平成5年9月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(向井嘉久藏議員の質疑及び一般質問)


県議会の活動

平成五年十月八日(金曜日)

○議長(宗 正彦君) 質疑及び一般質問を続行いたします。
 9番向井嘉久藏君。
  〔向井嘉久藏君、登壇〕(拍手)
○向井嘉久藏君 お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
 私の本日の一般質問は、四項目でございます。先輩の各議員の皆さん方は本当に本県の大きな立場に立ってのご質問でありまして、いい勉強をさせていただいたというふうに思っております。私は、まだ議員に当選させていただいて間のないものでありますから、身近な問題について質問をさせていただきます。
 まず初めに、名称の変更でございます。
 せんだって、新聞に目を通しておりますと「さきがけ補助制度」という活字が目に入りました。この制度は、先進的な事業や時代を先取りした考え方に対して補助を出すんだと、こういうふうに決められているようでございます。私は、この先進的な計画に補助を出すということについては非常に結構なことだと考えておりますが、中央政界の再編によりまして新党が結成されました。新党「さきがけ」でございます。
 以前にも、国の選挙の大きなスローガンにされておりました標語が、新党結成のために「明るい選挙」というふうなスローガンに変えられたことを記憶しております。この「さきがけ」という名称を使うことがいいか悪いかは皆さん方のご判断に任せるといたしましても、この名称を使うことによりまして、新聞を見ていてあれっと思う人は私一人ではないと思うのでございます。誤解を受けやすい名称であります。新党「さきがけ」からの特別な補助であるのかなと、こう思われる方も県民百八万人の皆さん方の中には大勢おられると私は思うのでございます。こういう名称は誤解を受けやすいということで、改称をされてはいかがでしょうか。
 また、ほかにもこれに類したことが県の条例の中にたくさんあると思われますので、全部のものを調べてこの際と申し上げるつもりはございませんが、その都度その都度、改称されていってはいかがでしょうか。まず第一点、名称の変更についてお伺いしたいと思うのでございます。
 続きまして、税の免除、軽減についてご質問申し上げます。
 景気の低迷によりまして、産業界の雇用人数が激減しております。厳しい就職戦線でございます。ましてや身体に障害を持つ方々の就職となりますと大変難しゅうございますし、また賃金等は、国の補助があると言いながらも、健常者の方々に比べて安く抑えられているのが実情でございます。このようなときこそ、自治体が本腰を入れて取り組まなければならない事業であると思うのでございます。税の優遇措置をとっていただきたいと考えるわけでございます。
 第一点は、所得税、特に一般障害者また特別障害者の控除枠の拡大であります。これは国の決める事柄でありますので、あえて県の皆さん方に実施していただきたいと申し上げるわけにはまいりませんが、国に対して強い働きかけをお願いしたいと思うのでございます。
 ちなみに、一般の障害者の場合、控除額は一人につき二十七万円、特別障害者の場合、一人につき三十五万円でございます。この額を拡大するよう、ひとつ和歌山県から声を上げて、お願いしていただきたいと思うのでございます。
 続いて、自動車税に係る障害者のための措置でございます。
 現在、自動車税の額は自治体によってある程度の自主性を持たれております。身体障害者に対する自動車税及び自動車取得税の免税の範囲について国から通達が参っておりますが、この通達はあくまでも自主目標でありまして、各自治体によってそれぞれ違うわけでございます。
 私が住んでいる橋本市は、ご存じのように大きな開発がされておりまして、もとの橋本市民といいますか、古くから住んでいる方の人口に、新しく他府県から転入された方々の人口が追いつこうとしております。その方々の中にはやはり身障の方もおられるわけでございまして、こういう話をされました。
 「私は、大阪に住んでいて、和泉ナンバーの車を持っていました。仕事のために指を二本ほど切断して、障害者手帳をいただいておりましたので、大阪では自動車取得税を免除されていました。橋本へ変わってきて、和歌山県人になったんやからということで、この際、車のナンバーも和歌山ナンバーに変えました。ところが、次の更新のときから課税された」、こういうことでございます。
