「えせ同和行為」の排除について

「えせ同和行為」の排除について

同和問題の解決を阻害する要因の一つとして、「えせ同和行為」があります。「えせ同和行為」というのは、「同和問題には関わらないほうがいい」などの人々の誤った意識に乗じ、同和問題に対する理解が足りないなどという理由で難癖を付けて高額の書籍を売りつけるなど、同和問題を口実として、企業や個人などに不当な要求を行う行為を指します。
企業や個人は契約自由の原則に基づき、物を「買う」「買わない」は自由です。必要と判断した物は買えばよいですし、反対に不必要な物は買わなくてもよく、断る理由もいりません。
同和問題に対する正しい知識を身に付け、不当な要求に対しては、毅然とした態度で臨み、つけ入る隙を与えないことが大事です。
みんなで力をあわせて、すべての人の人権が尊重される豊かな社会を築いていきましょう。

(補足)「えせ同和行為を排除するために」(法務省人権擁護局)(外部リンク)

このページの先頭へ