう。

過去の初発日

年度     初発日 
令和6年 5月10日
令和5年 5月5日
令和4年 5月9日
令和3年 5月11日
令和2年 5月13日
令和元年 5月13日
平成30年 5月7日
平成29年 5月17日
平成28年 5月7日
平成27年 5月14日

薬剤の効果

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