 調べさせていただきますと、大阪府がこの自動車税に対して随意にとっておる施策というのは全国的にもトップでございまして、すべての身障者の方、身障手帳を持っている方には自動車の取得税を免除しますとなっておるわけでございます。和歌山県はおくれている、とは申し上げておりません。他県並みに課税をしておるわけでございますが、和歌山県というのはどうしても大阪府との接触が非常に強うございまして、和歌山県に転入してこられる方のほとんどは大阪からのものでございます。どうしても大阪との比較になるわけでございます。しかし、全国的に見ていきますと、特別な措置をとっているところというのは大阪だけではございません。北海道、青森、それから首都圏では千葉、東京、神奈川、北陸では富山、石川、中京では岐阜、愛知、近畿では京都、大阪、兵庫、四国で高知、九州で佐賀、こういった都道府県が特別な措置をとっておるのでございます。
 私は、和歌山県にこういう特別な措置をとってくださいと言うだけの勇気がございません。懐ぐあいをよくわかっておるからでございます。しかし、国に対してこういう特別な措置──というよりも、本来、税の公平負担というのが原則であろうと思うのでございます。そういう意味で、国に対して要望を繰り返し繰り返しお願い申し上げたいと思うのでございます。
 次に、文化・スポーツ施設について質問させていただきます。
 知事は文化・スポーツの振興に非常に熱心でありますし、学生時代には相撲をとっておったんや、現に日本のアマチュア相撲協会の会長やというふうにおっしゃっていただいておりまして、私たちスポーツを愛する者にとって非常に心強い知事さんをトップに迎えておるわけでございます。
 しかし、本県のスポーツレベルといったものを考えてみますときに、最近は非常に低くなっているのが実情でございます。私も長くスポーツに関係させていただいておりますが、最近レベルが非常に低くなって、またスポーツ人口が減ってきております。何が原因かなと考えたわけでございますが、あちこちの府県へ研修に見に行かせていただきますと、これやなというのがあります。和歌山県のスポーツ施設と他府県のスポーツ施設を見比べたときに、明らかに差があります。また、既存の施設の手入れ、整備についても非常におくれたところがあります。
 そこで、お伺いしたいのであります。
 第一点は、県立の文化・スポーツ施設の建設長期計画についてお伺いしたいのであります。まず、長期的なビジョンを示されたいと思うのでございます。次に、現在計画されているものもあれば紹介していただきたい。
 第二点でございますが、既存の施設の整備についてでございます。
 冒頭に申し上げましたとおり、非常に整備がおくれております。私、せんだって県民総体の開会式に出席させていただきましたが、芝なんかは非常によく刈り込まれておりますけれども、芝がない部分もたくさんございます。また、一番肝心な、目に見えないスタンドの下の方の清掃ももうひとつ行き届いてないんやないかなと。県民総体のメーンの会場でそうでありますから、ましてやそうでないところは考えただけでもわかります。また、帰りがけに紀三井寺の球場にも寄りましたが、県民総体の一つの競技として野球の試合が行われておりました。私は球場整備の方に伺ってまいりましたが、「予算がないんよ。わしら一生懸命やってるんやけどな。人手がないんよ」というのが、その方の偽らざる本音でありました。
 ここで、ひとつ整備に係る予算の増額措置を考えていただきたいと思うのでございます。また、老朽化した施設の若返り工事を早急にお願いしたいと思うわけでございます。
 私が住まわしていただいております橋本は、よく「東の玄関口」と言われます。本当に名実ともに東の玄関口にしていただくためにも、ひとつ橋本・伊都地方に文化・スポーツ施設の核として多目的ホール等の建設をお願いしたいと思うのでございます。紀の川筋には、県立の施設がございません。和歌山市内に参りますとたくさんあるのでございますが、残念ながら伊都・橋本地方にはございません。そこで、ひとつ建設をお願いしたいと思うのでございます。
 また、今、県立の大きな多目的ホールが和歌山市手平に建設されようとしております。座席数八千五百、建設費百億というふうに概略承っております。敷地の方の金額は聞いておりませんが、相当な額に上ると思うのでございます。私が橋本・伊都地方につくっていただきたいとお願い申し上げておりますホールの敷地は、橋本市の総合運動場の中に用意して待っております。一万坪の土地を用意して待たせていただいております。どうぞ、ひとつよろしくお願いしたいと思うのでございます。
