灰色かび病

灰色かび病
 英名:Gray mold
 病原:Botrytis cinerea (糸状菌)

生態
 開花期から落弁期にかけて、曇雨天が続くと枯死花弁上で病原菌が増殖する。
 花弁で増殖した菌が幼果に付着・感染して傷果となる。
 特に、花弁離脱が悪く、遅くまで付着していると被害が多くなる。

防除対策
 園内の通風・日照を改善し、菌の増殖をできるだけ抑える。
 開花盛期から落弁期にかけて薬剤散布を行う。


 

graymold
花弁発病
graymold2
果実の傷
graymold3
葉での発病(実害はない、珍しい)
Botrytis
病原菌の分生子柄




カンキツ病害虫図鑑へ戻る
 

このページの先頭へ