平成2年9月 和歌山県議会定例会会議録 第6号(全文)


県議会の活動

議 事 日 程 第六号 平成二年十月九日(火曜日)
   午前十時開議
 第一 議案第九十三号から議案第百五号まで並びに請願二十五件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第二 各常任委員会閉会中継続審査の件
 第三 議案第百六号(特別委員会設置・付託)
 第四 各特別委員会閉会中継続審査の件
 第五 意見書・決議案
会議に付した事件
 一 議案第百七号から議案第百九号まで(知事説明)
出 席 議 員(四十四人)
 1 番 井 出 益 弘
 2 番 和 田 正 一
 3 番 町 田  亘
 4 番 中 村 利 男
 5 番 山 本  一
 6 番 宗  正 彦
 7 番 岡 本  保
 8  番 鈴 木 俊 男
 9 番 阪 部 菊 雄
 10 番 中 村 裕 一
 11 番 平 越 孝 哉
 12 番 大 江 康 弘
 13 番 中 西 雄 幸
 14 番 橋 本  進
 15 番 古 田 新 蔵
 16 番 浦  武 雄
 17 番  堀 本 隆 男
 18 番 宇治田   栄 蔵
 19 番 下 川 俊 樹
 20 番 石 田 真 敏
 21 番 木 下 秀 男
 22 番 中 村 隆 行
 24 番 門  三佐博 
 25 番 尾 崎 要 二
 26 番  那 須 秀 雄
 27 番 木 下 義 夫
 28 番 上野山 親 主
 30 番 尾 崎 吉 弘
 31 番 西 本 長 浩
 32 番 岸 本 光 造
 33 番 松 本 貞 次
 34 番  浜 本  収
 35 番 和 田 正 人
 36 番 浜 口 矩 一
 37 番 山 崎 幹 雄
 39 番 田 中  実三郎  
 40 番 森  利 一
 41 番 村 岡  キミ子  
 42 番 森 本 明 雄
 43 番 中 村  博
 44 番 中 村 千 晴
 45 番 小 林 史 郎
 46 番 渡 辺  勲
 47 番 藤 沢 弘太郎 
欠 席 議 員(一人)
 23 番 藁 科 義 清
〔備 考〕
 29 番 欠 員
 38 番 欠 員
説明のため出席した者
 知 事 仮 谷 志 良
 副知事 西 口  勇
 出納長 梅 田 善 彦
 知事公室長 市 川 龍 雄
 総務部長 山 中 昭 栄
 企画部長 川 端 秀 和
 民生部長 高 瀬 芳 彦
 保健環境部長 遠 藤  明
 商工労働部長 天 谷 一 郎
 農林水産部長 安 田 重 行
 土木部長 磯 村 幹 夫
 企業局長 吉 井 清 純
 以下各部次長・財政課長 
 教育委員会委員長
   上 野  寛
 教育長 高 垣 修 三
 以下教育次長
 公安委員会委員長
   西 本 貫 一
 警察本部長 西 村 浩 司
 以下各部長
 人事委員会委員長
   寒 川 定 男
 人事委員会事務局長
 代表監査委員 宮 本 政 昭
 監査委員事務局長
 選挙管理委員会委員長
   稲 住 義 之
 選挙管理委員会書記長
 地方労働委員会事務局長
職務のため出席した事務局職員
 事務局長 山 本 恒 男
 次 長 倉 本 辰 美
 議事課長 中 西 俊 二
 議事課副課長 松 田 捷 穂
 議事班長 高 瀬 武 治
 議事課主任 松 谷 秋 男
 議事課主事 松 本 浩 典
 総務課長 田 上 貞 夫
 調査課長 阪 上 明 男
 (速記担当者)
 議事課主査 吉 川 欽 二
 議事課速記技師 鎌 田  繁
 議事課速記技師 中 尾 祐 一
 議事課速記技師 保 田 良 春
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 午前十時四分開議
○議長(岸本光造君) これより本日の会議を開きます。
○議長(岸本光造君) この際、申し上げます。
 去る九月二十九日逝去されました故平木繁実議員に対し弔意をあらわすため、森利一君から発言を求められておりますので、この際、これを許可いたします。
 40番森 利一君。
 〔森 利一君、登壇〕
○森 利一君 追悼の言葉。
 お許しを得まして、まことに僣越でございますが、議員各位にかわりまして、故平木繁実議員に対しまして、謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。
 今、あなたの議席だった29番の机の上に、真っ白な菊の花が飾られています。私は、それを見るたび悲しみが一層募るのであります。
 あなたは、大変まじめな、誠実一路の方でありました。どちらかといえばぶっきらぼうで無口でありましたが、一度口を開けば歯にきぬを着せず何物にも立ち向かっていく、正義感あふれる方でありました。そして、あなたの言葉には真実がこもっていました。それは、市議会、県議会合わせて三十二年間に培われたあなたの人間味あふれるお人柄と、またその実績が語るように、行政の隅から隅までも知り尽くされていた自信からでありましょう。
