平成29年2月 和歌山県議会定例会会議録 第9号(全文)


平成29年2月 和歌山県議会定例会会議録

第9号(全文)


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平成29年2月
和歌山県議会定例会会議録
第9号
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議事日程 第9号
 平成29年3月16日(木曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第1号から議案第16号まで、議案第32号から議案第59号まで、議案第61号から議案第71号まで、
    議案第73号、議案第74号、議案第76号から議案第117号まで及び議案第119号から議案第126号まで並び
    に請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第127号(委員会付託等省略・表決)
 第3 選挙管理委員及び同補充員の選挙
 第4 意見書・決議案
 第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議案第1号から議案第16号まで、議案第32号から議案第59号まで、議案第61号から議案第71号まで、
    議案第73号、議案第74号、議案第76号から議案第117号まで及び議案第119号から議案第126号まで並び
    に請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第127号(委員会付託等省略・表決)
 第3 選挙管理委員及び同補充員の選挙
 第4 意見書案
 第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(41人)
 1番 堀 龍雄
 2番 中西峰雄
 3番 森 礼子
 4番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 浅井修一郎
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 秋月史成
 10番 川畑哲哉
 11番 泉 正徳
 12番 濱口太史
 13番 花田健吉
 14番 尾﨑太郎
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 鈴木太雄
 18番 岩田弘彦
 19番 藤山将材
 20番 服部 一
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 中本浩精
 24番 中 拓哉
 25番 山本茂博
 26番 岸本 健
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
〔備考〕
 40番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 危機管理監      和歌哲也
 総務部長       浦上哲朗
 企画部長       髙瀨一郎
 環境生活部長     日吉康文
 福祉保健部長     幸前裕之
 商工観光労働部長   岡本圭剛
 農林水産部長     鎌塚拓夫
 県土整備部長     森戸義貴
 会計管理者      岩橋良晃
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      宮沢忠孝
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     江川和明
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       上坊 晃
 次長         西原龍也
 議事課長       中谷政紀
 議事課課長補佐兼議事班長
            長谷哲生
 議事課主任      保田良春
 議事課主任      岸裏真延
 議事課主査      浅田晃秀
 総務課長       糸川 徹
 総務課主事      回り道杏奈
 政策調査課長     中口 匠
 政策調査課副課長   神川充夫
 政策調査課政策班長  長田和直
 政策調査課主査    奥野 剛
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  午前10時0分開議
○副議長(服部 一君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後1時30分再開
○議長(浅井修一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第1号から議案第16号まで、議案第32号から議案第59号まで、議案第61号から議案第71号まで、議案第73号、議案第74号、議案第76号から議案第117号まで及び議案第119号から議案第126号まで並びに今期定例会の請願1件、計108件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告を求めます。
 福祉環境委員会委員長浦口高典君。
  〔浦口高典君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(浦口高典君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案8件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第2委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第55号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第48号から議案第54号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、環境生活部関係では、耐震性のある配水池への緊急遮断弁の設置について、不法投棄監視パトロールによる実績と今後の取り組みの向上について、鳥獣保護事業の実施内容について、全体的な環境生活部の予算減額の内容について、和歌山共同火力の新発電所に伴う低周波等の健康被害対策について、和歌山市園部地域に計画中の太陽光発電における環境アセスメントについて、NPOサポートセンターの業務を指定管理で行うことの理由について、南紀熊野ジオパークセンターの事業の概要について、紀南環境広域施設組合の最終処分場の概要と事業の進捗及び県としての支援について、ネット依存問題やネットパトロールの実施について、和歌山県青少年健全育成条例について、福祉保健部関係では、わかやま元気シニア生きがいバンクの事業内容について、今後の特別養護老人ホーム等の施設整備について、地域支援事業交付金について、わかやま健康推進企業の認定について、救急医療情報センターの運営管理と県の救急医療体制の現状について、生活保護扶助費の増額の要因について、高額療養費制度の限度額の改定による県民への影響について、後期高齢者医療での所得割の軽減割合引き下げによる県民への影響について、在宅医療を支える後方支援病院と在宅医療サポートセンターの整備について、精神科入院患者の退院後のケアについて、認知症の方に関するサービスのあり方について、国保改革における公費の投入について、市町村における一般会計から国保会計への繰り入れについて、保険料抑制のために具体的な計画を提示することの必要性ついて、臓器移植コーディネーターと県内の臓器移植の状況について、特定診療科医師確保対策の有効性について、国保広域化の進捗状況と今後の課題について、こうのとりサポート事業の現状について、美浜町の介護老人保健施設の不正請求事件に係る処分等について、和歌山市の老人ホームで発生した死亡事故のその後の状況について、介護老人保健施設の監査における再発防止策について、厚生労働省の「健康寿命をのばそう!アワード」への参加の継続についてであります。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 経済警察委員会委員長鈴木太雄君。
  〔鈴木太雄君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(鈴木太雄君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件及び請願新規受理分1件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第56号、議案第57号、議案第67号から議案第69号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第5号は不採択とすべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、公安委員会関係では、特殊詐欺の現況と対策について、外国人による犯罪の状況について、和歌山県警察特殊詐欺被害防止アドバイザー事業について、本県の警察官増員の内訳について、本県の女性警察官の割合と今後の配置目標について、直轄警察犬制度の運用等について、サイバー犯罪対策の強化について、委員会で指摘した警察装備充実への対応のあり方について、西脇山口線大谷交差点の渋滞対策について、商工観光労働部・労働委員会関係では、外国人旅行客への対応の具体的戦略について、わかやま版PFIの概要について、「わかやま歴史物語」の取り組みについてであります。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 農林水産委員会委員長立谷誠一君。
  〔立谷誠一君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(立谷誠一君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査した結果、議案第58号及び議案第71号は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における各委員の主な質問項目を申し上げますと、スマート農業の推進について、紀州材の販路拡大について、米の品種改良について、木材のケボニー化について、カツオ、サンマ不漁に伴う県の対策について、紀州館の販売員に和歌山出身者を採用することについて、過去20年間における農林水産業の推移についてであります。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 建設委員会委員長濱口太史君。
  〔濱口太史君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(濱口太史君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案11件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第59号、議案第71号、議案第74号、議案第76号から議案第78号まで、議案第121号から議案第124号まで及び議案第126号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案については、適当である旨、議長に報告いたしました。
 なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、スマートウエルネス型まちづくりについて、交通安全対策の歩道整備について、南紀白浜空港の民間委託について、社会保険加入に係る公共工事参加資格の変更について、京奈和関空連絡道路整備への取り組みについて、道路沿いの屋外広告物の規制について、自然環境に配慮した河川の整備について、すさみ串本道路の進捗状況と見込みについて、パイル担体を利用した下水汚泥の減容化について、第二阪和国道整備の経緯について、第二阪和国道開通に伴う渋滞対策について、住宅耐震化改修支援の補助制度の対象拡充について、串本町における津波対策の効果について、災害復旧事業に係る新年度予算について、国道371号整備の進捗状況についてであります。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 文教委員会委員長岩田弘彦君。