 次に、交通施策体系についてでございます。
 「道路は文化を運ぶ」という言葉がございますが、現在も道路網の整備こそがその地域の発展をもたらすものでございます。特に道路網整備のおくれている紀の川筋、とりわけ橋本・伊都につきましてお伺いしたいと思うのでございます。
 第一点は、JR和歌山線のビジネス快速の運行についてでございます。
 相手がJRでございます。うんと言っていただくまでには、これから地道な長い運動を守り立てなければならんと思うのでございます。私がこの本会議に出席させていただくのにもJRを利用させていただいておりまして、四十五キロの距離を約一時間十分の時間をかけて和歌山に参るわけでございます。これを時速にならすと約四十キロでございまして、マラソンの選手が時速二十キロで走りますから、その倍のスピードということでございます。ひとつ、地道な長い運動を私たちも盛り上げてまいりたいと思うのでございますが、県当局におかれましてもJRに強い要望を出していただきたいと思うのでございます。
 今までに、このビジネス快速の運行、スピードアップについてJRと接触を持たれたことがあるのか、また、持っておらないということであればひとつ持っていただきまして、強い要望をお願いしたいと思うのであります。
 次に、京奈和自動車道、三百七十一号バイパスの早期開通に向けての取り組みについてお伺いしたいと思うのでございます。
 前にも橋本市選挙区選出の先輩議員から再三質問があったと聞いております。何回も同じこと聞くなと言われれば言いようもないことでございますが、しかし、この橋本・伊都地区にとりましては京奈和自動車道、特に橋本にとりましては三百七十一号バイパスが命綱でございます。
 そこで、質問したいのでございます。
 橋本市内で一部、まだ現場の説明がされていないところがございます。また、一部では用地の取得が始まっております。地区によって非常に差があるわけでございまして、基本的な考えがまとまっておるならば、早急に地域、現場への説明をお願いしたいと思うのでございます。
 第二点といたしまして、公図の確認、公図と現場との照合が要るということでございますが、現在の人数でやっていただいておりますと何十年かかるかわからんという仕事でございます。外部委託をしていただいているという話でもございますが、人数をふやすなりもっと外部委託をしていただくなりしまして、公図との照合を急いでいただきたいと思うのでございます。
 それからもう一点、一番大事なことでございますが、予算の獲得をお願いしたい。予算なくして何もできないのでございまして、どうぞひとつ予算の獲得に全力を傾注していただきたいと、お願い申し上げます。
 最後になりますが、橋本市内の清水─市脇架橋の早期実現についてお伺いいたしたいと思うのでございます。
 清水─市脇架橋の建設につきましては、地元で促進協議会が十年前に結成され、運動を展開しておるわけでございます。そのときの県サイドからのご説明では、河南県道の開通に合わせて一度考えてみたいというようなお話があったように私は記憶しておりますが、今、ご説明を受けておりますと、丹生川ダムの建設に、道路に向けてひとつ考えてみたいということで先送りになっておるようにも私には感じられるわけでございます。
 橋本市内では、橋本橋を五十三年にかけかえていただいております。これは台風のためにつぶれた橋をかけかえていただいたと私どもは理解を申し上げておるんですが、そうじゃないんや、新しい橋を最近かけたやないかというご理解のようであります。私どもは、台風で壊れた橋をかけかえていただいた、通れるようにしていただいたと、こういうふうな理解でございます。
 その橋は、もと伊都県事務所がございましたところからかかってございまして、昔は橋本の中心でございました。ところが最近、橋本の中心が西へ移動いたしました。現在の県事務所、警察署があるところへ移動しているわけでございまして、ここにひとつ清水─市脇架橋を建設していただきたいとお願い申し上げておるわけでございます。この橋をかけることにより河南地区と結ばれまして、橋本市が本当に東の玄関口としていよいよ発展できると確信するところでございます。