 思えば、あなたは昭和三十年四月、二十八歳の若さで橋本市市会議員となられ、政治家への第一歩を踏み出されました。そして五期二十年、その間、市会議長の重責も三年十カ月の長きにわたり果たされながら、地域社会の発展のために数々の業績を残されました。
 昭和五十四年四月、地元住民の熱い要望にこたえ、橋本市から県議会議員選挙に出馬し、見事、初当選されました。そして現在まで三期十二年、県勢の発展に情熱を燃やされました。そして昭和六十一年には、数々の功績によりまして藍綬褒章の栄に輝かれたのであります。
 あなたは、県議会本会議場で、主に関西国際空港、道路網の整備、紀の川水問題、東海南海連絡道等について熱意あふれる提言や質問をされました。強い責任感、そして政治に対するすぐれた感覚のあなたの発言は、聞く人の心を打ちました。
 中でも、行政の改革、情報化に対応する行政事務のOA化について何度も熱心に取り上げられました。工業学校出身の科学者としての面目躍如といったところです。この行政の改革、行政事務のOA化については、その後、大型コンピューター導入等により各種の事務改善、合理化が進展しているのであります。
 あなたは、こうした先見性と満ちあふれる郷土愛を、全生涯かけてふるさと発展のためにささげられました。
 こうした偉大なあなたを失ったことは、本県にとってはまことに大きな損失であります。あなたの残された数々の業績は、県政史上、とこしえにとどめられることでございましょう。あなたが愛してやまなかった郷土和歌山県の発展のため、残された私たちは懸命の努力をいたす所存でございます。
 平木さん、どうか安らかにお眠りください。そして、天上から末永く和歌山県の発展をお守りください。
 ここに、ありし日のあなたの面影をしのび、生前の功績をたたえ、心から御冥福をお祈りして、追悼の言葉といたします。
○議長(岸本光造君) 以上をもって、暫時休憩いたします。
 午前十時十分休憩
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 午前十一時四十五分再開
○議長(岸本光造君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○議長(岸本光造君) この際、報告いたします。
 お手元に配付のとおり、監査委員から現金出納検査の結果報告がありましたので、報告いたします。
○議長(岸本光造君) 次に、報告いたします。
 知事から、議案の追加提出がありました。
 職員に公文を朗読させます。
 〔職員朗読〕
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    財第111号 
    平成2年10月9日
 和歌山県議会議長 岸 本 光 造 殿
   和歌山県知事 仮 谷 志 良
 和歌山県議会平成2年9月定例会追加議案の提出について
 地方自治法第96条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
 議案第107号 和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについて
議案第108号 和歌山県土地利用審査会の委員の任命につき同意を求めるについて
議案第109号 平成2年度和歌山県一般会計補正予算
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○議長(岸本光造君) お諮りいたします。ただいま報告いたしました議案第百七号から議案第百九号までを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岸本光造君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
○議長(岸本光造君) 議案第百七号から議案第百九号までを一括して議題といたします。
 議案はお手元に配付しておりますので、まず知事の説明を求めます。
 知事仮谷志良君。
 〔仮谷志良君、登壇〕
○知事(仮谷志良君) ただいま上程されました議案について、御説明申し上げます。
 まず議案第百七号は、教育委員会の委員・中西玉子君が十月十四日をもって任期満了となりますので、引き続き同君をこれが委員に任命いたしたいと存じ、同意をお願いするものであります。
 また議案第百八号は、土地利用審査会の前委員・谷沢和夫君が八月三十一日をもって辞職いたしましたので、その後任として西町正信君を任命いたしたいと存じ、同意をお願いするものであります。
 次に議案第百九号は、一般会計において、県議会議員橋本市選挙区補欠選挙の執行経費として一千七百余万円を計上いたしております。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岸本光造君) 以上で、知事の説明が終わりました。
○議長(岸本光造君) 都合により、自余の日程は十月十一日に譲り、本日はこれをもって散会いたします。
 午前十一時四十九分散会

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