  〔岩田弘彦君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(岩田弘彦君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案6件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第61号から議案第66号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、県立高等学校入学者選抜の出願について、高等学校入学者選抜受検時における障害のある生徒への対応について、きのくに学力向上総合戦略における県学習到達度調査の内容と分析結果について、インターネットを活用した県立図書館の検索システムと資料等の電子書籍化について、国際人の育成のためのルールやマナーの教育について、私立及び公立高等学校の卒業時における生徒の表彰について、部落差別の解消の推進に関する法律施行に伴う教職員への人権研修等及び生徒への人権教育について、県教育の課題とあるべき姿について、市町村における学校図書館司書の配置状況と予算について、運動部活動推進事業における中学校への指導者の配置について、平成29年度一般会計予算における所管課長説明について、県民交流プラザ和歌山ビッグ愛の施設管理状況と議案第65号の内容についてであります。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 総務委員会委員長中本浩精君。
  〔中本浩精君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(中本浩精君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案57件であります。また、平成29年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月13日、3月15日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、県議会事務局、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第32号、議案第43号、議案第45号、議案第46号及び議案第70号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第33号から議案第42号まで、議案第44号、議案第47号、議案第73号、議案第80号から議案第117号まで、及び議案第125号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、会計局関係では、物品電子調達システムの更新経費について、監査委員関係では、職業能力開発協会の監査について、知事室関係では、県のホームページ運営事業について、関西広域連合に対する知事の思いについて、企画部関係では、旧県議会議事堂の管理費について、インターネット上での人権侵害について、地籍調査の取り組みについて、地域の公共交通の確保維持について、総務部関係では、消費税引き上げ延期と消費税引き上げを財源として実施する事業について、和歌山県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の内訳について、災害時避難促進に係るアプリの開発について、防災ヘリコプター運営事業の市町村負担金についてであります。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 予算特別委員会委員長新島 雄君。
  〔新島 雄君、登壇〕(拍手)
○予算特別委員会委員長(新島 雄君) 予算特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案16件であります。
 委員会は、3月9日並びに10日に予算・決算特別委員会室において総括質疑を行い、質疑終了後、直ちに議長を通じ各常任委員会に対し部局別質疑・調査を依頼いたしました。その調査結果の報告を受けて、3月15日に予算・決算特別委員会室において委員会を開催し、慎重に審査した結果、付託を受けた議案第1号から議案第16号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、総括質疑での付託議案に係る各委員の主な質疑項目を申し上げますと、「教育をみんなで」きのくにコミュニティスクール、幼児期の教育の充実について、学力向上対策について、プレミアムフライデーを起爆剤とした誘客策、地方への企業立地推進について、下水道における高資本費対策について、過疎対策について、バス路線の確保について、太陽光発電施設の設置について、企業交流型婚活イベントの仕組みについて、インド・マハラシュトラ州との交流について、観光振興について、地域イノベーション戦略支援プログラム事業について、和歌山県がんサポートセンター(仮称)の設置について、特定外来生物の駆除について、降雪時の交通対策について、神話の歴史ストーリーについて、少子化を食いとめる新政策について、不登校等総合対策について、ユネスコ世界ジオパーク認定に向けた取り組みの推進について、京奈和自動車道の第二阪和国道への延伸に向けた取り組みについて、都市計画道路西脇山口線の今後の見通しについて、都市計画道路南港山東線の今後の見通しについて、和歌山下津港西浜地区の諸問題についてであります。
 以上をもちまして、予算特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長(井出益弘君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案第79号、議案第119号及び議案第120号の3件であります。
 委員会は、3月14日、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第79号、議案第119号及び議案第120号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問事項等を申し上げますと、中期行財政経営プラン関係では、人員削減に伴う働き方改革について、経営感覚を持った県庁組織の運営について、県債管理について、退職手当債に対する考え方、今後の推移及び起債規模の考え方について、新長期総合計画関係では、新長期総合計画の周知の方法について、串本古座高校の全国募集の結果について、新長期総合計画に掲げる目標数値などの見直しについて、新政策で示された新たな概念等の反映について、学力テストの結果の検討について、県内総生産額について、「子供」の漢字、平仮名表記について、議場における発言に対する対応について、県内消費電力に占める再生可能エネルギーの構成比率の内訳などについて、中期行財政経営プランにおける税収増加見通しの根拠について、幹部職員を含めた職員の業務・事務の平準化について、選挙管理委員など行政委員会等の委員などの待遇及びその統一的な取り扱い方針の設定の可否についてであります。
