平成28年12月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


平成28年12月 和歌山県議会定例会会議録

第1号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成28年12月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
 平成28年12月2日(金曜日)
 午前10時開会・開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第226号から議案第249号まで並びに諮問第1号(当局説明)
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会議に付した事件
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第226号から議案第249号まで並びに諮問第1号(当局説明)
 第4 意見書案
 第5 休会決定の件
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出席議員(42人)
 1番 堀 龍雄
 2番 中西峰雄
 3番 森 礼子
 4番 立谷誠一
 5番 前芝雅嗣
 6番 浅井修一郎
 7番 井出益弘
 8番 宇治田栄蔵
 9番 秋月史成
 10番 川畑哲哉
 11番 泉 正徳
 12番 濱口太史
 13番 花田健吉
 14番 尾﨑太郎
 15番 尾崎要二
 16番 中村裕一
 17番 鈴木太雄
 18番 岩田弘彦
 19番 藤山将材
 20番 服部 一
 21番 冨安民浩
 22番 吉井和視
 23番 中本浩精
 24番 中 拓哉
 25番 山本茂博
 26番 岸本 健
 27番 谷 洋一
 28番 新島 雄
 29番 岩井弘次
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 山下直也
 35番 山田正彦
 36番 菅原博之
 37番 谷口和樹
 38番 奥村規子
 39番 雑賀光夫
 40番 松坂英樹
 41番 坂本 登
 42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       宮﨑 泉
 危機管理監      和歌哲也
 総務部長       浦上哲朗
 企画部長       髙瀨一郎
 環境生活部長     日吉康文
 福祉保健部長     幸前裕之
 商工観光労働部長   岡本圭剛
 農林水産部長     鎌塚拓夫
 県土整備部長     森戸義貴
 会計管理者      岩橋良晃
 教育長        宮下和己
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      直江利克
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     江川和明
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       上坊 晃
 次長         西原龍也
 議事課長       中谷政紀
 議事課副課長     浜野幸男
 議事課課長補佐兼議事班長
            長谷哲生
 議事課主任      保田良春
 議事課主任      岸裏真延
 議事課主査      浅田晃秀
 総務課長       糸川 徹
 政策調査課長     中口 匠
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  午前10時0分開会・開議
○議長(浅井修一郎君) ただいまから、平成28年12月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 謹んで申し上げます。
 去る10月27日、三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。
 ここに、衷心より哀悼の意をあらわし、議場におられる皆様方と黙祷をささげたいと思います。
 御起立願います。
 黙祷。
  〔起立・黙祷〕
○議長(浅井修一郎君) 黙祷を終わります。
 御着席願います。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、9番秋月史成君、26番岸本健君、37番谷口和樹君の3君を指名いたします。
 次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月20日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から12月20日までの19日間と決定いたしました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時2分休憩
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  午前10時59分再開
○議長(浅井修一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 なお、人事委員会から職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会に提出された議案等は、お手元に配付のとおり、議案第226号から議案第249号まで、並びに諮問第1号の計25件であります。
 日程第3、議案第226号から議案第249号まで、並びに諮問第1号を一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 平成28年12月定例会に御参集いただき、厚く御礼申し上げます。
 去る10月27日、三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。
 殿下におかれましては、生前、古代オリエント史の研究に傾注されるとともに、日本トルコ協会の名誉総裁を務められ、両国民相互の理解と友好親善に多大なる御尽力をされるなど、そのお人柄は常に国民の敬慕するところでありました。ここに、県民とともに心から安らかなる御冥福をお祈り申し上げます。
 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、最近の県政の動きや来年度の新政策について御説明申し上げます。
