平成3年6月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


県議会の活動

議 事 日 程 第一号 平成三年六月二十五日(火曜日)
     午前十時開会・開議
 第一 会議録署名議員の指名
 第二 会期決定の件
 第三 議案第八十四号から議案第百九号まで(知事説明)
会議に付した事件
 一 会議録署名議員の指名
 二 会期決定の件
 三 議案第八十四号から議案第百九号まで(知事説明)
 四 休会決定の件
出 席 議 員(四十七人)
 1 番 尾 崎 要 二
 2 番 中 村 裕 一
 3 番 下 川 俊 樹
 4 番 石 田 真 敏
 5 番 中 村 隆 行
 6 番 木 下 秀 男
 7 番 岡 本  保
 8 番 藁 科 義 清
 9 番 北 村  翼
 10 番 小 川  武
 11 番 上野山 親 主
 12 番 井 出 益 弘
 13 番 町 田  亘
 14 番 尾 崎 吉 弘
 15 番 門  三佐博 
 16 番 西 本 長 浩
 17 番 高 瀬 勝 助
 18 番 冨 安 民 浩
 19 番 和 田 正 一
 20 番 阪 部 菊 雄
 21 番 平 越 孝 哉
 22 番 大 江 康 弘
 23 番 岸 本 光 造
 24 番 山 本  一
 25 番 吉 井 和 視
 26  番 浜 田 真 輔
 27 番 堀 本 隆 男
 28 番 宇治田  栄 蔵
 29 番 富 田  豊
 30 番 中 村 利 男
 31 番 馬 頭 哲 弥
 32 番 宗  正 彦
 33 番 鶴 田 至 弘
 34 番 上 野 哲 弘
 35 番 村 岡 キミ子  
 36 番 松 本 貞 次
 37 番 木 下 義 夫
 38 番 和 田 正 人
 39 番 中 西 雄 幸
 40 番 橋 本  進
 41 番 野見山   海
 42 番 森  正 樹
 43 番 浜 本  収
 44 番 新 田 和 弘
 45 番 浜 口 矩 一
 46 番 森 本 明 雄
 47 番 山 崎 幹 雄
欠 席 議 員(なし)
説明のため出席した者
 知 事 仮 谷 志 良
 副知事 西 口  勇
 出納長 梅 田 善 彦
 知事公室長 市 川 龍 雄
 総務部長 山 中 昭 栄
 企画部長 川 端 秀 和
 民生部長 吉 井 清 純
 保健環境部長 遠 藤  明
 商工労働部長 中 西 伸 雄
 農林水産部長 若 林 弘 澄
 土木部長 磯 村 幹 夫
 企業局長 高 瀬 芳 彦
 以下各部次長・財政課長 
 教育委員会委員長
   上 野  寛
 教育長 西 川 時千代 
 以下教育次長
 公安委員会委員長
   西 本 貫 一
 警察本部長 西 村 浩 司
 以下各部長
 人事委員会委員長
   寒 川 定 男
 人事委員会事務局長
 代表監査委員 宮 本 政 昭
 監査委員事務局長
 選挙管理委員会委員長
   稲 住 義 之
 選挙管理委員会書記長
 地方労働委員会事務局長
職務のため出席した事務局職員
 事務局長 倉 本 辰 美
 次 長 中 村  彰
 議事課長 中 西 俊 二
 議事課副課長 松 田 捷 穂
 議事班長 松 谷 秋 男
 議事課主事 古 井 美 次
 議事課主事 松 本 浩 典
 総務課長 田 上 貞 夫
 総務課主事 永 井 伸 和
 総務課主事 星 加 正 績
 調査課長 大 畑  巌
 調査課調査員 大 前 忠 之
 調査課調査員 大 西 幸 男
 (速記担当者)
 議事課主査 吉 川 欽 二
 議事課速記技師 鎌 田  繁
 議事課速記技師 中 尾 祐 一
 議事課速記技師 保 田 良 春
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 午前十時五分開会・開議
○議長(山本 一君) ただいまから、平成三年六月定例会を開会いたします。
○議長(山本 一君) これより本日の会議を開きます。
○議長(山本 一君) この際、暫時休憩いたします。
 午前十時六分休憩
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 午前十一時六分再開
○議長(山本 一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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○議長(山本 一君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、2番中村裕一君、18番冨安民浩君、34番上野哲弘君の三君を指名いたします。
