県議会の活動

議　事　日　程　第一号　平成八年十二月二日（月曜日）
　午前十時開会・開議
　第一　会議録署名議員の指名
　第二　会期決定の件
　第三　議案第百四十三号から議案第百六十六号まで及び報第七号（知事説明）
会議に付した事件
　一　会議録署名議員の指名
　二　会期決定の件
　三　議案第百四十三号から議案第百六十六号まで及び報第七号（知事説明）
　四　休会決定の件
出　席　議　員（四十六人）
　１　番　大　沢　広太郎
　２　番　木　下　善　之
　３　番　小　川　　　武
　４　番　吉　井　和　視
　５　番　下　川　俊　樹
　６　番　井　出　益　弘
　７　番　藁　科　義　清
　８　番　門　　　三佐博
　10　番　新　島　　　雄
　11　番　向　井　嘉久藏
　12　番　佐　田　頴　一
　13　番　和　田　正　一
　14　番　阪　部　菊　雄
　15　番　西　本　長　弘
　16　番　馬　頭　哲　弥
　17　番　谷　　　洋　一
　18　番　長　坂　隆　司
　19　番　高　瀬　勝　助
　20　番　堀　本　隆　男
　21　番　宇治田　栄　蔵
　22　番　宗　　　正　彦
　23　番　橋　本　　　進
　24　番　井　谷　　　勲
　25　番　玉　置　公　良
　26　番　上　野　哲　弘
　27　番　東　山　昭　久
　28　番　尾　崎　要　二
　29　番　野見山　　　海
　30　番　木　下　秀　男
　31　番　町　田　　　亘
　32　番　中　山　　　豊
　33　番　山　下　直　也
　34　番　鶴　田　至　弘
　35　番　森　　　正　樹
　36　番　村　岡　キミ子
　37　番　新　田　和　弘
　38　番　平　越　孝　哉
　39　番　森　本　明　雄
　40　番　神　出　政　巳
　41　番　松　本　泰　造
　42　番　冨　安　民　浩
　43　番　飯　田　敬　文
　44　番　中　村　裕　一
　45　番　松　本　貞　次
　46　番　大　江　康　弘
　47　番　和　田　正　人
欠　席　議　員（一人）
　９　番　永　井　佑　治
説明のため出席した者
　知　事　西　口　　　勇
　副知事　山　下　　　茂
　出納長　高　瀬　芳　彦
　知事公室長　野　見　典　展
　総務部長　中　山　次　郎
　企画部長　藤　谷　茂　樹
　生活文化部長　中　村　協　二
　福祉保健部長　小　西　　　悟
　商工労働部長　日　根　紀　男
　農林水産部長　平　松　俊　次
　土木部長　長　沢　小太郎
　企業局長　佐　野　萬瑳義
　教育委員会委員長
　　　　山　本　　　昭
　教育長　西　川　時千代
　公安委員会委員長
　　　　西　本　貫　一
　警察本部長　青　山　幸　恭
　人事委員会委員長
　　　　若　林　弘　澄
　代表監査委員　宮　市　武　彦
　選挙管理委員会委員長
　　　　谷　口　庄　一
　以下、各部局次長・事務局長・財政課長
職務のため出席した事務局職員
　事務局長　西　畑　彰　久
　次　長　中　西　俊　二
　議事課長　佐　竹　欣　司
　議事課副課長　島　　　光　正
　議事班長　松　谷　秋　男
　議事課主査　山　本　保　誠
　議事課主事　大　浦　達　司
　総務課長　塩　路　義　和
　調査課長　湊　　　孝太郎
　（速記担当者）
　議事課主任　吉　川　欽　二
　議事課主査　鎌　田　　　繁
　議事課速記技師　中　尾　祐　一
　議事課速記技師　保　田　良　春
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　午前十時六分開会・開議
○議長（町田　亘君）　ただいまから、平成八年十二月定例会を開会いたします。
○議長（町田　亘君）　これより本日の会議を開きます。
○議長（町田　亘君）　この際、暫時休憩いたします。
　午前十時七分休憩
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　午前十一時八分再開
○議長（町田　亘君）　休憩前に引き続き、会議を開きます。
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　【日程第一　会議録署名議員の指名】
○議長（町田　亘君）　日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
　今期定例会の会議録署名議員は、８番門三佐博君、22番宗正彦君、46番大江康弘君の三君を指名いたします。
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　【日程第二　会期決定の件】
○議長（町田　亘君）　次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から十二月十八日までの十七日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（町田　亘君）　ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から十二月十八日までの十七日間と決定いたしました。
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○議長（町田　亘君）　次に、諸般の報告をいたします。
　お手元に配付のとおり、知事から地方自治法第百八十条の規定による専決処分の報告が、監査委員から監査の結果報告及び現金出納検査の結果報告がありました。
