平成28年12月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)


平成28年12月 和歌山県議会定例会会議録

第7号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成28年12月
和歌山県議会定例会会議録
第7号
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議事日程 第7号
 平成28年12月20日(火曜日)
 午前10時開議
 第1 議案第226号から議案第249号まで並びに諮問第1号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第250号(委員会付託等省略、表決)
 第3 意見書・決議案
 第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
 第1 議案第226号から議案第249号まで並びに諮問第1号(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第2 議案第250号(委員会付託等省略、表決)
 第3 意見書案
 第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(42人)
 1番 堀 龍雄
 2番 中西峰雄
 3番 森 礼子
 4番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 浅井修一郎
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 秋月史成
 10番 川畑哲哉
 11番 泉 正徳
 12番 濱口太史
 13番 花田健吉
 14番 尾﨑太郎
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 鈴木太雄
 18番 岩田弘彦
 19番 藤山将材
 20番 服部 一
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 中本浩精
 24番 中 拓哉
 25番 山本茂博
 26番 岸本 健
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 40番 松坂英樹
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 危機管理監      和歌哲也
 総務部長       浦上哲朗
 企画部長       髙瀨一郎
 環境生活部長     日吉康文
 福祉保健部長     幸前裕之
 商工観光労働部長   岡本圭剛
 農林水産部長     鎌塚拓夫
 県土整備部長     森戸義貴
 会計管理者      岩橋良晃
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      直江利克
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     江川和明
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       上坊 晃
 次長         西原龍也
 議事課長       中谷政紀
 議事課副課長     浜野幸男
 議事課課長補佐兼議事班長
            長谷哲生
 議事課主任      保田良春
 議事課主任      岸裏真延
 議事課主査      浅田晃秀
 総務課長       糸川 徹
 総務課主事      回り道杏奈
 政策調査課長     中口 匠
 政策調査課副課長   神川充夫
 政策調査課政策班長  長田和直
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  午前10時0分開議
○議長(浅井修一郎君) これより本日の会議を開きます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時0分休憩
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  午後2時30分再開
○議長(浅井修一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第1、議案第226号から議案第249号まで並びに諮問第1号、計25件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
 総務委員会委員長中本浩精君。
  〔中本浩精君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(中本浩精君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案等11件であります。
 委員会は、12月15日、19日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第227号及び議案第234号は賛成多数、議案第226号、議案第228号から議案第233号及び議案第245号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、諮問第1号については、全会一致をもって知事の裁決書(案)は適当と認めると決定いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、企画部関係では、コスモパーク加太にかかわる問題について、部落差別の解消の推進に関する法律について、総務部関係では、知事の1カ月の報酬額について、職員の退職手当に関する条例の一部改正について、オスプレイの事故についてであります。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 福祉環境委員会委員長浦口高典君。
  〔浦口高典君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(浦口高典君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
