平成31年2月 和歌山県議会定例会会議録 第8号


平成31年2月 和歌山県議会定例会会議録

第8号(全文)


◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成31年2月
和歌山県議会定例会会議録
第8号
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議事日程 第8号
 平成31年3月5日(火曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第105号(参考人所信聴取)
 第2 議案第1号から議案第17号まで、議案第34号から議案第84号まで、議案第86号から議案第88号まで及び議案第90号から議案第104号まで並びに請願第1号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
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会議に付した事件
 第1 議案第105号(参考人所信聴取)
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出席議員(40人)
 1番 中西峰雄
 2番 秋月史成
 3番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 花田健吉
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 川畑哲哉
 10番 玉木久登
 11番 濱口太史
 12番 鈴木太雄
 13番 尾﨑太郎
 14番 藤山将材
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 岩田弘彦
 18番 中本浩精
 19番 山本茂博
 20番 岸本 健
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 堀 龍雄
 24番 中 拓哉
 25番 森 礼子
 26番 服部 一
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
〔備考〕
 4番 欠員
 40番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 危機管理監      藤川 崇
 総務部長       田村一郎
 企画部長       田嶋久嗣
 環境生活部長     山田成紀
 福祉保健部長     山本等士
 商工観光労働部長   山西毅治
 農林水産部長     原 康雄
 県土整備部長     髙松 諭
 会計管理者      中西 淳
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員    竹田純久
 警察本部長      檜垣重臣
 人事委員会委員長   平田健正
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       田村公一
 次長         糸川 徹
 議事課長       松山 博
 議事課副課長     山田修平
 議事課議事班長    岸裏真延
 議事課主任      保田良春
 議事課主査      伊賀顕正
 議事課主事      大森圭悟
 総務課長       田中健司
 政策調査課長     中平 博
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  午前10時0分開議
○議長(藤山将材君) これより本日の会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 監査委員から現金出納検査実施結果の報告がありました。お手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午前11時0分再開
○議長(藤山将材君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第105号を議題といたします。
 参考人の所信表明を求めます。
 宮﨑 泉君。
  〔宮﨑 泉君、登壇〕
○参考人(宮﨑 泉君) 宮﨑泉と申します。教育長の職に臨むに当たり、議会の貴重な時間をおかりいたしまして所信を申し上げます。
 改正された地方教育行政の組織及び運営に関する法律のもと、教育長が教育委員会を代表することとなり、4年が経過いたしました。その間、県教育委員会におきましては、宮下和己教育長の強力なリーダーシップのもと、学力の向上、体力の向上、国際人の育成など、重点的に取り組むべき課題と目標を明確にし、さまざまな教育施策を推進され、成果を上げられているところでございます。
 そのような中、宮下教育長が退任されることになりました。今回、知事から教育長就任のお話をいただいた際には、まず、戸惑いと不安に包まれました。しかし、自分なりの教育に対する思いと、従前とは異なる立場で本県の教育に寄与してまいりたいとの思いに至りました。就任の同意をいただくことになりますれば、その責務の大きさに身の引き締まる思いでございます。
 幸いにも、第3期和歌山県教育振興基本計画やスポーツ推進計画など、教育全般にわたり、本県の進むべき方向性は示されております。その方向性を承継しつつ、知事部局、教育委員会の連携を密にし、県議会議員の皆様方からの御指導、御支援をいただきながら、和歌山県の教育のさらなる充実、発展のために全身全霊を傾けて尽くしてまいる所存でございます。
 私は、昭和57年に和歌山県職員として奉職し、以来37年間、さまざまな所属においてさまざまな業務を経験いたしました。その中で、教育委員会では総務課総務班長を3年間務めました。いわゆる教育予算を統括している仕事でございます。その際、「和歌山県の子供たちのために」という明確な目的意識を持って教育委員会が一丸となり仕事をされている様子を見て、私も誇りを持って可能な限り予算の獲得に専心し、ともに達成感を持って仕事をすることができました。
 この限りない可能性を秘めた本県の子供たちが、これから生きていく中でさまざまなことに出会い、その時々の場面においてみずから主体的に判断ができる、このような力をつけることが教育の目的の一つであると考えます。その子供たちを教える先生方には、子供たち一人一人に寄り添い、強い信念を持って向き合うことができる学校現場が必要であります。そのような教育環境を演出することが教育委員会の責務であると思っております。
 子供たちが安全・安心な学校生活を送り、確かな学力と健やかな体、思いやりの心や感謝の心を育み、変化の激しいこれからの時代をたくましく生き抜ける社会人へと成長できるよう力を尽くしてまいります。
 ことしは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技会の前年であります。先日も、フラッグツアー歓迎イベントが行われました。さらに、2021年にはワールドマスターズゲームズ関西が、そして同年、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭、高等学校総合文化祭が和歌山県で実施されます。和歌山県をより元気にするこの絶好の機会に、教育長としてこれらの大会にかかわることができますれば大変光栄なことでありますが、またその責任も重大でございます。教育委員会が一致団結し、これらのイベントが見事になし遂げられるよう準備、運営に取り組むとともに、これらの大会の財産を将来に向けて生かしてまいります。
 和歌山県の未来を見据え、自信と誇りの持てる和歌山の教育の実現に向けて、これまでの行政経験と広い視野を持って、その職責を果たしてまいりたいと決意をしております。
 和歌山の教育への思いとともに、職に臨むに当たっての姿勢を述べさせていただきました。何とぞ、御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げまして、所信とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(藤山将材君) 以上で、宮﨑泉君の所信表明が終わりました。
 お諮りいたします。都合により、残りの日程は明日に譲ることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤山将材君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午前11時6分散会

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