　なお、人事委員会から、去る十月十四日、職員の給与に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
　以上、報告いたします。
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○議長（町田　亘君）　次に、今期定例会に提出されました議案等は、お手元に配付のとおり、議案第百四十三号から議案第百六十六号まで、及び地方自治法第百七十九条の規定による知事専決処分報告報第七号の計二十五件であります。
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　　　　　　財第１８９号
　　　　　　平成８年12月２日
　和歌山県議会議長　町　田　亘　殿
　　　　和歌山県知事　西　口　勇
　和歌山県議会平成８年１２月定例会議案の提出について
　地方自治法第９６条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
　議案第１４３号　平成８年度和歌山県一般会計補正予算
　議案第１４４号　和歌山県財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例
　議案第１４５号　和歌山県県債管理基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例
　議案第１４６号　和歌山県消費生活条例
　議案第１４７号　和歌山県港湾施設管理条例の一部を改正する条例
　議案第１４８号　和歌山県屋外広告物条例の一部を改正する条例
　議案第１４９号　警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例の一部を改正する条例
　議案第１５０号　和歌山県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
　議案第１５１号　財産の取得について
　議案第１５２号　財産の取得について
　議案第１５３号　工事請負契約の締結について
　議案第１５４号　工事請負契約の締結について
　議案第１５５号　工事請負契約の締結について
　議案第１５６号　工事請負契約の締結について
　議案第１５７号　工事請負契約の締結について
　議案第１５８号　工事委託契約の締結について
　議案第１５９号　工事委託契約の締結について
　議案第１６０号　工事委託契約の締結について
　議案第１６１号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１６２号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１６３号　工事委託変更契約の締結について
　議案第１６４号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１６５号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１６６号　平成７年度和歌山県歳入歳出決算の認定について
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　　　　　　財第１８９号
　　　　　　平成８年12月２日
　和歌山県議会議長　町　田　亘　殿
　　　　和歌山県知事　西　口　勇
　知事専決処分について報告
　平成８年度和歌山県一般会計補正予算について、早急に措置する必要が生じたが、臨時県議会を招集する暇がなかったので、やむを得ず地方自治法第１７９条第１項の規定により専決処分した。
　よって、同法同条第３項の規定により、報第７号をもってこれを報告し、その承認を求めます。
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　【日程第三　議案第百四十三号から議案第百六十六号まで及び報第七号】
○議長（町田　亘君）　日程第三、ただいま報告いたしました議案第百四十三号から議案第百六十六号まで、及び地方自治法第百七十九条の規定による知事専決処分報告報第七号を一括して議題といたします。
　まず、知事の説明を求めます。
　知事西口　勇君。
　〔西口　勇君、登壇〕
○知事（西口　勇君）　本日、十二月定例会を招集いたしましたが、議員各位には年末を控えて何かとお忙しいところご参集いただき、厚く御礼申し上げます。
　さて、ただいま上程されました諸議案の提案理由をご説明するに先立ち、県政の最近の動きについてご説明申し上げます。
　まず初めに阪和銀行の業務停止についてでありますが、去る十一月二十一日に大蔵大臣より阪和銀行に対して業務停止命令が出されたところであります。
　阪和銀行は地域に密着した銀行であり、その業務停止による県民生活や県経済全体に与える影響を考え、県といたしましては、同日、庁内に阪和銀行問題緊急連絡会議を設置し、また二十七日には、同会議を和歌山県阪和銀行問題対策本部として全庁を挙げて阪和銀行に関する諸問題に取り組む体制を整えました。特に、阪和銀行と正常な取引関係がある中小企業者に対しては、その経営の維持安定を図るために緊急に特別融資制度を設けましたが、県内の各金融機関及び関係団体に対しても協力の要請を行うなど、中小企業者等の経済活動に重大な支障が生じないよう努めているところであります。
