和歌山県とMRT株式会社が医師確保と医療DXの実現に向けた連携協定を締結しました。
背景・目的
和歌山県における医師数については、年々増加している一方、地域間や診療科間で医師の偏在があり、依然として課題となっています。医師偏在の解消を図り、働き方改革への対応を含め医師の勤務負担を軽減しつつ、地域で求められる医療を堅持するためには、より一層、県立医科大学を中心とした県内での医師の養成・確保策とともに、県外からの医師確保策を充実していくことが重要となっています。
また、医療機関同士の情報連携や、へき地など医療資源が⼗分でない地域においても必要な医療の提供が可能となるよう、オンライン診療、医療MaaS等の医療DXへの対応も急務となっています。
加えて、コロナ禍の経験から、今後発生が危惧される新興感染症や、突発的に発生する鳥インフルエンザなどの健康危機管理事象に係る自治体への期待は益々高まってきています。
これらの課題に対応するため、この度、和歌山県、MRT株式会社は、相互に緊密に連携し、県内における安定的な医師確保と医療現場へのデジタル技術の導入により、県民が安心して医療を享受できる社会の実現を目的として、連携協定を締結しました。1.連携協定調印式
令和5年10月5日(木) 14:30~15:00
和歌山県庁 本館3階 知事室
2.協定に基づく連携項目
(1)医師確保に向けた取組
ア.常勤医師及び非常勤医師の確保
イ.新興感染症などの健康危機管理事業発生時の応援医師等の確保
(2)医療DXの実現に向けた取組
3.出席者
MRT株式会社 代表取締役社長 小川 智也(おがわ ともなり)
和歌山県知事 岸本 周平
MRT株式会社小川社長(左)と和歌山県岸本知事(右)
意見交換を行うMRT株式会社と和歌山県
関連リンク
- MRT株式会社 リリース資料 (外部リンク)