 橋本の清水─市脇架橋の建設の具体的な見通しはいつになるのか、また、おくれている理由は何なのかということをお伺いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。
 ご清聴ありがとうございました。
○議長(宗 正彦君) ただいまの向井嘉久藏君の質問に対する当局の答弁を求めます。
 知事仮谷志良君。
  〔仮谷志良君、登壇〕
○知事(仮谷志良君) 向井議員にお答え申し上げます。
 文化とスポーツの問題について、県立文化・スポーツ施設の建設でございます。
 文化とスポーツを振興してその普及発展を図ることはこれからの県政にとって重要な課題であると考えておりまして、お尋ねの文化・スポーツ活動の拠点となる施設については、これまでも整備充実に努めてきたところでございます。ご承知のように、本年七月にきのくに志学館を開館したところであるし、また県立美術館、博物館も来年の三月完成を目指して現在建設中でございますし、また和歌山操駅跡地には文化・スポーツなど多目的利用のできる複合施設の建設を計画しているところでございます。
 一方、各地方においては、文化・スポーツ施設の整備については地元の市町村で主体的に取り組んでいただいておりまして、特に、現在、自治省でつくっておりますふるさとづくり事業、町づくり特別対策事業等を活用いたしまして、順次、施設が整備されてきているところでございます。
 文化・スポーツ施設に関する長期計画についてでございますけれども、文化関係においては文化振興ビジョン策定調査を実施しており、今後の振興方策を策定することにしてございます。またスポーツについては、二十一世紀を展望した本県のスポーツ振興方策について、現在、県スポーツ振興審議会に諮問して検討をいただいておるところでございます。
 なお、橋本・伊都地方の核となる文化・スポーツ施設については、ただいま向井議員から提案された場所において、十分地元においても調整を図っていただいて、これらの建設について私たちも十分検討してまいりたいと思っておるところでございます。
○議長(宗 正彦君) 総務部長木村良樹君。
  〔木村良樹君、登壇〕
○総務部長(木村良樹君) 誤解を受けやすい紛らわしい補助金等の名称の変更に関するご質問でございます。
 さきがけ補助金制度については、質の高い地域づくりへの取り組みを支援するため、地域の活性化の先駆けとなる事業を実施しようとする市町村に対し予算の範囲内において補助金を交付するもので、平成二年度から実施している支援制度でございます。開始から四年を経過しており、既に市町村の間に定着した制度であるとの認識を持っておりますが、補助金の制度については常に時代に即応した見直しが必要と思っておりますので、名称等のあり方の問題も含め、適宜見直していきたいと思っております。
 また、今回調査した限りでは他に紛らわしい名称を有するものはございませんでしたが、名称等を考える場合は慎重に対応してまいりたいと考えております。
 次に、身体障害者の方に対する所得税控除の拡大についてのご質問でございます。
 ご指摘のように、身体障害者の方については税の所得控除制度の中に障害者控除制度がございまして、障害の程度が一級または二級である重度の障害者の方とそれ以外の障害者の方との間に控除額に差がございます。これは国の法令の規定に基づくものでございまして、国税に関することでもございますので、県としては国の動向を注意深く見守っていきたいと考えております。
 それから、同じく身体障害者の方に対する自動車税等の減免に関するご質問でございます。
 自動車税、自動車取得税の身体障害者等に対する減免については、日常生活を営む上で自動車が必要であるとの認識から現在実施されているところでございますが、減免に該当する身体障害者等の範囲については、ご指摘のとおり、国の通達に基づいて取り扱っているところでございます。
 例えば、上肢に障害を持つ方については、大阪府を含む幾つかの府県において国の通達を拡大して取り扱っていることは承知しているところでございますが、税負担の公平の観点から統一的な取り扱いが望ましいものと考えております。
 昨年度も国の通達がこの件に関しては改正され、減免の範囲が拡大されたところでもございます。本県としても、このような国の動きを見守りながら、さらにこのような範囲が拡大されるよう働きかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(宗 正彦君) 土木部長山田 功君。