　また、業務停止命令のあった翌日には私が大蔵大臣ほか幹部にお会いし、預金者保護、中小企業者等の経済活動の安定のために万全の措置をとること、また阪和銀行従業員八百人余の今後の雇用問題に対する取り組みや政府系金融機関等に対する働きかけについて強く要請してまいりました。これに対して大蔵大臣からは、信用秩序の維持等、本県の要望に対し積極的に努力するとのことでありました。県といたしましては、今後とも、県民生活と県経済の安定、発展のために適時適切に対処してまいる所存であります。
　次に御坊第二発電所の建設についてでありますが、去る十月二十二日に関西電力株式会社から御坊第二発電所環境影響調査書の送付がありました。また、御坊市に対して発電所の建設を申し入れたとの報告を受けたところであります。
　この環境影響調査書は国に提出されて審査を受けることになりますが、県といたしましては、適地性、安全性及び地元の同意という基本的な考え方に基づき、地域振興の立場から電源立地について対応していくこととしており、この調査書は判断基準の一つとして考えております。今後、学識者による電源立地アドバイザーから専門的な助言をいただくとともに、関係部局の連絡を密にするなど、慎重に検討を行ってまいりたいと考えております。
　また、十月六日から八日までの間、和歌山市長や港湾運送事業者団体の代表の方などとともに中国山東省の青島港を訪問し、ポートセールスを行ってまいりました。
　現地では、船会社、商社、物流関係企業などを対象に、和歌山下津港がコンテナ貨物の取り扱いを開始したことや海上交通での近畿圏における地理的優位性、京阪神へのアクセスなどの現状を説明するとともに、ベイフロンティア構想や太平洋新国土軸について説明し、和歌山下津港の将来性をアピールしてまいりました。また青島港務局とは、今後、青島港と和歌山下津港の間の定期航路開設に向け、お互いに協力していくことで合意いたしました。港湾の振興は和歌山県経済の発展に欠かせない要素でございます。今後とも、国内外へのポートセールスに努めてまいりたいと考えております。
　引き続きまして、十一月十二日から十八日までの間、町田議長とともに米国カリフォルニア州を訪問してまいりましたことについてご報告申し上げます。
　本県では、明治以来、約四万六千人にも上る方々が北米や南米に移住し、現在、アメリカ大陸に十四の県人会を数えるに至っています。このたび、サンフランシスコの桑湾和歌山日系人会の創立百周年記念総会、並びにロサンゼルスの南加和歌山県人会創立八十五周年記念総会に出席し、県人会の発展に尽くされた功労者や長寿の方々に県民を代表して、私から感謝状と表彰状を贈呈してまいりました。両総会とも、ふるさと和歌山の思い出話に花が咲き、楽しいひとときとなりましたが、今後とも青少年の相互派遣などを通じて県人会との連携を強化し、県人会が新たな国際交流を展開するための重要なよりどころの一つとなるよう努力してまいりたいと考えております。
　また今回の訪問では、紀淡連絡道路の事業化に向け、先進事例としてサンフランシスコ湾の架橋視察を行いました。サンフランシスコ湾ベイエリアでは、七つの架橋を含む高速道路等の交通ネットワークを基盤に、シリコンバレーを初めとして活発な経済活動が営まれていますが、その現状を実際にこの目で確認するとともに、サンフランシスコ市やカリフォルニア州運輸省等から架橋に対する地元の取り組みなどについての事情を聞いてまいりました。
　今回の視察を通じて、紀淡連絡道路は和歌山県が二十一世紀に飛躍的な発展を期す上で必要不可欠な事業であるという思いを新たにしてまいりました。今後とも、地元のあふれる情熱こそが大事業の基礎にあるという信念のもとに、紀淡連絡道路建設に向けた取り組みを一層強化してまいりたいと考えております。
　次に同和対策の推進につきましては、現行の地対財特法が来年三月末をもってその効力を失うことを受けて、五月十七日に「同和問題の早期解決に向けた今後の方策の基本的な在り方について」の意見具申が地域改善対策協議会から出され、またこれを踏まえ、七月二十六日にはその方策について閣議決定がなされたところであります。
　県といたしましては、こうした状況の中で、県議会を初め多くの方々のご協力を賜りながら、残された課題解決のための法的措置、行財政的措置が平成九年度以降も講じられるよう関係各省庁に強く要望してきたところであります。
　今後とも、県民の皆様のご理解のもと、市町村と一致協力して、国の動向も十分見きわめながら、課題の早期解決に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えてございます。議員各位初め県民の皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
　続きまして、予算案件、条例案件についてご説明申し上げます。
　議案第百四十三号平成八年度一般会計補正予算は、中小河川改修事業及び土木施設災害復旧事業について、それぞれの工期が翌年度にわたるため債務負担行為の補正をお願いするものであります。また、議案第百四十四号及び第百四十五号は、それぞれの基金の運用について新たに規定を設けるためのものであり、第百四十六号は経済社会環境の変化に伴うさまざまな課題に的確に対応するため、昭和五十二年制定の和歌山県消費者保護条例を廃止し新たな条例を制定するためのものであり、第百四十七号は新たに供用を開始する港湾環境整備施設の使用料の額等を定めるためのものであります。議案第百四十八号は屋外広告物条例について所要の改正を行うものであり、第百四十九号は和歌山西警察署の位置を変更するためのものであり、第百五十号は県立医科大学等の授業料の額等を改定するためのものであります。