 委員会は、12月15日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第226号及び議案第248号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、福祉保健部関係では、国の経済対策に伴う補正予算による施設整備について、障害福祉施設の安全対策と施設職員への支援について、地方改善事業費の内容について、視聴覚障害者情報提供施設が活用されるための配慮について、地方改善事業費の一般施策との関係について、国民健康保険制度の都道府県単位化について、県内の国民健康保険料の軽減措置対象者の割合について、民生委員・児童委員の一斉改選について、障害児の待機児童について、県立医科大学薬学部開設による医薬連携の内容と卒業した薬剤師の活躍の場について、地域医療構想における療養病床に入院している患者の行き先について、産後鬱に対する支援の拡充について、運転免許証を返納した高齢者に対する生活の支援について、地域見守り隊協力員の選任方法と任期について、企業交流型婚活イベントの恋愛カウンセラーについて、東京都庁内保育所の状況と和歌山県庁内に保育施設を設置することの検討について、和歌山市内の介護施設における入浴時の死亡事故の事実解明について、待機児童の増加に対する対応について、ドクターヘリが運航停止になる可能性について、ドクターヘリの入札条件の内容と競争性について、地域医療構想の協議の場の進捗について、環境生活部関係では、生物多様性和歌山戦略における森林の保全について、廃棄物不法投棄の監視対策について、中小・零細事業者がHACCPを導入していくための県の支援について、外国との食品の安全基準の違いについて、外来魚の放流に対する規制について、廃棄物の中間処理業者に対する監視の方法について、大気や水質を継続的に測定することによる健康被害の未然防止について、水質事故に対し県が調査を行う場合についてであります。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 経済警察委員会委員長鈴木太雄君。
  〔鈴木太雄君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(鈴木太雄君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
 委員会は、12月15日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第226号、議案第240号から議案第243号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、公安委員会関係では、JR紀伊駅前の交通対策について、伏虎中学校跡地の整備計画に係る交通対策について、県と県警で締結した児童虐待に関する協定の内容について、準中型免許の概要について、高齢者の交通安全対策について、新年度予算での警察予算の確保について、免許証自主返納以外の方策による高齢者の事故防止対策について、和歌山市大谷交差点の渋滞対策について、インフラ整備に伴う治安維持対策について、大麻の取り締まりについて、商工観光労働部・労働委員会関係では、台湾との修学旅行を通じた交流促進について、長期滞在型観光の現状と今後の取り組みについて、農業観光の現状と今後の取り組みについて、高卒者の県内就職の状況等について、高級ホテル誘致の取り組み状況について、スタートアップオフィスの現状について、信用金庫等との観光・産業振興等に関する協定の概要について、工業技術センターへの補正予算を繰り越す理由についてであります。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 農林水産委員会委員長立谷誠一君。
  〔立谷誠一君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(立谷誠一君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 委員会は、12月15日、第4委員会室において開催し、当局から現況等について説明を聴取した後、所管事項に係る事項について各委員から質問がなされました。
 主な質問項目を申し上げますと、林業作業員の待遇改善について、漁業者による販売促進について、農業用ハウスの台風被害対策について、農林水産業の振興について、大麻草の栽培について、ANAとのコラボレーションした農水産物の販売促進について、鳥インフルエンザ対策について、勝浦地方卸売市場の経営状況について、全農改革についてであります。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 建設委員会委員長濱口太史君。
  〔濱口太史君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(濱口太史君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案7件であります。
 委員会は、12月15日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第226号及び議案第244号は賛成多数をもって、議案第235号、議案第236号、議案第246号、議案第247号及び議案第249号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、海南市の大坪川の浸水対策について、空き家対策の進捗について、通学路の安全対策について、伊都浄化センターの長寿命化対策について、那賀浄化センターの耐震化について、紀の川中流流域下水道の進捗状況について、河川の濁水対策について、自然由来の汚染土壌の処理について、公共工事の品質確保について、串本町における津波対策について、大規模ホテル・旅館等の耐震化の状況について、海岸漂着物の回収と処理について、河川事業の予算について、橋梁の老朽化対策について、防波堤の整備について、新宮港及び和歌山下津港の整備についてであります。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 文教委員会委員長岩田弘彦君。
  〔岩田弘彦君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(岩田弘彦君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
 委員会は、12月15日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第237号から議案第239号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、有田地方における高等学校教育の質の向上について、教職員の人事評価制度について、放課後児童クラブについて、教育における子供の貧困について、中学校の運動部活動と中学校体育連盟について、定数内講師と教職員の採用について、中学校夜間学級について、高等学校の修学旅行先について、議会答弁への対応について、議案第237号、議案第238号、議案第239号について、総合型地域スポーツクラブについて、全国体力・運動能力、運動習慣等調査について、レイディ・ワシントン号の啓発等について、県立串本古座高等学校グローカルコースの全国募集について、ビブリオバトルについて、諮問第1号についてであります。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 松坂英樹君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 40番松坂英樹君。
  〔松坂英樹君、登壇〕(拍手)
○松坂英樹君 日本共産党県議団を代表し、議案第226号、227号、234号、244号の4議案に対する反対討論を行います。
