県議会の活動

議　事　日　程　第一号　平成三年十二月三日（火曜日）
　　午前十時開会・開議
　第一　会議録署名議員の指名
　第二　会期決定の件
　第三　議案第百四十二号から議案第百五十一号まで（知事説明）
会議に付した事件
　一　会議録署名議員の指名
　二　会期決定の件
　三　議案第百四十二号から議案第百五十一号まで（知事説明）
　四　休会決定の件
出　席　議　員（四十四人）
　１　番　尾　崎　要　二
　２　番　中　村　裕　一
　３　番　下　川　俊　樹
　４　番　石　田　真　敏
　５　番　中　村　隆　行
　６　番　木　下　秀　男
　７　番　岡　本　保
　８　番　藁　科　義　清
　10　番　小　川　武
　11　番　上野山　親　主
　12　番　井　出　益　弘
　13　番　町　田　亘
　14　番　尾　崎　吉　弘
　15　番　門　三佐博　
　17　番　高　瀬　勝　助
　18　番　冨　安　民　浩
　19　番　和　田　正　一
　20　番　阪　部　菊　雄
　21　番　平　越　孝　哉
　22　番　大　江　康　弘
　23　番　岸　本　光　造
　24　番　山　本　一
　25　番　吉　井　和　視
　26　番　浜　田　真　輔
　27　番　堀　本　隆　男
　28　番　宇治田 　栄　蔵
　29　番　富　田　豊
　30　番　中　村　利　男
　31　番　馬　頭　哲　弥
　32　番　宗　正　彦
　33　番　鶴　田　至　弘
　34　番　上　野　哲　弘
　35　番　村　岡　キミ子 　
　36　番　松　本　貞　次
　37　番　木　下　義　夫
　38　番　和　田　正　人
　39　番　中　西　雄　幸
　40　番　橋　本　進
　41　番　野見山 　海
　42　番　森　正　樹
　43　番　浜　本　収
　44　番　新　田　和　弘
　45　番　浜　口　矩　一
　46　番　森　本　明　雄
欠　席　議　員（三人）
　９　番　北　村　翼
　16　番　西　本　長　浩
　47　番　山　崎　幹　雄
説明のため出席した者
　知　事　仮　谷　志　良
　副知事　西　口　勇
　出納長　梅　田　善　彦
　知事公室長　市　川　龍　雄
　総務部長　山　中　昭　栄
　企画部長　川　端　秀　和
　民生部長　吉　井　清　純
　保健環境部長　遠　藤　明
　商工労働部長　中　西　伸　雄
　農林水産部長　若　林　弘　澄
　土木部長　山　田　功
　企業局長　高　瀬　芳　彦
　以下各部次長・財政課長　
　教育委員会委員長
　　岩　崎　正　夫
　教育長　西　川　時千代　
　以下教育次長
　公安委員会委員長
　　玉　置　英　夫
　警察本部長　西　村　浩　司
　以下各部長
　人事委員会委員長
　　水　谷　舜　介
　人事委員会事務局長
　代表監査委員　宮　本　政　昭
　監査委員事務局長
　選挙管理委員会委員長
　　稲　住　義　之
　選挙管理委員会書記長
　地方労働委員会事務局長
職務のため出席した事務局職員
　事務局長　倉　本　辰　美
　次　長　中　村　彰
　議事課長　中　西　俊　二
　議事課副課長　松　田　捷　穂
　議事班長　松　谷　秋　男
　議事課主事　古　井　美　次
　議事課主事　松　本　浩　典
　総務課長　田　上　貞　夫
　総務課主事　永　井　伸　和
　総務課主事　星　加　正　積
　調査課長　大　畑　巌
　調査課主幹　松　尾　健　介
　調査課調査員　竹　内　潔
　（速記担当者）
　議事課主査　吉　川　欽　二
　議事課速記技師　鎌　田　繁
　議事課速記技師　中　尾　祐　一
　議事課速記技師　保　田　良　春
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　午前十時三分開会・開議
○議長（山本　一君）　ただいまから、平成三年十二月定例会を開会いたします。
○議長（山本　一君）　これより本日の会議を開きます。
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○議長（山本　一君）　この際、さきの知事選挙において当選されました仮谷知事から就任のあいさつをいたしたい旨、発言を求められておりますので、これを許可いたします。
　知事仮谷志良君。
　〔仮谷志良君、登壇〕（拍手）
○知事（仮谷志良君）　本日、十二月定例県議会を招集いたしましたところ、議員各位には、年末を控えて何かとお忙しい中にもかかわりませず、ご参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
　また、審議に先立ちまして、貴重なお時間をおかりいたしまして就任のあいさつを申し述べさせていただきますことを心からお礼申し上げます。
　私は、先般の知事選挙におきまして、県民各位の厳正なる審判をいただき、五たび県政を担当させていただくことになりました。ここに改めて、皆さん方からいただいた絶大なるご支援に心から感謝申し上げます。
　多くの県民の皆さんから圧倒的なご支持をいただいて五期目の県政をスタートできることの感激をしみじみとかみしめると同時に、これからの四年間の県政を負託された我が身に対する期待と責任の重さをひしひしと感じておるわけでございます。
　私は、この選挙を通じ、県内各地をめぐり、県民が今何を求めているか、今和歌山県がどういう状況にあるのかを私なりに肌で感じ取ってまいりました。そして和歌山県には、今、活力の波が大きなうねりとなってみなぎりつつあるということを改めて実感してまいったわけであります。
　関西国際空港の開港に照準を合わせて進めてまいりましたプロジェクトが着実に進展しております。これらのプロジェクトに対する県民の期待は非常に大きいものがございます。これらの完成は申すまでもありません。二十一世紀を目前にした今、いま一度初心に立ち返り、本県のさらなる発展のビジョンを切り開いていくことが私に課せられた責務であり、多様化する県民ニーズにこたえ、先見性を持って県政を展開してまいらなければならないということを改めて感じた次第でございます。