　次に、その他案件といたしましては、議案第百五十一号及び第百五十二号は財産の取得を、第百五十三号から第百六十五号までは工事請負契約及び工事委託契約の締結、並びに工事請負変更契約等の締結についてそれぞれ議決をお願いするものであり、第百六十六号は平成七年度和歌山県歳入歳出決算の認定を求めるものであります。
　さらに、報第七号平成八年度一般会計補正予算は、阪和銀行と正常な取引がある中小企業者に対する特別融資枠の設定等の措置を講じたものであり、急を要したため、地方自治法第百七十九条第一項の規定による専決処分を行いましたが、今回これを報告し、承認を求めようとするものであります。また、諸報第六号は地方自治法第百八十条第一項の規定による知事専決処分報告であります。
　以上で、提出議案等に対する私の説明を終わります。何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長（町田　亘君）　以上で、知事の説明が終わりました。
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○議長（町田　亘君）　この際、永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
　午前十一時二十三分休憩
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　表　彰　状　伝　達　式
○事務局長（西畑彰久君）　ただいまから、永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状伝達式を行います。
　議員在職二十五年以上で表彰を受けられました藁科義清殿。
○議長（町田　亘君）　
　表　彰　状
　　　藁　科　義　清　殿
あなたは和歌山県議会議員として在職二十五年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります　ここに記念品を贈りその功労を表彰します
　平成八年十月二十二日
　　　　　全国都道府県議会議長会
　〔議長から藁科義清君に表彰状を伝達〕（拍手）
○事務局長（西畑彰久君）　次に、議員在職十年以上で表彰を受けられました井出益弘殿。
○議長（町田　亘君）　
　表　彰　状
　　　井　出　益　弘　殿
あなたは和歌山県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります　ここに記念品を贈りその功労を表彰します
　平成八年十月二十二日
　　　　　全国都道府県議会議長会
　〔議長から井出益弘君に表彰状を伝達〕（拍手）
○事務局長（西畑彰久君）　以上で、表彰状の伝達が終わりました。
　それでは、次に西口知事のご祝辞をお願いいたします。
　〔西口　勇君、登壇〕（拍手）
○知事（西口　勇君）　永年在職議員として表彰を受けられました藁科義清議員、井出益弘議員、本当におめでとうございます。一言お祝いのごあいさつを申し上げたいと思います。
　両議員とも、県勢の発展のためにさまざまな分野でご活躍をいただきまして、県民を代表いたしまして心からお礼を申し上げ、お祝いを申し上げたいと存じます。
　藁科義清議員におかれましては、七期二十五年の長きにわたって議員としてご活躍をいただいているわけであります。昭和四十六年に県議会議員として初当選をされまして、自来、選出区域の日高郡は申すに及ばず、県全域の発展のために熱い心をもって県政全般にわたって大変なご努力を賜りました。県議会の中では主要なポストを歴任されまして、県議会議長の重職も果たされたわけであります。まさに、県議会の重鎮として今日までご活躍をいただきました。この上とも、ご健康に留意をされ、ご活躍をいただきますようにお願いを申し上げたいと存じます。
　また井出益弘議員におかれましては、昭和六十一年に県議会議員として初当選をされまして、自来、十年余にわたりまして、選出区域である和歌山市の発展はもちろんでありますけれども、県土全域にわたる発展のために大変きめ細かいご活躍をされてまいりました。心から敬意を表しますとともに、今後ともなお一層のご活躍をお祈りいたしたいと存じます。
　二十一世紀まであと数年でありますけれども、今、和歌山県は新しい和歌山の創造のためにそのかけ橋を築く大変重要な時期であろうと思いますので、どうぞ両議員におかれましては、この上とも県勢のさらなる発展のためにご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げます。
　両議員の今回の表彰を心からお祝い申し上げ、今後のご活躍をあわせてお祈り申し上げまして、お祝いのごあいさつといたします。
　どうもおめでとうございました。
○事務局長（西畑彰久君）　次に、被表彰議員を代表されまして藁科義清議員からごあいさつがございます。
　〔藁科義清君、登壇〕（拍手）
○藁科義清君　まことに僣越ではございますが、今回表彰の栄に浴しました二名を代表いたしまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
　ただいまは、西口知事さんから身に余るお祝いのお言葉をちょうだいいたしまして、厚くお礼を申し上げます。