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○議長(山本 一君) 次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から七月十一日までの十七日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本 一君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から七月十一日までの十七日間と決定いたしました。
○議長(山本 一君) 次に、諸般の報告をいたします。
 お手元に配付のとおり、知事から地方自治法第百八十条の規定による専決処分の報告、予算の繰り越しに関する報告、地方自治法第二百二十一条第三項に定める法人の経営状況を説明する書類の提出が、監査委員から現金出納検査の結果報告が、また執行機関から去る二月定例会において採択した請願の処理の経過及び結果の報告がありました。
 以上、報告いたします。
○議長(山本 一君) 次に、今期定例会に提出されました議案について報告いたします。
 職員に公文を朗読させます。
 〔職員朗読〕
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     財第67号 
    平成3年6月25日
 和歌山県議会議長 山 本 一 殿
   和歌山県知事 仮 谷 志 良
 和歌山県議会平成3年6月定例会議案の提出について
 地方自治法第96条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
 議案第 84号 修学資金の返還に係る債務の免除に関する条例
 議案第 85号 地方自治法第207号の規定による実費弁償条例の一部を改正する条例
 議案第 86号 和歌山県部設置に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 87号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 88号 和歌山県退職年金及び退職一時金に関する特別取扱条例等の一部を改正する条例
 議案第 89号 和歌山県税条例の一部を改正する条例
 議案第 90号 近畿圏の都市開発区域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 91号 和歌山県看護職員修学資金貸与条例の一部を改正する条例
 議案第 92号 和歌山県高等学校定時制及び通信制課程修学奨励金貸与条例の一部を改正する条例
 議案第 93号 和歌山県立養護学校設置条例の一部を改正する条例
 議案第 94号 和歌山県監査委員に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 95号 財産の取得について
 議案第 96号 財産の取得について
 議案第 97号 工事請負契約の締結について
 議案第 98号 工事請負契約の締結について
 議案第 99号 工事請負契約の締結について
 議案第100号 工事請負契約の締結について
 議案第101号 工事請負契約の締結について
 議案第102号 工事請負契約の締結について
 議案第103号 工事請負契約の締結について
 議案第104号 工事請負契約の締結について
 議案第105号 工事請負契約の締結について
 議案第106号 工事請負契約の締結について
 議案第107号 工事請負契約の締結について
 議案第108号 工事請負契約の締結について
 議案第109号 工事請負契約の締結について
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○議長(山本 一君) 日程第三、ただいま報告いたしました議案第八十四号から議案第百九号までを一括して議題といたします。
 議案はお手元に配付しておりますので、まず知事の説明を求めます。
 知事仮谷志良君。
 〔仮谷志良君、登壇〕
○知事(仮谷志良君) 本日、六月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案について提案の理由をご説明するに先立ち、県政の最近の動きについてご説明申し上げます。
 まず関西国際空港につきましては、四月に空港島とその対岸部が空港連絡橋により実質的に陸続きとなり、また旅客ターミナルビルが着工されるなど、いよいよ空港島における本格的な諸施設の建設が進められているところであります。
 全体構想につきましては、昨年、航空審議会の中間取りまとめが行われ、本年秋に第六次空港整備五箇年計画の閣議決定がなされる予定でございますが、今後、早期実現を図るため、県議会と緊密な連携を保ちながら、本県はもとより関西が一体となって強い働きかけを行ってまいる所存でございます。
 また、関西国際空港の開港の年に当たる平成六年夏に和歌山マリーナシティを主会場に開催する世界リゾート博につきましては、四月に博覧会の運営主体である世界リゾート博協会を設立し、博覧会成功に向け本格的な取り組みを始めたところであります。