 以上をもちまして、行政改革・基本計画等に関する特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 以上で、常任委員会委員長、予算特別委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 まず、雑賀光夫君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 39番雑賀光夫君。
  〔雑賀光夫君、登壇〕(拍手)
○雑賀光夫君 討論に入る前に、おわびを申し上げたいと思います。
 このたび、私たちの会派の松坂英樹が不祥事により議員辞職を申し出、昨日、皆様から御承認いただきました。県民の皆様、県議会関係者の皆様へおわびを申し上げたいと思います。まことに申しわけありませんでした。
 では、議長のお許しを得ましたので、日本共産党県議団を代表しまして、議案第1号、3号、7号、16号、32号、43号、45号、46号、55号、69号から71号、119号に対する反対討論及び議請第5号を不採択とする委員長報告に対する反対討論を行います。
 議案第1号は、平成29年度和歌山県一般会計予算です。県債残高は、前年度に1兆円を超えてからもふえ続け、2017年度は72億円増の1兆355億円で、県民1人当たり109万に達する見込みです。地方消費税の引き上げによる増収分63億円については、全て社会保障費の財源に活用するとしています。しかし、消費税増税に伴う経費増と自然増分を除いた社会保障への充当は25億円にとどまり、給付削減と負担増が毎年続けられていることをあわせて見れば、社会保障が充実されたとは言えません。
 予算案では、医師への返還免除つき研修・研究資金の対象を拡大したことを初め、災害対策や子育て支援などで前進したものもあります。しかし、抑制、削減された事業も少なくありません。
 県単独福祉医療費助成では、老人、重度心身障害児(者)は制度改悪以来、減額されてきています。子育て世代や市町村から要望が高い子供の医療費助成の対象は拡大されていません。
 中小企業支援では、巡回型の地域経済活性化に有効な住宅リフォーム助成制度が県内市町村で広がる中、県としても実施すべきだと考えます。
 教育問題では、学力問題や不登校が大きな問題になる中、新年度でも県独自の学力テストの実施や先進県への教員派遣などが予算化されていますが、先進県に学ぶと言うなら教員定数の改善などを進めるべきです。
 過大な寄港見込みに基づき、大型クルーズ船を誘致するための港湾整備を2016年度補正予算とあわせて行います。無駄な大型公共事業として凍結された紀淡海峡道路の推進のための経費も引き続き計上されました。
 県が運営する南紀白浜空港では、運営権を民間会社に譲渡できる道を開きます。運営の中身については契約する民間会社とこの先協議していくとしており、それらが抱えるデメリットへの対応は不確実なものです。
 コスモパーク加太対策事業として、新年度も6億3600万円を支出しています。毎年指摘していますが、行き過ぎた優遇措置は見直すべきです。
 以上のことから、一般会計予算には反対します。
 次に、議案第3号は、中小企業振興資金特別会計予算です。ゆがんだ同和行政についての反省もなく、高度化資金の貸し付けや債権管理の実態が不透明なものを残しており、県民の理解を得ることはできません。
 議案第7号は、県営競輪事業特別会計予算です。カジノ推進法成立でギャンブル依存症のさらなる増加が懸念される中、県が公営ギャンブルを運営することには反対します。
 議案第16号は、土地造成事業会計予算です。呼び込み型開発失敗の責任を反省し、説明責任を果たすことなしに、県民の税金から損失補填を続けることには賛成できません。
 議案第32号、45号、46号は、行政によるマイナンバーの利用を拡大するものであり、反対です。
 議案第43号は、消費税の10%への引き上げ延期に伴う県税条例の改定です。消費税引き上げは延期ではなく、きっぱり中止すべきという立場から反対します。
 議案第55号は、国保運営協議会の設置条例です。国保の財政運営を市町村から県に移行させ、医療費を抑制していく国保県単位化を進めるための運営協議会設置には反対します。
 議案第69号は、迷惑防止条例の規制強化です。盗撮行為の取り締まりを強化することには反対しませんが、今回の条例は、盗撮したという結果が発生しなくても未遂段階にまで処罰を拡大するものです。盗撮目的があったか否かは内心の問題であり、恣意的な判断で捜査対象になる懸念があることや、明確な証拠がないゆえに自白の強要で冤罪を生むおそれがあるなどの問題を指摘しておきます。
 議案第70号は、使用料、手数料条例の改定です。喀たんの吸引は本来医療行為であり、介護職員に担わせることには反対してきましたが、今回の条例改定では、さらにその研修を全て民間任せにするための県の手数料廃止が含まれており、賛成できません。
 議案第71号は、建設事業施行に伴う市町村負担金を求める議案です。市町村負担のさらなる軽減を求める立場から反対です。
 議案第119号は、新長期総合計画です。人口減少社会に対応した政策が並べられており、各分野において一定の改善も見られますが、県民の生活を底から支え、地域に根差した全ての産業を応援することで豊かな和歌山をつくっていく発想と取り組みは不十分と言わざるを得ません。また、新長計には、IR・統合型リゾートの誘致を目指すとして、カジノ誘致が盛り込まれています。刑法が禁じる賭博そのものであるカジノは、ギャンブル依存症をふやし、人の不幸を踏み台にもうけるものです。観光振興どころか、地域を荒廃させます。
 次に、議請第5号は、テロ等準備罪という共謀罪新設に反対する請願です。テロ等準備罪は、過去に3度廃案となった共謀罪の名を変えただけのものです。政府は、テロ対策のために必要と言います。しかし、既に日本は、5つの国連条約と8つの国際条約を採択し、テロ対策を十分講じており、共謀罪創設は必要ありません。犯罪について、話し合い、合意したことを処罰する、こんな法律をつくってはなりません。本請願の採択を訴えます。
 以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 次に、岸本健君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。