 10月24日にパリで開催された第40回ユネスコ世界遺産委員会の臨時会合において、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録が決定されました。これまで参詣道の調査や再整備に熱心に取り組んでくださった地元の皆様を初め、御支援、御協力をいただいた皆様に、心から感謝を申し上げます。
 県といたしましては、引き続き世界遺産の保全に努めるとともに、世界遺産ブランドを最大限に活用し、本県の持つさまざまな魅力と組み合わせることにより多彩かつ戦略的なプロモーションを展開し、さらなる観光客の誘致に努めてまいりたいと思います。
 次に、世界津波の日についてでございます。
 昨年12月の国連総会による制定後、初めての世界津波の日を迎え、全国各地で津波防災意識の向上に向けたさまざまな取り組みが行われました。
 本県では、政府に提案していた濱口梧陵国際賞が創設されたことを受け、その受賞者をお招きし、記念講演会を和歌山大学で開催したほか、「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」で訪日した世界各国の高校生「若き津波防災大使」と県内高校生が、防災学習を通じた国際交流を図りました。さらには、県内全市町村において地震・津波避難訓練も行ったところです。
 県といたしましては、今後も、世界津波の日制定の意義を国内外に広く発信するとともに、県民の防災意識の一層の向上に努めてまいります。
 次に、国際交流の推進につきましては、11月に県議会や関係の皆様とともにマレーシアと中国を訪問してまいりました。まず、マレーシアでは、県産品の販路拡大と観光客誘致に向けたPR活動を行いました。続いて、中国では、国家旅游局長と会談し、本県への観光客の誘致拡大に向けた協力を依頼するとともに、山東省長とも会談し、友好提携先である山東省との今後の交流について意見交換を行ったところです。今後も、両国とはさまざまな分野での交流を進めてまいります。
 また、外務省飯倉公館において、世界津波の日&わかやま魅力発信セミナーや外務大臣との共催によるレセプションを開催し、本県の持つさまざまな魅力を国内外に強力に発信したところです。
 次に、生涯スポーツの推進につきましては、関西ワールドマスターズゲームズ2021で実施する競技種目のうち、バレーボールなど5競技7種目が本県で実施されることになりました。今後は、第32回全国健康福祉祭──ねんりんピックでございますが──等、マスターズ世代を対象とした全国的な大会を隔年で開催するなど、マスターズスポーツに対する機運の醸成を図ってまいります。
 続きまして、平成29年度新政策の方針につきましては、和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた5つの基本目標の達成に向けて、固定観念にとらわれない大胆な発想を持った施策を積極的に展開してまいります。
 まず、5つの基本目標のうち「安定した雇用を創出する」につきましては、ICT企業のさらなる誘致のため、雇用奨励金制度の拡充や新たな誘致拠点の整備を進めてまいります。また、農作業の省力化や農作物の品質向上を図るため、ロボットなど先端機器の導入を支援するとともに、足腰の強い水産業づくりのため、複数の漁業を営む漁業者や漁業者グループを育成し、経営基盤の強化を図ってまいります。
 次に、本県への「新しい人の流れを創造する」につきましては、わかやま移住・定住大作戦を継続し、地域の仕事を引き継ぐ継業に対し、新たに支援してまいります。また、働く意欲を持った女性や高齢者が仕事につけるよう、本県独自の再就職システムを構築するとともに、女性の採用や登用、継続就業に率先して取り組む企業、団体を組織化し、女性の活躍を応援してまいります。
 次に、「少子化をくい止める」につきましては、妊娠、出産、子育て等に関する相談にワンストップで対応する体制を県内全域で構築するため、市町村の子育て世代包括支援センター設置に対し支援いたします。また、未婚化、晩婚化の流れに歯どめをかけるため、社員の結婚を応援する企業の登録制度を創設するとともに、仕事と子育ての両立のため社員の子育てを積極的に支援する企業、団体を組織化し、子供を安心して産み育てることのできる社会の実現を図ってまいります。
 次に、「安全・安心な暮らしを実現する」につきましては、大規模災害から県民の命を守るため、木造住宅の耐震補助制度を拡充するとともに、戸別訪問により耐震化や家具固定の周知啓発活動を強化いたします。また、医師の診療科偏在を解消するため、小児科、精神科、救急科を専攻する県立医科大学県民医療枠卒業医師への返還免除つき修学資金制度を創設いたします。さらに、生涯にわたり健康を維持するため、全ての県民がさまざまな健康づくりに参加し、楽しく健康増進を図る仕組みを構築してまいります。
 次に、「時代に合った地域をつくる」につきましては、命の道でありチャンスの道である紀伊半島一周高速道路の実現や、県内幹線道路ネットワークの強化を引き続き進めてまいります。また、学力向上や不登校などさまざまな教育課題に取り組むため、地域住民、保護者等が一定の責任と権限を持って学校運営に参画するコミュニティ・スクールを小・中・高等学校に導入いたします。
 今後、これらの施策について、県議会を初め広く県民の皆様から御意見を承りながら、予算編成過程の中で検討を深め、2月議会に関連予算を提案させていただきますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 また、新たな長期総合計画につきましては、県議会や市町村長を初め県民の皆様、さらには県外の有識者からも幅広い御意見や御提案をいただくとともに、これまで新長期総合計画策定本部で徹底した議論を重ねてまいりました。今般、原案を作成し、次の行政改革・基本計画等に関する特別委員会において御説明さしていただきますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 初めに、議案第226号において、一般会計で総額116億2600万円余の補正予算を計上しております。主なものといたしまして、国の経済対策を活用した道路、河川、港湾等の整備や、工業技術センターにおけるオープンラボの整備に要する経費のほか、障害者支援施設等の防犯対策を支援する経費を計上しております。