 議案第226号は、一般会計補正予算です。この中には、国の経済対策補正予算に呼応し、大型クルーズ船誘致のためとして、和歌山下津港では係留柱・防舷材の改良工事への直轄工事負担金、新宮港では泊地整備工事の予算が含まれています。9月県議会においても指摘をしましたが、県内港湾への年間寄港実績から見れば、誘致活動や地元対応の支援強化こそが求められているのであって、過大な見込みをもとに全国一斉に港の工事を競い合うことには賛成できません。
 議案第227号は、知事、副知事や特別職のボーナスを上げる議案です。県議会議員もこの規定を引用することになっています。私どもは、人事院勧告に基づく職員の給与や期末手当の改定には同意するものですが、知事、副知事、特別職や県議会議員の期末手当については、厳しい県民の経済状況のもと、引き上げることに同意できません。
 議案第234号は、森づくり税の期間を延長する議案です。森づくり税の導入に当たっては、県民への丁寧な説明と理解を得ずに税負担を強行したことに反対いたしました。また、基金事業において不正な補助金支給が発覚し、運用方法や事業内容が精査されてきた経過もあります。
 県民理解が広がったかという点では、前回の延長時に参考とされた県民意識調査において、森づくり税500円を負担していることを知らないと答えた県民は76.6%もいました。その5年後、昨年実施された県民意識調査では、森づくり税500円を負担していることを知らないと答えた人が何と83.8%へと増加している状況です。ほとんどの県民が知らないと答え、到底県民の認知と理解が広がったとは言えません。
 森づくり税導入時の提案者説明では、県民に500円を負担してもらうことによって気づいてもらうんだ、意識づけをするんだと強調されました。ところが、結果は全くかけ離れたものとなっています。森林の大切さを理解してもらうためには、また森林の保全と整備を進めるためには、県と県民が力を合わせた教育や啓発、地域の取り組みをこれまで以上に一層強めることこそが大切なのではないでしょうか。
 県は、税の延長を提案する理由として、基金事業は県内森林整備に大きな役割を果たしている、また、まだまだやらなければならない事業量があると言います。そうであればあるほど、その必要な財源については県民からの超過課税を当てにするという状況をいつまでも続けるべきではないと考えます。
 森づくり基金事業が、採算に合わず放置された森林の整備や、森林林業教室などの啓発活動、重要な森林の公有林化など、これが県の施策としての重要な役割を果たしてきたとするならば、なおさら本来の国の予算、県の予算にきちんと位置づけて、必要な量の事業にふさわしい予算をつけるよう求めるものです。庶民増税や負担増が続く厳しい経済状況のもと、県民の理解が進まないまま、県民への一律課税という応能負担ではない形での税徴収を延長することには反対です。
 議案第244号は、災害対策の県単独事業に対する市町村負担金であり、さらなる負担軽減を求めて反対であります。
 以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第226号、議案第227号、議案第234号及び議案第244号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第228号から議案第233号まで、議案第235号から議案第243号まで、及び議案第245号から議案第249号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、諮問第1号を採決いたします。
 本件に対する委員長報告は、知事の裁決書(案)は適当と認めるであります。
 本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立全員であります。よって、本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第2、議案第250号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議案第250号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(浅井修一郎君) ただいまの出席議員数は、議長を除き41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、13番花田健吉君、17番鈴木太雄君、30番多田純一君、36番菅原博之君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県監査委員に岡本ゆう君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(浅井修一郎君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(浅井修一郎君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(浅井修一郎君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票41票、無効投票なし。有効投票中、賛成41票、反対なし。
 以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第250号は同意することに決定いたしました。
 次に、日程第3に入ります。
 まず、和議第45号「紀伊山地における国直轄による大規模土砂災害対策事業の強力な推進を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、和議第46号「『米政策改革』に対する稲作農家の不安を払拭し経営の安定と担い手経営の再生産の確保を求める意見書(案)」、和議第47号「意見書に対する関係行政庁等の誠実な処理を義務付けることを求める意見書(案)」、和議第48号「ホームドアの設置と『内方線付き点状ブロック』の整備促進等を求める意見書(案)」、和議第49号「地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備のための財源確保を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第46号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(浅井修一郎君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第45号、和議第47号から和議第49号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第4、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第5、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
 年末多端の折、各位には御精励を賜り、深く感謝申し上げます。どうか健康に留意され、新しい年を迎えて、ますます県勢発展のため御活躍をされますことを心から祈念いたします。
 これをもって、平成28年12月定例会を閉会いたします。
  午後3時8分閉会

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