 26番岸本 健君。
  〔岸本 健君、登壇〕(拍手)
○岸本 健君 お許しをいただきましたので、今議会に提案されている平成29年度当初予算関係議案並びに諸議案に対し、賛意を示す自由民主党県議団、改新クラブ、公明党県議団を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。
 まず、平成29年度当初予算案についてであります。
 安倍政権のアベノミクス3本の矢の推進により、GDPは名目、実質ともに増加しており、就業者数の増加、賃上げなど、雇用、所得環境は着実に改善し、経済の好循環が生まれています。そのアベノミクスも第2ステージに入り、一億総活躍社会の実現に向けて、新3本の矢の推進によって、少子高齢化という構造問題に正面から立ち向かい、成長と分配の好循環の実現に向けた取り組みが力強く進められているところであり、地方においても、財政支援を初めとした地方創生を後押しする取り組みが推進され、地域の隅々までアベノミクスの効果が波及することが期待されているところであります。
 こうした状況の中、平成29年度の県当初予算案は、和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略の5つの基本目標を柱として、新しい長期総合計画に盛り込んだ施策を具体化した新政策を重点に編成されております。
 まず、「少子化をくい止める」として、社員の結婚と子育てを応援する企業の組織化や、企業交流型婚活イベントの仕組みの構築、妊娠、出産、子育て等にワンストップで対応する子育て世代包括支援センターの設置の支援。
 次に、「安定した雇用を創出する」として、ICT企業の集積を図るための誘致拠点の整備、女性等の再就職を支援するための和歌山独自の就活サイクルの構築、産業の発展を支えるデータ利活用を推進するためのプロジェクトの推進、また、たくましい農林水産業の創出として、農作業の省力化や農産物の品質向上に役立つ先端機器の導入支援、企業者グループによる複合経営等の促進、観光面では、和歌山の歴史、文化やサイクリングをテーマとしたプロモーションの推進、インバウンド関連では、外国人富裕層をターゲットとしたプロモーションの推進や受け入れ環境整備の促進。
 次に、「和歌山県への新しい『人の流れ』を創造する」として、移住者が地域の仕事を引き継ぐ継業への支援を新たに加えた移住・定住大作戦の推進、社会参加を希望する高齢者と企業、団体とを結びつけるわかやま元気シニア人材バンクの整備、時代のニーズに対応した人材育成のための産業技術専門学院の機能強化。
 次に、「安全・安心な暮らしを実現する」として、和歌山県国土強靱化計画に基づく災害に備えた道路の強靱化や洪水対策の推進、津波から逃げ切るための堤防等の整備や向上対策、大規模災害発生に備えた住宅耐震改修の促進や水道水確保のための支援、災害発生直後の初動活動に必要な燃料の備蓄、また、医師の診療科偏在を解消するための返還免除つき研修資金貸与制度の創設、地域コミュニティーに密着した健康増進を図る仕組みの構築、自立支援型ケアマネジメントの推進、高齢者の特殊詐欺被害を未然に防止するための対策。
 最後に、「時代に合った地域をつくる」として、県内外の一体的発展に寄与する幹線道路の整備、既成市街地の活性化に向けた再開発事業の支援、南紀熊野ジオパークのユネスコ世界ジオパーク認定に向けた取り組み、また、教育面では、地域住民、保護者等が学校運営に参画するきのくにコミュニティスクールの導入、不登校解消に向けた総合的な対策などが盛り込まれています。
 このように、平成29年度当初予算案は、現下の政策課題に的確に対応しており、さらに、3年連続して収支不足額をゼロとし、財調・県債管理基金を取り崩すことなく残高を維持するなど、持続可能な財政構造の確立が図られており、高く評価されるものと考えております。
 また、その他の議案につきましても、本県が目指す将来像を実現するための和歌山県長期総合計画の策定など、いずれの議案も必要かつ適切なものであります。
 我々自由民主党県議団を初め賛意を示す各会派といたしましては、以上申し上げた認識のもと、今議会に提案されている平成29年度当初予算関係議案並びに諸議案について、原案どおり成立することを期するものであることを申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第16号、議案第32号、議案第43号、議案第45号、議案第46号、議案第55号、議案第69号から議案第71号まで及び議案第119号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第8号から議案第15号まで、議案第33号から議案第42号まで、議案第44号、議案第47号から議案第54号まで、議案第56号から議案第59号まで、議案第61号から議案第68号まで、議案第73号、議案第74号、議案第76号から議案第117号まで及び議案第120号から議案第126号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議請第5号を採決いたします。
 本請願に対する委員長報告は、不採択であります。
 本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第2、議案第127号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議案第127号和歌山県副知事の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は、議長を除き40人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番堀龍雄君、19番藤山将材君、24番中拓哉君、37番谷口和樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県副知事に下宏君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数40票、うち有効投票40票、無効投票なし。有効投票中、賛成40票、反対なし。(拍手)
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第127号は同意することに決定いたしました。
 この際、ただいま副知事選任について同意されました下宏君から発言を求められておりますので、許可いたします。