 続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 議案第228号、第230号、第232号、第233号、第237号、第238号及び第240号は、職員、教育職員、市町村立学校職員及び警察職員について、県人事委員会勧告に基づく給与改定等を行うものであり、議案第234号は、森林環境の保全等に要する経費の財源を確保するため、紀の国森づくり税の適用期間を延長するものです。
 また、議案第235号は、由良港の港湾施設の一部の管理を指定管理者に行わせるもので、議案第239号は、県立伊都高等学校を廃止するものであり、議案第243号は、道路交通法施行令の一部改正に伴い、運転免許関係事務に係る手数料等の額の改定を行うものです。
 次に、議案第244号は建設事業の施行に伴う市町村負担金について、議案第245号は当せん金付証票の発売総額について、議案第246号は県道路線の認定について、議案第247号は訴訟の提起について、議案第248号及び第249号は公の施設に係る指定管理者の指定について、それぞれ議決をお願いするものです。
 最後に、諸報第15号から第17号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告であり、諮問第1号は、退職手当の支給制限処分を不服とする審査請求に対し裁決を行うため、議会に諮問し、意見を求めるものです。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(浅井修一郎君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、報告いたします。
 意見書案の提出がありました。
 お諮りいたします。和議第44号を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 和議第44号「平成29年度地方交付税の総額確保等を求める意見書(案)」を議題といたします。
 案文は、お手元に配付しております。
 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 和議第44号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 この際、永年勤続功労議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
  午前11時15分休憩
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○事務局長(上坊 晃君) ただいまから、永年勤続功労議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。
 まず、議員在職30年以上で表彰を受けられました井出益弘殿。
○議長(浅井修一郎君) 表彰状 井出益弘殿 あなたは和歌山県議会議員として在職30年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成28年10月25日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) 次に、議員在職25年以上で表彰を受けられました冨安民浩殿。
○議長(浅井修一郎君) 表彰状 冨安民浩殿 あなたは和歌山県議会議員として在職25年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成28年10月25日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) 同じく、吉井和視殿。
○議長(浅井修一郎君) 表彰状 吉井和視殿 あなたは和歌山県議会議員として在職25年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成28年10月25日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) 次に、議員在職20年以上で表彰を受けられました長坂隆司殿。
○議長(浅井修一郎君) 表彰状 長坂隆司殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成28年10月25日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) 以上で、表彰状の伝達が終わりました。
 ここで、仁坂知事より御祝辞がございます。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) このたび、30年以上の永年在職議員表彰を受けられました井出益弘議員、25年以上の永年在職議員表彰を受けられました冨安民浩議員、吉井和視議員、20年以上の永年在職議員表彰を受けられました長坂隆司議員に、心からお祝いを申し上げます。
 これまでの長きにわたる議員生活を振り返られ、感慨もひとしおのことと存じます。今日に至るまで、皆様方は、県民の期待と信頼を一身に集める中、さまざまな分野においてすぐれた手腕を発揮され、ふるさと和歌山県発展のため御尽力を賜ってまいりました。長年の御功労に対し感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第でございます。
 和歌山県は、少子高齢化による人口減少や甚大な被害が危惧されている大地震など、さまざまな課題に直面しています。こうした課題に対応するため、和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、あらゆる施策を効果的に展開しております。また、本年は新たな長期総合計画も策定予定であり、課題の解決に全力を尽くすことはもとより、新たな飛躍に向け努力を惜しまず、誰もが将来に希望を持ち、安心して暮らすことのできる社会づくりに引き続き着実に取り組んでいく必要があります。
 豊富な御経験と卓越した御見識をお持ちの皆様方には、健康に十分御留意され、今後ともさらなる県勢発展のため一層お力添えを賜りますようお願い申し上げ、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。
 平成28年12月2日 和歌山県知事仁坂吉伸(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) 引き続きまして、被表彰議員を代表されまして井出益弘議員より御挨拶がございます。