　顧みまして、今日まで井出議員は在職十年以上、また不肖私は在職二十五年以上、本議会議員として務め得ましたことは、ひとえに選挙民の皆さん方、県民の皆さん方の心温まるご支援、同時にまた先輩・同僚議員、そして知事さんを初め県当局の皆さん方のご指導、ご鞭撻のおかげでございまして、関係の皆さん方に深く感謝申し上げる次第でございます。
　この上は、私ども心を新たにいたし、研さんこれに努めるとともに、県勢発展のため一層の精進をいたす覚悟でございます。皆さん方におかれましては、今後とも変わらざるご支援とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、お礼のごあいさつとさせていただきます。
　どうもありがとうございました。
○事務局長（西畑彰久君）　これをもちまして、表彰状の伝達式を終わります。
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　午前十一時三十二分再開
○議長（町田　亘君）　休憩前に引き続き、会議を開きます。
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○議長（町田　亘君）　この際、新任者をご紹介申し上げます。
　去る十月四日、教育委員に任命同意され、同十六日、教育委員に就任、同十八日、教育委員会委員長に就任されました山本昭君をご紹介申し上げます。
　教育委員会委員長山本　昭君。
　〔山本　昭君、登壇〕（拍手）
○教育委員会委員長（山本　昭君）　去る十月十八日付をもちまして教育委員会委員長に再任されました山本昭でございます。
　もとより微力ではございますが、決意を新たにいたしまして、県民の皆様のご期待にこたえることのできる教育行政の推進に全力を挙げ取り組む所存でございます。
　何とぞ格別のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、簡単でございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。
　よろしくお願いいたします。
○議長（町田　亘君）　次に、去る十月四日、教育委員に任命同意され、同十六日、教育委員に就任されました赤松壽男君をご紹介申し上げます。
　教育委員会委員赤松壽男君。
　〔赤松壽男君、登壇〕（拍手）
○教育委員会委員（赤松壽男君）　就任に当たりまして、一言ごあいさつを申し述べたいと思います。
　先般の九月県議会におきまして、議員皆さん方のご賛同をいただき、十月十六日をもちまして和歌山県教育委員会委員に選任されました赤松壽男でございます。よろしくお願い申し上げます。
　地方自治の末端で四十四年間おったわけでありますが、教育、また教育の現場につきましては全くの素人でございまして、誠心誠意、本県教育の発展のため、充実のために頑張りたいと思いますので、どうかよろしくご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、粗辞でございますが、あいさつにかえさせていただきます。
　よろしくお願いします。
○議長（町田　亘君）　次に、十月十三日、公安委員会委員長に就任されました西本貫一君をご紹介申し上げます。
　公安委員会委員長西本貫一君。
　〔西本貫一君、登壇〕（拍手）
○公安委員会委員長（西本貫一君）　去る十月十三日付をもちまして公安委員会委員長に再任されました西本貫一でございます。
　微力でございますが、その任務のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
　先生方のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、甚だ簡単でありますが、就任のごあいさつとさせていただきます。
　ありがとうございました。
○議長（町田　亘君）　次に、十月四日、監査委員に選任同意され、同九日就任されました玉井一郎君をご紹介申し上げます。
　監査委員玉井一郎君。
　〔玉井一郎君、登壇〕（拍手）
○監査委員（玉井一郎君）　引き続きまして和歌山県の監査委員に選任されました玉井一郎でございます。
　過去の勤務中は一方ならぬお世話になりまして、厚く御礼申し上げたいと存じます。
　監査委員の仕事は大変なことでございまして、特に厳しい時代がやってまいりました。決意を新たにいたしまして、一意専心努力して県政に協力をいたしたいと思います。
　どうぞ先生方のご教示、ご助言をお願い申し上げまして、甚だ簡単で粗辞でございますが、あいさつといたします。
　どうぞよろしくお願い申し上げます。
　─────────────────────
○議長（町田　亘君）　次に、お諮りいたします。明十二月三日から十二月六日までを議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（町田　亘君）　ご異議なしと認めます。よって、十二月三日から十二月六日までを休会とすることに決定いたしました。
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○議長（町田　亘君）　次会は十二月九日再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。
○議長（町田　亘君）　本日は、これをもって散会いたします。
　午前十一時三十九分散会