 副知事下 宏君。
  〔下 宏君、登壇〕
○副知事(下 宏君) お許しをいただきましたので、御挨拶を申し上げます。
 ただいま、私の副知事の選任につきまして御同意をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。
 改めて引き続き副知事という大役を務めさせていただくことになり、改めて身の引き締まる思いでおります。微力ではございますけども、これまでの経験を生かさせていただいて、県勢のより一層の伸展のために、仁坂知事の補佐役を誠心誠意務めてまいる所存であります。
 副知事就任以来、これまで2期8年間にわたって県議会議員の皆さん、市町村長の皆さん、そして多くの県民の皆さんに多大な御支援、御協力をいただいてまいりました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 今後とも、引き続いて変わらぬ御支援、御協力をよろしくお願いを申し上げます。
 まことに簡単ではございますが、御礼の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 次に日程第3、3月30日をもって任期が満了する和歌山県選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。
 まず、選挙管理委員の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は、41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番堀龍雄君、19番藤山将材君、24番中拓哉君、37番谷口和樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の住所及び氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票39票、無効投票2票。有効投票中、小濱孝夫君14票、下川俊樹君11票、森正樹君8票、廣谷行敏君6票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は3票であります。よって、小濱孝夫君、下川俊樹君、森正樹君、廣谷行敏君、以上の4君が本県選挙管理委員に当選されました。
 次に、補充員の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番堀龍雄君、19番藤山将材君、24番中拓哉君、37番谷口和樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の住所及び氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票39票、無効投票2票。有効投票中、米田和一君13票、石倉誠也君11票、鳥渕朋子君13票、大浦俊一君1票、和田和一君1票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は3票であります。よって、米田和一君、石倉誠也君、鳥渕朋子君、以上の3君が本県選挙管理委員会の補充員に当選されました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後3時7分休憩
────────────────────
  午後3時27分再開
○議長(浅井修一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 補充員の再選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、1番堀龍雄君、19番藤山将材君、24番中拓哉君、37番谷口和樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の住所及び氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票39票、無効投票2票。有効投票中、大浦俊一君39票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は3票であります。よって、大浦俊一君が本選挙管理委員会の補充員に当選されました。
 次に、日程第4に入ります。
 まず、和議第50号「和歌山県の社会資本整備に必要な予算の確保等を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、和議第51号「水素ステーションの整備促進を求める意見書(案)」、和議第52号「参議院議員選挙における合区の解消に関する意見書(案)」、和議第53号「北朝鮮の弾道ミサイル発射に対し、厳重な抗議と制裁措置の強化を求める意見書(案)」、和議第54号「過疎対策事業債の対象事業の拡充を求める意見書(案)」、和議第55号「海洋ごみの処理推進を求める意見書(案)」、和議第56号「指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書(案)」、和議第57号「無料公衆無線LAN(Wi─Fi)環境の整備促進を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第51号、和議第52号を一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、和議第50号、和議第53号から和議第57号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第5、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」、「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第6、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
 議員並びに関係各位には、連日の御精励に深く感謝申し上げます。
 皆様方には、健康に御留意の上、県勢発展のため、ますます御活躍されますよう祈念いたします。
 これをもって、平成29年2月定例会を閉会いたします。
  午後3時42分閉会

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