平成8年2月 和歌山県議会定例会会議録 第8号(全文)


県議会の活動

議 事 日 程 第八号 平成八年三月二十五日(月曜日)
   午前十時開議
 第一 議案第一号から議案第八十二号まで、及び請願十二件、並びに継続審査中の議案第百六十八号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第二 各常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第三 各特別委員会閉会中継続審査の件
 第四 意見書・決議案
会議に付した事件
 一 議案第八十三号から議案第八十五号まで
出 席 議 員(四十六人)
 1 番 大 沢 広太郎
 2 番 木 下 善 之
 3 番 小 川  武
 4 番 吉 井 和 視
 5 番 下 川 俊 樹
 6 番 井 出 益 弘
 7 番 藁 科 義 清
 8 番 門  三佐博
 9 番 永 井 佑 治
 10 番 新 島  雄
 11 番 向 井 嘉久藏
 12 番 佐 田 頴 一
 13 番 和 田 正 一
 14 番 阪 部 菊 雄
 15 番 西 本 長 弘
 17 番 谷  洋 一
 18 番 長 坂 隆 司
 19 番 高 瀬 勝 助
 20 番 堀 本 隆 男
 21 番 宇治田 栄 蔵
 22 番 宗  正 彦
 23 番 橋 本  進
 24 番 井 谷  勲
 25 番 玉 置 公 良
 26 番 上 野 哲 弘
 27 番 東 山 昭 久
 28 番 尾 崎 要 二
 29 番 野見山  海
 30 番 木 下 秀 男
 31 番 町 田  亘
 32 番 中 山  豊
 33 番 山 下 直 也
 34 番 鶴 田 至 弘
 35 番 森  正 樹
 36 番 村 岡 キミ子
 37 番 新 田 和 弘
 38 番 平 越 孝 哉
 39 番 森 本 明 雄
 40 番 神 出 政 巳
 41 番 松 本 泰 造
 42 番 冨 安 民 浩
 43 番 飯 田 敬 文
 44 番 中 村 裕 一
 45 番 松 本 貞 次
 46 番 大 江 康 弘
 47 番 和 田 正 人
欠 席 議 員(一人)
 16 番 馬 頭 哲 弥
説明のため出席した者
 知 事 西 口  勇
 副知事 梅 田 善 彦
 出納長 中 西 伸 雄
 知事公室長 野 見 典 展
 総務部長 木 村 良 樹
 企画部長 藤 谷 茂 樹
 民生部長 木 村 栄 行
 保健環境部長 鈴 木 英 明
 商工労働部長 中 山 次 郎
 農林水産部長 日 根 紀 男
 土木部長 山 根 一 男
 企業局長 中 村 協 二
 以下各部次長・財政課長 
 教育委員会委員長
   山 本  昭
 教育長 西 川 時千代
 以下教育次長
 公安委員会委員 高 垣  宏
 警察本部長 青 山 幸 恭
 以下各部長
 人事委員会委員長
   若 林 弘 澄
 人事委員会事務局長
 代表監査委員 天 谷 一 郎
 監査委員事務局長
 選挙管理委員会委員長
   谷 口 庄 一
 選挙管理委員会書記長
 地方労働委員会事務局長
職務のため出席した事務局職員
 事務局長 岩 垣  孝
 次 長 中 西 俊 二
 議事課長 松 田 捷 穂
 議事課副課長 佐 竹 欣 司
 議事班長 松 谷 秋 男
 議事課主査 山 本 保 誠
 議事課主事 長 尾 照 雄
 総務課長 岡 山 哲 夫
 調査課長 柏 木  衛
 (速記担当者)
 議事課主任 吉 川 欽 二
 議事課主査 鎌 田  繁
 議事課速記技師 中 尾 祐 一
 議事課速記技師 保 田 良 春
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 午前十時三分開議
○議長(橋本 進君) これより本日の会議を開きます。
○議長(橋本 進君) この際、暫時休憩いたします。
 午前十時四分休憩
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 午前十一時五分再開
○議長(橋本 進君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○議長(橋本 進君) この際、副知事梅田善彦君、出納長中西伸雄君よりそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許可いたします。
 副知事梅田善彦君。
 〔梅田善彦君、登壇〕(拍手)
○副知事(梅田善彦君) お許しをいただきまして、貴重な時間でございますが、一言退任のごあいさつを申し上げます。
 一昨年十二月議会でご承認をいただいて副知事に就任をさせていただきましてから、ちょうど一年三カ月。この間、県政にとりましても激動と波乱の時期ではございましたが、皆様方の温かいご指導とご支援をいただきまして、大過もなく任務を遂行させていただいてまいりました。
 このたび、県政における私の役割と一応の任務は終わったと判断をいたしまして、任半ばでまことに申しわけない思いを抱きつつではございますが、お許しをいただき、本日、副知事の職を退任させていただくこととなりました。
 顧みますと、私が県職員としてお世話になりましたのは昭和二十八年の六月で、本県を襲った未曾有の大水害の直前でございました。自来四十三年間、特に昭和四十九年、当時の生活環境局長としてこの壇上から初めて就任のごあいさつをさせていただきましたのは、きのうのことにように思い出されます。以来、教育、企画、経済、知事公室を担当させていただき、そしてさらに出納長、副知事と長年にわたり歴代県会議員の皆様の格別のご指導、ご鞭撻をいただきながら、そのときそのときを県政推進に懸命に、そして誠実に力を尽くしてくることができましたことは、私にとってかけがえのない人生の幾ページかでございます。この間、微力でございますがゆえに、平たんな道のりばかりではございませんでしたが、時に応じて皆様のお支えをいただき、無事今日を迎えることができました。喜びと苦しみ、あれを思い、これを思いますと、感無量であります。皆様に、心からお礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