　これからの四年間、五期県政では、より豊かなふるさと、そしてその豊かさを実感できる県民生活を創造するため、交通や産業のハードの基盤整備とあわせて、福祉、健康、教育、文化、そして生活環境というソフトの施策を県勢発展のための車の両輪として推し進めてまいります。そして、重点施策として県民に訴えてまいりました「のびゆく県土づくり」「すこやかな社会づくり」「やさしい生活環境づくり」「こころ豊かな人づくり」「たくましい産業づくり」の五つの柱を推し進める中で、県下各地それぞれの地域に生きる人たちの生活を大切にし、地域に似合った発展、地域の資源を生かす発展の方向を見出し、全県土において個性ある地域の発展を図ってまいる決意でございます。
　時代は、常に我々の想像を超えるスピードで進展しております。この流れの中にあって、現在に生きる私たちも、常に的確な感性を磨き、将来をにらみつつ、世の中の動きを注視し、日々新たな気持ちで生活に仕事に取り組むことが求められます。
　私は、県内各地に県民の皆さんの生きるたくましさと情熱のたぎりを感じます。この県民の創意と力を結集して、二十一世紀に向けてふるさと和歌山県の飛躍発展のために決断と実行の県政を全力で推進することが私の使命であると存ずる次第であります。
　何とぞ、議員各位の格段のご指導とご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、ごあいさつといたします。ありがとうございました。
○議長（山本　一君）　この際、暫時休憩いたします。
　午前十時九分休憩
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　午前十一時四分再開
○議長（山本　一君）　休憩前に引き続き、会議を開きます。
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○議長（山本　一君）　日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
　今期定例会の会議録署名議員は、４番石田真敏君、20番阪部菊雄君、36番松本貞次君の三君を指名いたします。
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○議長（山本　一君）　次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から十二月十九日までの十七日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（山本　一君）　ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から十二月十九日までの十七日間と決定いたしました。
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○議長（山本　一君）　この際、諸般の報告をいたします。
　お手元に配付のとおり、知事から地方自治法第百八十条の規定による専決処分の報告が、監査委員から監査の結果報告及び現金出納検査の結果報告が、また執行機関から去る九月定例会において採択した請願の処理の経過及び結果の報告がありました。
　なお、人事委員会から、去る十月二十九日、職員の給与に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので申し添えます。
　以上、報告いたします。
○議長（山本　一君）　次に、今期定例会に提出されました議案について報告いたします。
　職員に公文を朗読させます。
　〔職員朗読〕
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　　　財第２２５号　
　　　平成３年12月３日
　和歌山県議会議長　山　本　一　殿
　　和歌山県知事　仮　谷　志　良
　和歌山県議会平成３年１２月定例会議案の提出について
　地方自治法第９６条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
　議案第１４２号　平成３年度和歌山県一般会計補正予算
　議案第１４３号　和歌山県営住宅管理条例の一部を改正する条例
　議案第１４４号　和歌山県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
　議案第１４５号　工事請負契約の締結について
　議案第１４６号　工事請負契約の締結について
　議案第１４７号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１４８号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１４９号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１５０号　工事請負変更契約の締結について
　議案第１５１号　平成２年度和歌山県歳入歳出決算の認定について
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○議長（山本　一君）　日程第三、ただいま報告いたしました議案第百四十二号から議案第百五十一号までを一括して議題といたします。
　議案はお手元に配付しておりますので、まず知事の説明を求めます。
　知事仮谷志良君。
　〔仮谷志良君、登壇〕
○知事（仮谷志良君）　ただいま上程されました諸議案について、ご説明申し上げます。
　まず議案第百四十二号の平成三年度一般会計補正予算案でありますが、災害復旧事業等の債務負担行為の追加をお願いするものであります。
　次に、議案第百四十三号は県営住宅の入居者の資格、入居手続等を改めるため県営住宅管理条例の一部を改正するものであり、議案第百四十四号は新しく使用を開始する県営住宅の使用料を定めるものであります。
　次に、その他の案件といたしまして議案第百四十五号から議案第百五十号までは工事請負契約の締結及び工事請負変更契約の締結に関するものであり、議案第百五十一号は平成二年度歳入歳出決算の認定を求めるものであります。
　最後に、諸報第八号は職員の公務中における交通事故に伴う損害賠償の額について、地方自治法第百八十条第一項の規定による知事専決処分報告であります。
　以上で、提出議案等に対する私の説明を終わります。何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