  〔井出益弘君、登壇〕
○井出益弘君 表彰を受けました冨安民浩議員25年以上、吉井和視議員25年以上、長坂隆司議員20年以上、そして私、代表させていただきまして一言御挨拶申し上げます。
 私も30年以上ということで表彰いただいたんですけど、一言で30年と言っても、なかなか長いようで本当に短かったような気がします。一番最初、何をやったかということもちょっとぐらい、何もしてないんじゃないかというお話もなかなかあれですんで、幾つか──短い挨拶ということも注文があったんで。
 一番最初、私は県会の補欠選挙で当選させていただきました。そのときは、北島橋という橋が経済センター──こっちの公園、東急インのあたりの交差点ですね──あの付近あたりまで、ずうっと北島橋が停滞しとった。そういう中で、北島橋の北詰を右折れ車線、鳴滝団地のほうへ行くあそこを140メーター右折れ車線を増設していただき、当時6000万円という予算をつけてもらって、それが初仕事でして、それからたしか停滞はずっと減ったかなと。
 そしてまた、南海橋とか一銭橋と言った橋、和歌山の中心部に北と南を結ぶそれを第二阪和国道の一部で紀の国大橋という橋でかけるという、そういう事業が、私らも今から思うと、何回言うてもなかなかかからん「難解橋」やと議場で私が演説やると、やじが飛んでくるのが何回かあったんですけど、幾つか目標が達成。
 そしてまた、私の出身地でありますかつらぎ町、花園村からも、橋本へ行くトンネルがあれば命も助かるんじゃないか、橋本市民病院とか県立医大の紀北分院へ行くのに冬場に雪が降ったら、もう下というか通れないから。
 そんなことがあったのが、今から思いますと本当に知事や先輩・同僚議員の皆さんのおかげでいろんなことも皆さんと一緒にやらしていただいてきたなあと。
 しかし、今から思いますと、やはり私は花園村というところが出身ですんで、本当に9期、9回も当選状をもらうに至っては、後援会の皆さん、あるいは周りの皆さんに大変恵まれた、運がよかったなあと、いい人に恵まれてきたなと、そのおかげだと大変感謝しております。
 これからも、あと和歌山県としても防災とか震災対策、それから高齢者とか、がんの治療を大変皆心配しております、がん患者が和歌山は多いということで。それから、道路の問題、大変最近は道路も京奈和とか第二阪和、あるいは紀南のほうへの道路も、高速道路初めいろんな幹線道路がよくなってきておりますけど、まだまだ完成に至ってなくて途中のものがたくさんあります。あと、教育とか文化とか道徳の問題、治安の問題、いろんなことがまだ途中で、もっと頑張ってやらないかんなと私も思っております。これは、冨安議員、吉井議員、長坂議員も同じだと思います。
 どうか今後とも、先輩・同僚の議員の皆さん初め、知事、そしてまた当局の関係の皆さん初め、いろいろ御指導、御鞭撻いただいて、しっかり県民の代表の1人として働かしていただきたいと思います。
 どうぞ、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)
○事務局長(上坊 晃君) これをもちまして、表彰状の伝達式を終わります。
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  午前11時28分再開
○議長(浅井修一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、新任者を御紹介申し上げます。
 まず、9月28日、教育委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました竹山早穂君を御紹介申し上げます。
 教育委員竹山早穂君。
  〔竹山早穂君、登壇〕
○教育委員(竹山早穂君) さきの9月の県議会におきまして皆様方の御同意をいただきまして、10月16日、教育委員会の教育委員に再任いたしました竹山早穂でございます。
 もとより微力ではございますが、和歌山県の教育発展のため、引き続き職務を果たしてまいりたいと考えてございます。
 どうか、これからも御指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 次に、9月28日、教育委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました沼井健次君を御紹介申し上げます。
 教育委員沼井健次君。
  〔沼井健次君、登壇〕
○教育委員(沼井健次君) さきの9月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、10月16日、教育委員会の委員に就任いたしました沼井健次でございます。
 もとより微力でございますが、和歌山県の教育発展のため職務を果たしてまいりたいと考えてございます。
 何とぞ、御指導賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) 次に、9月28日、公安委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました溝端莊悟君を御紹介申し上げます。
 公安委員溝端莊悟君。
  〔溝端莊悟君、登壇〕
○公安委員(溝端莊悟君) 去る10月16日付で和歌山県公安委員会委員に再任されました溝端莊悟でございます。
 治安情勢は依然厳しい中、微力ではございますが、決意を新たにして公安委員としての職務に精進する所存でございます。
 県議会の皆様方には、これまでにも増して公安委員会に対する温かい御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
 まことに簡単ではございますが、再任に当たっての御挨拶とさしていただきます。(拍手)
○議長(浅井修一郎君) お諮りいたします。12月5日から8日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浅井修一郎君) 御異議なしと認めます。よって、12月5日から8日までは休会とすることに決定いたしました。
 次会は12月9日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午前11時33分散会

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