和歌山県データ利活用推進センター事業実施計画

 令和3年10月、「和歌山県データ利活用推進プラン」(令和3年4月策定)に掲げた方向性を実現するため、データ利活用推進センターが令和3年度から5年間で実施する具体的な取組や目標などを定めた事業実施計画を策定しました。

 本事業実施計画に基づき、データ分析結果の情報発信や政策立案への活用、データサイエンス人材の育成等の取組を更に充実することに加え、医療・福祉分野における分析・研究や官民データ連携に向けた環境整備など時代のニーズに対応した新たな取組を進めることで、データの利活用を促進し、県内産業の活性化に繋げてまいります。さらに、これらの取組によって蓄積された成功事例を全国に発信し、「日本のデータ利活用拠点」として、日本全国の地方創生に貢献していきます。

計画概要


  • (参考)和歌山県データ利活用推進センター中期計画(平成30年9月)

 概要版
 全体版

計画の概要

基本方針

1 「和歌山県データ利活用推進プラン」(令和3年4月)において設定された5項目の基本目標を達成するための事業を実施する

  1. 日本のデータ利活用拠点の構築
  2. 統計的思考・エビデンスに基づく行政の推進
  3. データ利活用による県内産業の活性化
  4. データを利活用した健康寿命の延伸と健康経営の推進
  5. 県民の統計リテラシー向上

2 「政府関係機関の地方移転」の取組により和歌山県に設置された「統計データ利活用センター」が与えられたミッションを達成できるよう、連携・支援していく

3 計画期間は2021(令和3)年度から5年間

担うべき役割

 県推進センターは、本県のデータ利活用推進に関する活動拠点として下記に示す4項目の機能を担い、各機能を果たすための様々な施策を実施していく。

  1. 「EBPM(証拠に基づく政策立案)※」を推進するための分析・研究拠点
  2. データ利活用の重要性・有用性を発信するための情報発信拠点
  3. 未来を担うデータ利活用人材を育成するための人材育成拠点
  4. 国利活用センターや県内産業の活性化を図るための連携・支援拠点

※ Evidence-Based Policy Making の略

達成すべき目標

 県推進センターは、「日本のデータ利活用拠点としての役割を果たす」ことを最終目標(KGI:Key Goal Indicator)とした上で、2021(令和 3)年度からの 5 年間で達成すべき評価指標(KPI: Key Performance Indicator)を以下のとおり4つの役割ごとに設定する。

4つの役割 達成すべき指標
分析・研究拠点
  • データを利活用した分析・研究数
  • 県内市町村におけるデータ利活用に関する取組・事例数
人材育成拠点
  • データ利活用コンペティション応募件数・参加学校数
  • 高校生以上向け講座の開催数・参加人数
  • 自治体職員向けEBPM関連研修開催数・参加人数
情報発信拠点
  • シンポジウム・セミナーの開催数・参加人数
  • 地方公共団体における統計データ利活用表彰(※)応募数・受賞数
  • 論文投稿件数 国内・国際
連携・支援拠点
  • 総務省統計局統計データ利活用センターとの連携数
  • 民間企業からの相談件数・企業数

※ 総務省統計局による、統計データによる行政サービスの改善・施策の立案等、優れた取組を進める地方公共団体への表彰

関連リンク

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