　なお、関西国際空港の全体構想につきましては、去る十一月二十九日の閣議決定において正式に位置づけられたことは、県議会を初め関係の皆さんとともに要望を行ってきただけに、大変意義深いことであると考えております。まだ幾つかの課題も残されておりますが、県議会、関係団体等とも相談しながら、早期実現に向け努力してまいる所存でありますので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
○議長（山本　一君）　以上で、知事の説明が終わりました。
　ご参考までに、ただいまの知事説明要旨を配付いたします。
　〔「知事説明要旨」配付〕
○議長（山本　一君）　配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
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○議長（山本　一君）　この際、十一月十六日、土木部長に就任しました山田功君をご紹介申し上げます。
　土木部長山田　功君。
　〔山田　功君、登壇〕（拍手）
○土木部長（山田　功君）　ごあいさつを申し上げます。
　このたび、十一月十六日付で土木部長を命ぜられました山田功でございます。
　もとより微力ではございますが、この重責を全うすべく、誠心誠意、努力をしてまいりますので、皆様方の一層のご支援あるいはご鞭撻をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長（山本　一君）　次に、十月十六日、公安委員会委員長に選任されました玉置英夫君をご紹介申し上げます。
　公安委員会委員長玉置英夫君。
　〔玉置英夫君、登壇〕（拍手）
○公安委員会委員長（玉置英夫君）　去る十月十六日の公安委員会で公安委員長に選任されました玉置英夫でございます。
　もとより微力ではございますけれども、誠心誠意、委員長の職務を全うし、ご期待に沿うよう努力してまいりたいと思いますので、今後とも皆様方の一層のご指導、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、ごあいさつとさせていただきます。
○議長（山本　一君）　次に、十月十三日、公安委員会委員に任命されました西本貫一君をご紹介申し上げます。
　公安委員会委員西本貫一君。
　〔西本貫一君、登壇〕（拍手）
○公安委員会委員（西本貫一君）　去る九月県議会において公安委員に再任されました西本貫一でございます。
　浅学非才の者でございますが、この職務を全うするために、誠心誠意、ご期待に沿うよう努力したいと思いますので、今後とも一層の先生方のご指導、ご鞭撻を賜るようお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。
○議長（山本　一君）　次に、十月二十日、教育委員会委員長に選任されました岩崎正夫君をご紹介申し上げます。
　教育委員会委員長岩崎正夫君。
　〔岩崎正夫君、登壇〕（拍手）
○教育委員会委員長（岩崎正夫君）　十月二十日付をもちまして教育委員長に選任されました岩崎でございます。
　ご承知のごとく、今春の中教審答申にも見られますように、教育体制は今、大きく変革を求められております。このようなときに当たり、県内教育行政が抱える諸問題を十分把握、認識いたし、本県教育発展のために、微力ではございますが、誠心誠意、尽くす所存でございます。
　どうか今後とも、議員の皆様方には格段のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単でございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。
○議長（山本　一君）　次に、九月二十七日、教育委員会委員に任命されました山本昭君をご紹介申し上げます。
　教育委員会委員山本　昭君。
　〔山本　昭君、登壇〕（拍手）
○教育委員会委員（山本　昭君）　九月県議会におきましてご賛同いただき、九月二十七日付をもちまして教育委員を拝命いたしました山本でございます。
　もとより微力でございますが、本県教育の充実、発展のため、全力を傾注する決意でございます。何とぞ、格別のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
　まことに簡単でございますが、あいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長（山本　一君）　次に、十月四日、教育委員会委員に任命されました中西久夫君（筆名・神坂次郎君）をご紹介申し上げます。
　教育委員会委員中西久夫君。
　〔中西久夫君、登壇〕（拍手）
○教育委員会委員（中西久夫君）　九月県議会におきましてご賛同をいただき、十月四日付をもちまして教育委員を拝命いたしました神坂でございます。
　今、県民の教育に寄せる期待の大きさを認識し、まことに微力ではございますが、本県教育の充実のために全力を尽くす所存でございます。どうか、議員先生方のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
　簡単でございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。
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○議長（山本　一君）　次に、お諮りいたします。明十二月四日から七日まで、及び十二月九日を議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（山本　一君）　ご異議なしと認めます。よって、明十二月四日から七日まで、及び十二月九日を休会とすることに決定いたしました。
○議長（山本　一君）　次会は十二月十日再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。
○議長（山本　一君）　本日は、これをもって散会いたします。
　午前十一時十八分散会