 今、県政を取り巻く内外の変化は激しく、かつてない厳しい時代を迎えてございます。そしてまた反面、夢多きときを迎えているとも思います。それだけに、この厳しさに耐える忍耐と新しい時代への創造、そしてそれをなし遂げる英知と情熱を持ってさらに和歌山の輝く未来に向かってご活躍をいただきますよう、お祈りをいたす次第であります。
 私も、和歌山に生まれ育ち、ふるさと和歌山をこよなく愛する一人として、この紀州の大地にしっかり足を踏み締め、また違った立場から県勢の発展に微力をささげてまいりたいと思います。
 結びに当たりまして、県勢の限りない発展を、そして県民皆様のご多幸をお祈り申し上げつつ、お礼と離任のあいさつとさせていただきます。
 どうも皆様、本当にありがとうございました。
○議長(橋本 進君) 出納長中西伸雄君。
 〔中西伸雄君、登壇〕(拍手)
○出納長(中西伸雄君) 貴重な時間をおかりいたしまして、一言、感謝とお礼のごあいさつを申し上げたいと存じます。
 一昨年の十二月十七日に出納長へのご承認をいただいてより今日まで、一方ならぬご支援とご厚情を賜ってまいりましたが、このたび、お許しをいただき、職を退任させていただくことになりました。
 顧みますと、県庁に奉職して四十二年余り。これまでの県庁生活は、私の生きがいであり、人生のすべてでありました。それだけに、全身全霊、精魂を傾け取り組んでまいったつもりでございますが、もとより浅学非才の身であり、大勢の皆さんにご迷惑をおかけしながらも今日まで大過なく職責を果たすことができましたのも、ひとえに皆様方の温かいご指導とご鞭撻のたまものでございまして、ここに深く感謝を申し上げる次第でございます。
 今、県政は、西口新知事のもとに、輝く和歌山を目指して新たなる飛躍のときを迎えようとしてございます。二十一世紀を目前に控え、新しい時代を新たなる決意のもとに県民の皆さん方と一丸となって切り開かんとするとき、長年の県庁生活を充実と満足感で終止符を打つことができますことに感激ひとしおのものがございますし、ましてや、こうしてこのはえある本議会の議場において最後のごあいさつを申し上げる機会を得ようとは夢にも思わぬことでございまして、万感胸に迫るものがございます。
 これまでに私は、仮谷前知事のもとで秘書課長や東京事務所長、商工労働部長、知事公室長の職につかせていただき、県行政の一翼を担わせていただきました。この間、多くの方々と出会い、多くのことを経験し、多くのことを学ばせていただきましたことは、私自身にとりましても極めて満足すべきことであって、それだけに皆様方からいただきましたご厚情はひとしお身にしみて感じており、ここに改めて深く感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
 これからは一県民として、和歌山県の限りない発展に声援を送らせていただきます。どうか、議員の皆様方には、県勢の一層の発展のためにますますご健勝でご活躍されんことを心から祈念を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導とご交誼を賜りますように心からお願いを申し上げ、私の心からなるお礼のごあいさつとさせていただきます。
 本当に長い間ありがとうございました。
○議長(橋本 進君) 梅田副知事、中西出納長には、長い間大変ご苦労さまでございました。お二人の今後のご健康とご活躍を祈念いたします。
 ここで、お二人には退席していただいても結構です。
 〔梅田善彦君・中西伸雄君、退席〕(拍手)
○議長(橋本 進君) 次に、報告いたします。
 知事から、議案の追加提出がありました。
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    財第292号
    平成8年3月25日
 和歌山県議会議長 橋 本 進 殿
   和歌山県知事 西 口 勇
 和歌山県議会平成8年2月定例会追加議案の提出について
 地方自治法第96条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
   記
 議案第83号 和歌山県副知事の選任につき同意を求めるについて
 議案第84号 和歌山県出納長の選任につき同意を求めるについて
 議案第85号 和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについて
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○議長(橋本 進君) お諮りいたします。ただいま報告いたしました議案第八十三号から議案第八十五号までを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本 進君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
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 【追加日程 議案第八十三号から議案第八十五号まで】
○議長(橋本 進君) 議案第八十三号から議案第八十五号までを一括して議題といたします。
 議案はお手元に配付いたしておりますので、まず知事の説明を求めます。
 知事西口 勇君。
 〔西口 勇君、登壇〕
○知事(西口 勇君) ただいま上程されました議案について、ご説明申し上げます。
 まず議案第八十三号は、副知事梅田善彦君が三月二十五日をもって退職するので、その後任として山下茂君を和歌山県副知事に四月一日付で選任いたしたいと存じ、これが同意をお願いするものであり、議案第八十四号は、出納長中西伸雄君が三月二十五日をもって退職するので、その後任として高瀬芳彦君を和歌山県出納長に三月二十六日付で選任いたしたいと存じ、これが同意をお願いするものであり、議案第八十五号は、県教育委員会の委員吉田裕君が一月八日逝去されましたので、その後任として目黒威徳君をこれが委員に三月二十六日付で任命いたしたいと存じ、同意をお願いするものであります。
 何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(橋本 進君) 以上で、知事の説明が終わりました。
○議長(橋本 進君) 都合により、自余の日程は明日に譲り、本日はこれをもって散会いたします。
 午前十一時十七分散会

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