  〔山田 功君、登壇〕
○土木部長(山田 功君) お答えを申し上げます。
 文化・スポーツ施設の既存施設についてでございます。
 スポーツ振興のために、既設の紀三井寺公園の野球場あるいは陸上競技場、また秋葉山公園県民水泳場、県営相撲競技場等、各施設の維持補修や若返り工事というものも、従来から必要に応じて予算化に努めてきたところではございますが、今後もさらにその利用状況を見ながら、その整備に必要な予算確保と施設改善に努力をしてまいりたいと存じます。
 次に、京奈和自動車道、三百七十一号バイパスでございます。
 地元説明については、両路線とも字区ごとに区の三役あるいは地元対策委員、地権者の方々と順次説明会等を終えた後、境界立ち会い、幅ぐい設置、用地交渉という手順になるわけでございますが、京奈和自動車道については十六区のうち十四区、三百七十一号については八区のうち五区において三役への説明会を終え、一部既に用地交渉に入っているところもございます。
 一部、東家、小原田、市脇区は、この両路線の交差点に当たり、都市計画決定時に数多くの意見書が出されておりまして、これらの調整に時間を要し、説明会がおくれておるわけでございますが、整理でき次第、説明会を開催したいと聞いております。
 次に、公図の確認に関係して職員の増員ということでございます。
 職員の増員については、限られた人員の中で対応しているため、かねてから業務委託を行うなど事務量の軽減に努力をしているところでございますが、今後とも努力をしてまいりたいと考えております。
 また予算の獲得については、議会並びに関係機関の皆様方のご協力を得ながら、国に働きかけをしてまいります。
 次に清水─市脇架橋でございますが、三百七十一号の道路改良としては、周辺の開発等により交通量も増加をし、府県境から市脇交差点までの改良が当面急務であろうということで、その推進に努力中でございます。
 また架橋については、議員お話しのとおり、橋本橋は昭和五十三年に二車線、両側歩道つきでかけかえをされたところでございます。今後、現在事業中の学文路バイパス等の進捗による交通状況も勘案の上、この橋についての調査を進めてまいりたいと存じます。
 以上でございます。
○議長(宗 正彦君) 企画部長佐武廸生君。
  〔佐武廸生君、登壇〕
○企画部長(佐武廸生君) JR和歌山線についてのご質問にお答えいたします。
 JR和歌山線の快速の運行、スピードアップについては、かねてからJRに要望してまいってございます。JRにおいては、列車のダイヤ調整等により朝夕の通勤時間帯を中心に所要時間の短縮を図るなど、努力をしていただいているところでございますが、単線であるため、駅での列車の追い越しや行き違い施設の問題、さらには需要の見通しなど、多くの課題があると聞いてございます。
 今後とも、快速の運行などの輸送改善が図られるようJRに働きかけを続けてまいりたいと存じます。
 以上でございます。
○議長(宗 正彦君) 答弁漏れはありませんか。──再質問を許します。
 9番向井嘉久藏君。
○向井嘉久藏君 要望を申し上げたいと思います。
 知事から見通しの明るいお話をいただきまして、私たち地元の者にとりましては非常に今後の励みになるわけでございます。
 知事の言葉の中に「地元の調整を」とのお話がございましたが、橋本市につきましてはもろ手を挙げてお待ち申し上げておりまして、あと伊都郡の町村長さんにお願いに上がるだけでございますので、ご理解いただきました暁にはどうぞひとつよろしくお願いいたしたいと思うのでございます。
 それから、さきがけ補助制度について総務部長のご回答をいただきましたが、その中で、私は名称について申し上げておりまして、制度の中身についてまで言及はしておりませんので、ここではっきりさせていただきたいと思うのでございます。この制度については非常に結構な制度であると申し上げておりますので、はっきりさせていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(宗 正彦君) ただいまの発言は要望でありますので、以上で向井嘉久藏君の質問が終了いたしました。
 これで、午前中の質疑及び一般質問を終わります。
○議長(宗 正彦君) この際、暫時休憩いたします。
  午前十一時二十分休憩
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