 次に県立医科大学の移転整備につきましては、移転場所となる紀三井寺競馬場跡地を和歌山市から購入するとともに、基礎調査、一部粗造成等、早期着工に向け準備作業を進めてきたところであります。
 さらに、今回、昭和四十七年以来、長い経緯の中で県議会の皆様方を初め関係者の皆様のご議論を十分受けとめながら、県内の医療状況、医科大学の現状等を踏まえ、これからの医科大学はどうあるべきか、附属病院はどう位置づけるべきかについての考え方を取りまとめた移転整備の基本構想を策定いたしました。今後、この基本構想をもとに医科大学と協議し、一日も早く本格的な建設に着手し、将来の医学、医療に十分対応できるよう機能の整備拡充を図り、本県における地域医療の中核施設として、さらに県民の健康維持増進に寄与し得る大学として整備を図ってまいりたいと考えております。
 次に、本県の新たな文化拠点として和歌山大学教育学部跡地に建設する新近代美術館及び新博物館につきましては、用地購入と基本設計が完了し、本年十月には建設工事に着工する予定となっております。
 両施設は、恵まれた立地条件を生かし、池や滝を配置するなど開放的な環境づくりに配慮し、県民の方々が自由に散策できる県民憩いの場とするとともに、近隣の関連施設とあわせて文化ゾーンを形成するよう計画しており、平成六年三月末の完成を目指して建設を進めてまいる所存であります。
 また、和歌山大学経済学部跡地に建設する新図書館につきましては、本県の中央図書館にふさわしい施設となるよう計画しており、近々工事に着手し、平成五年三月末までに完成いたしたいと考えております。
 次に県内経済の動向でありますが、本年四月、経済企画庁が発表いたしました昭和六十三年度の状況を見てみますと、本県の経済成長率は対前年比五・五%の高い伸びとなり、また一人当たり県民所得は前年比九・七%の増加を示し、都道府県の中での伸び率が第一位となっております。これらは、いずれも法人企業所得が急増したことと雇用情勢の好転によるものと考えておりますが、今後も、積極的な企業誘致のみならず、足腰の強い地場産業の育成に努めてまいる所存であります。
 それでは、ただいま上程されました諸案件について、その概要をご説明申し上げます。
 まず条例案件でありますが、議案第八十四号は、県立医科大学附属病院等で貸与する看護婦養成修学資金等に係る返還免除の規定を定めるものであり、議案第八十五号及び議案第八十六号は、地方自治法の一部改正に伴う参考人の実費弁償及び県の部設置に係る規定の整備を行うための改正であります。
 議案第八十七号は国家公務員退職手当法の一部改正等に伴う職員の退職手当の改正、議案第八十八号は恩給法の一部改正に伴う退職年金等の改正、議案第八十九号は地方税法の一部改正等に伴い規定の整備を行うものであります。
 また、議案第九十号は新産業都市建設促進法施行令の一部改正に伴う県税の特別措置を延長するものであり、議案第九十一号は看護職員修学資金の返還免除要件を緩和する等のための改正であります。
 議案第九十二号は、高等学校の定時制または通信制課程に入学する者に貸与する修学奨励金の額を引き上げるための改正、議案第九十三号は新宮市の住居表示の変更に伴い県立みくまの養護学校の位置表示を変更するものであり、議案第九十四号は地方自治法の一部改正に伴い監査委員の選任資格等を改正するものであります。
 さらにその他案件として、議案第九十五号及び議案第九十六号は財産の取得であり、議案第九十七号から議案第百九号までは工事請負契約の締結であります。
 次に、諸報第四号は地方自治法第百八十条第一項の規定に基づく知事専決処分の報告、諸報第五号及び諸報第六号は、ともに平成二年度予算の繰り越し使用報告であり、諸報第七号は平成二年度予算の事故繰り越しによる使用報告であります。
 このほか、法人の経営状況を説明する書類を別途提出いたしております。
 以上で、提出議案等に対する私の説明を終わります。何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山本 一君) 以上で、知事の説明が終わりました。
 ご参考までに、ただいまの知事説明要旨を配付いたします。
 〔「知事説明要旨」配付〕
○議長(山本 一君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
○議長(山本 一君) 次に、お諮りいたします。明二十六日から二十九日まで、及び七月一日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本 一君) ご異議なしと認めます。よって、明六月二十六日から二十九日まで、及び七月一日は休会とすることに決定いたしました。
○議長(山本 一君) 次会は七月二日再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。
○議長(山本 一君) 本日は、これをもって散会いたします。
 午前十一時十九分散会

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